よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

たけのこ後半戦。

2012年05月21日 | 自営業




やっぱり間伐したところは今年"出"が違う。
ミサイルが地面から突き出している感じ。


たけのこ掘りも一番の盛りを過ぎ、形が変わってきた。
九州などの「はしり」が入荷すると、その姿は相撲取りのようにどっしりとしている。

ウチでも生で売るのは、そんな肉厚でウマそうなもののみ。


中盤を過ぎ、二番、三番になってくると丈はひょろっとしたものが多くなってくる。
味が落ちる、というのではないけれど、やっぱり九州や京都のような「地域ブランド」にするには、
形にもこだわりたいと思う。

なので形が変わってきたら、ウチでは加工し茹でて商品にする。



いくら掘っても掘っても追いつかないほどの今年。
カミさんが掘っても30分でコンテナ3つ。
私が本気を出すと30分でコンテナ10コはいく。

それでもまったく減った気がしない、今年の豊作状況。


これから徐々に、筍の根っこに虫が入ってくる。そしたら筍も終盤。

それまでに、どこまで出来るかが勝負!



世の中女だ。

2012年05月20日 | 


ツツジが満開です。

ウチの庭には結構花が咲きます。名前の知らないのもあります。

生前、今は亡き本物のよっちゃんが暇さえあれば花を植えたり、庭をよくいじってました。その時からです。
なので、何か花が咲くと母ちゃんを思い出します。

親父とよっちゃんは兼業農家だったので、毎日勤めに出て、
帰ってからや土日に農作業という日々でした。

忙しかったのもあるし親父も関白王だったので、中々お茶のみしたり出かけたりが出来なかった。
そんな時、きっと庭をいじってたんだろうなーと思います。


南三陸へ戻らずに近所に住み、ウチを手伝ってくれているタカちゃん。
殺風景だった借家。けど尋ねる度に、畑や花壇がキレイにされ花が増えていっています。

先日、我が家で仕事の合間の一服時にそんな話をしたら、

「私ね、基本的に庭とか畑に居るの好きなの。
 花いっぱい植えてるのはね、それだけじゃなくって、
 近い将来義父や義母が寝たきりになったら、きっとその世話で家から出れなくなる。
 だからその時の自分のために、庭に目をやれば癒されるように今のうちに植えとくんだよ!」

また、ものすごく自分の母親に重なりました。
たかチャン、初めて会った時にも「よっちゃんに雰囲気が似てるなぁー」と一発で惚れ込んだんです。


女の人はすごい。強い。デカい。って思います。
男ってそういうのでは動けないもんね。たぶん。

世の中女が作ってるなー。

女の人はすげー!

思う。

2012年05月19日 | 自営業






迷った末に選んだ、カミさん専用、という位の管理機が届く。

耕運機みたいにうるさいのかと思ったら、今のって静かなんですね~。

なんというのか、音が大きい=力がある、みたいな感覚は古いのかなぁ。




先日久しぶりに仙台に泊まりました。

朝飯が洋食バイキングだったんです。

取ったのは、パン、フルーツ、野菜サラダ、ヨーグルト、…。。。

爽やかに外の景色を眺めながら頂きましたが、

やっぱりもの足りなくって。昼飯は和食でガッツリ大盛りご飯を食いました。


イイ悪いじゃなくって、好みの話だけれど、

食うもんだけじゃなく、なんとなく世の中全体が「そういう感じ」なのかなーと思いました。

あっさり、しずか、平穏、小奇麗、…毎度のことでうまく表現できませんが、

ゴツゴツした感覚が無くなってるというのか、それを無くす方向でマルーくなってる気がする。


そんな事を感じました。



最近、カミさんが狂うほど好きなミスチルが全ての作業のBGMに。
聞けば聞くほど、私もハマり、今はすっかりと切ない気分になってます。。。。
なんででしょう。





食の現実。

2012年05月18日 | 自営業


久しぶりのホテル泊。たまにはいいっす

そして本当に久しぶりにカミさんのお買い物に付き合い、
あっちの店にフラリ、こっちの店にフラリと見物してきました。
天気は悪かったけれど、仕事頭半分でのんびりと。


そして,通りすがりにKALDIを発見したので早速偵察(?)に。

初心を忘れず、テンションをリセットしてお客さん気分で入店。
入った瞬間、漂ってくるコーヒーの心地いいかおりに気分上々になり、奥のほうへ。。
(う~ん、やっぱりいい。こんな店に"よっちゃんなんばん"並べられたらなぁ~)
というあの頃の野望を思い出しながら調味料コーナーまで辿り着き物色。。



すると…お~~!!!!発見っ!!!!

とニンマリ 

なんどもなんども往復してみたり、
棚の前面ギリギリに前だししてみたり、
他のお客さんが来るとちゃんと目に止まってくれるかなぁと、明子ネエちゃんのように端っこからジーっと見てみたり。。

堪能して参りました

ちょっとずつでもいいから、売れてくれるとうれしいなーと思っています。

県内県外限らず、置いてもらっているお店のほとんどが、
私からすると「えれーオシャレだなぁ!」というところが多いのです。
だからね、なんというのか、
一生懸命やってんのは自信持って間違いないんだけれど、
その、置いてもらってる店の空気感というのと生産者のこっち側とギャップがある感じがして

(いいのかなー)

と、こっはずかしい感じがしたり、

(やったぜ!うれしーなー)

と、悦に入ってみたり。

ドキドキです。
これも楽しみのひとつなんですけれども。。




夕方、コラボパンを作ってくれている三本木・青い虹に井上さんを尋ねました。



いっつも開店前に商品を受け取っていくので、ちゃんとパンが並ぶところを見たかった。
どれもうまそ~で(うまいんですけれど実際)、最近お気に入りのシナモンロール、チョコクロ、フォカッチャを購入。

そしてコラボの打合せ、というか色々。

来週の朝市ネットには新しいのを出します
ヒントはコレ↓↓↓


お楽しみに~~!

井上さん腕はもちろんなんですが、
好奇心も旺盛で次々アイデアが溢れてくるので話していると面白いのです。



んでもって色々話していると、原発の話題に。

原発の事故の影響でもっとも深刻なのは「食」だと思う。
人が生きるための衣・食・住で一番大事なもの。

その食べるものを作り出す「現場」が、特に今年に入ってからどれほど影響を受け、
どれほど混乱しているか。。。

テレビを見ると再稼働に関しての節電だぁ、規制だぁのと報じてるけれど、
しょせんはテレビの中だなぁと感じる。現実感がないなーと。



電気が不足するのは不便だけど人は死なない。食うもんが無かった死ぬよ。


そういう事のような気がする。



震災の事もそうだけれど、
3・11があって「人が生きるということ」を私も含めて根っこから考えるキッカケがあったのは確か。かなりの人が考えているはず。

…なのに…  と思っちゃう。

ニュースとかを見ていても、一見連続性があるように見えるけれど、
日をおうごとに、現地の現実や状況と、報じられるものがモノのみごとに噛み合わず、
いつかみた日体大の「集団行動」のようにぶつかりそうで、ぶつからない感じ。

経済の中心が東京にあるのはわかる。

が、

「人が生きる」という事の根本はどこにあるのか、そこをもうちょっとね、という気がしてならない。













ねの吉と呑む。

2012年05月17日 | 休息・・



夜にねの吉・星野さんと待ち合わせ。
おさかな王子のお店にはじめて行きました。

魚屋そのまんまの外観から素晴らしく、
魚箱の内装も渋く、「競り」も体感出来ることをイベントがあったり。
全般的におさかな王子津田くんらしさを感じる粋なお店でした!


星野さんとも初めてゆっくりコッテリ話しましたが、
感覚や、今後の考え方も似ていて、おもしろい話が出来ました!
やっぱり骨太な、大した人でした!

帰り、ひさしぶりにラーメンでしめました!
邪道と知りつつ美味しく頂き、替え玉もやっちゃいました。


ちょっと、飲み過ぎた。わたしにしては。。。