先日、核ゴミの最終処分地を決めるにあたっての基礎資料
「科学的特性マップ」なるものが資源エネルギー庁から発表された。
候補となりうるところは広大で、今すぐどこかが・・・というものではない。
ただ、仮に最終処分地が決まったとして、放射線を出す能力が
安全なレベルに落ち着くまでに数万年から10万年もかかるというこのやっかいな代物。
そんな超長期にわたって地下300メートルより深いところで
安全に眠り続けてくれるのだろうかという疑問は消えない。
ぼくの知る限りでは、これまでどこかの市町村が受け入れに名乗りをあげてはいた。
しかし地元住民の猛烈な反対で頓挫したことは記憶にまだ新しい。
世界でも処分地が決まっているのはフィンランドとスウェーデンの二国だけだと聞く。
おそらく日本では永遠にまとまらないのではないだろうか。
沖縄での基地工事に関して政府が見せた強硬姿勢。
これは伝統的な対米関係に配慮してのことだ。
が、核のゴミの最終処分地問題については、その解決を政府に強いる力は働かないだろう。
ということは、今回のマップの公表も、政府の努力姿勢を示す以上のものではなかろう。
いわゆる「パフォーマンス」、そんな気がしてくるのだ。
となれば、政権から政権へ無限の申し送りとなるしかない。
ぼくは改めて思う。
無害化を技術的に解決できないのなら、やはり脱原発に舵を切るしかないのでは、と。
原発で安い電力というのは違う。
福島の事故はもちろん、最終処分地問題も含め、原発関連の代償はとてつもなく大きい。
それはコストの問題だけにとどまらず、ぼくらの生命そのものにかかわっている。
刻々生み出されている核のゴミ。
現状はぼくらの知る以上に深刻なのかもしれない。
そう思えばなおさらだ。
「科学的特性マップ」なるものが資源エネルギー庁から発表された。
候補となりうるところは広大で、今すぐどこかが・・・というものではない。
ただ、仮に最終処分地が決まったとして、放射線を出す能力が
安全なレベルに落ち着くまでに数万年から10万年もかかるというこのやっかいな代物。
そんな超長期にわたって地下300メートルより深いところで
安全に眠り続けてくれるのだろうかという疑問は消えない。
ぼくの知る限りでは、これまでどこかの市町村が受け入れに名乗りをあげてはいた。
しかし地元住民の猛烈な反対で頓挫したことは記憶にまだ新しい。
世界でも処分地が決まっているのはフィンランドとスウェーデンの二国だけだと聞く。
おそらく日本では永遠にまとまらないのではないだろうか。
沖縄での基地工事に関して政府が見せた強硬姿勢。
これは伝統的な対米関係に配慮してのことだ。
が、核のゴミの最終処分地問題については、その解決を政府に強いる力は働かないだろう。
ということは、今回のマップの公表も、政府の努力姿勢を示す以上のものではなかろう。
いわゆる「パフォーマンス」、そんな気がしてくるのだ。
となれば、政権から政権へ無限の申し送りとなるしかない。
ぼくは改めて思う。
無害化を技術的に解決できないのなら、やはり脱原発に舵を切るしかないのでは、と。
原発で安い電力というのは違う。
福島の事故はもちろん、最終処分地問題も含め、原発関連の代償はとてつもなく大きい。
それはコストの問題だけにとどまらず、ぼくらの生命そのものにかかわっている。
刻々生み出されている核のゴミ。
現状はぼくらの知る以上に深刻なのかもしれない。
そう思えばなおさらだ。
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