稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

吉田神社の節分祭

2012年02月04日 | 日々
 節分。京都市内では有名な吉田神社。
 ここで夜11時から火炉祭(かろさい)がある。
 話には聞いていたが、『どんなもんか』と見に行くことに。

 夜も遅いので人も少なかろう、露店も閉まっているのでは・・・などと思っていたが、まったく違う。
 近隣の有料駐車場は順番待ち、参道は行き交う人でごった返し、露店はこうこう。



 やっと京都大学通用門前に到着。
 吉田神社で京大合格祈願をすると必ず落ちる!という話があるらしい。



 石段を登る。そして吉田山の大元宮へ。
 すごい人だ。



 参拝も順番待ち。



 10時半、火炉祭のある境内へ。
 準備は着々、昨年のお札類が積み上げられていく。
 みんな続々境内に集合。



 午後11時、火炉を囲んでびっしりの人。
 点火。
 熱い。
 消防隊が火炉周辺に散った火を消しに回る。


 
 火の勢いが落ち着く。
 混雑を避けてぼくらは帰路に。
 まだまだ大勢の人が石段を上ってくる。



 が、こうした伝統行事。 
 さぞやじいさん、ばあさんでいっぱいかと思っていたら、圧倒的に若い人が多い。集まり来る人は何を求めているのだろう。
 一種のイベント感覚なのか。
 そう思えば、ぼくらの身辺の宗教行事。その多くはそうした感覚に支えられているのかも知れない。
コメント
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