稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

盛夏の渓流 ヒグラシに送られ

2017年08月02日 | トラウト
 先日、宝塚で子どもがヤマカガシにかまれ、一時意識不明のニュース。

 恥ずかしながら、ぼくはヤマカガシなるヘビに毒があるとは知らなかった。

 このヘビ、渓流や田んぼに多いそうだ。

 そういえば、半月ほど前、釣りをしていたときヘビに遭遇。
 ヘビはカッと口を開け、こちらを威嚇の姿勢。

 ぼくは石を投げ、退散させた。
 緑がかったヘビだった。

 あれはアオダイショウというやつだったんだろうか?

 先のニュースでは、その子どもはヘビをリュックに詰めたり出したり。
 ヘビも必死の抵抗だったのだろう。

 へたにちょっかいを出さないことだ。

 さて、その渓流、今日も木蔭に入ると涼しい。

     

 けれども釣れるのは小さいのばかり。

     

 そういえば、釣友 椿さんも先日のメールでそれを嘆いていた。

 で、思い切って下流側に転じた。

 ここは同じ笙の川水系の支流ながら魚影の薄いところ。

 それでも、ひとまわり大きいのが顔を出してくれた。

     

 急にいやなにおい。
 あたりを見回したが何も目に入らない。

 おそらく動物の死骸なのだろう。
 前に鹿の死骸に遭遇したとき、こんな臭いがした。

 陽が傾いてきた。
 ヒグラシの大合唱が始まった。

 これを耳にすると急にわびしくなり、「帰ろう」という気に。

 最後に今日一番の重たいヤマメ。

     

 サイズはそれほどではないが、体高がすごい。

 瀬の掘れ込んだあたりに潜んでいた。

     

 ヒグラシの鳴き声。
 その降りしきるような渓流をあとに車へ。

 本日 水温 21℃
     ヤマメ 13匹(12~23cm)
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