よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

よっちゃんちのNEWスタッフ確定!?

2012年05月26日 | 


予定が変更になり、ずいぶんと慌ただしかった一日。

朝いちでタカちゃんから電話。
「今日仕事に行ってもいいですかぁ!? 3人なんだけど!」
と連絡を頂き、一度リセットしかけた身体にムチを打ち再起動!

来週、入院していたおじいさんが退院の予定でしばらくタカちゃん来れないかもしれない。
で、もし良かったら娘を…。。
という話だったし働こうといってるんだから、よろこんで働いていただこうじゃなぁいか!

で、先日東京から戻って合宿免許取り立てホヤホヤの娘ちゃん、ノンちゃん登場。



さっすがに手数ですね、数千本!(親父もよくわかんないくらい大量)の菊の定植あっという間。
ノンちゃんも親譲りで一生懸命でした。きっと今晩は筋肉痛でしょうけど(笑)


合間を見ては声を掛け、
「どう? 農家仕事は平気!?」
と尋ねると
「楽しいですね~♡」

と言ってくれたので、
「じゃ、来週からしばらく来てみる?」
と行ってみると、
「いいんですかぁ~!!?」

で、決定。
カミさんに聞いてもハキハキと答えるし元気だし気も合うし!いいねぇ!
というので、
「んじゃ、弟子を作ろう!」
ということになりました。


物事そんなもんです。

もーず~~っと忙しくって頭も身体もパンクしそうなので、本当に助かる!



よし!俺は少し立ち位置をかえて行こう!





登ってみたメル。

つながった手。

2012年05月25日 | 復興プロジェクト


ここからが勝負。

さっき四万十ドラマ畦地さんからお電話を頂く。

本日博多で講演をされていて、

その懇親会で出会った方、向うで素麺製造をされてる方が、
復興支援南三陸に関わりを持っていて、先日のGWに直接南三陸を訪れてくれたらしいのです。

そして帰りの仙台空港で海の手山の手ネットワーク製作のお酒が入った新聞バック(きっと一ノ蔵さんが使ってくれているもの)を見て
「これはイイ! うちの素麺を入れたい!」
と気に入ってくれたそうで、そんな声をかけられて畦地さんもうれしくなり電話をしよー!という事になったみたいです。
震災以降、九州とのご縁が特に顕著。また新たな繋がりができそうです。



また、震災以降ずっとお世話になってきた埼玉県日高市の「東北応援隊」。
先日もイベントで海山商品を扱って頂きましたが、
巡り巡って別ルートで東北村とも繋がって、
やっぱり繋がるべくして繋がるもんだと「御縁」を感じます。

そんな繋がりをうれしがる段階はそろそろ超えて、次のステップを目指す時期。

四万十ではないけれど、沢山の考え方をミックスアップしてレベルを上げる段階。


今、ソーシャルな繋がり方はたくさん出てきていて、それはそれで意味があると思う。
それを経て、次の段階を目指すのにどーしよーかと迷ってきました。
地元の道の駅においても後輩ががんばっていて、その盛り上がりをどこにつなげるか、
どうつなげるのか、その場所を模索してきたけれど、やっぱり核の母体は海山かと思い至りました。

海山をゲートに、沢山の往来が発生するように奮起します。






朝夕ネットの定期市。

2012年05月24日 | 農家ブランド

昨夜は久しぶりに3時間睡眠。ちょっと効きましたねー





今日こそは朝夕ネットの定期市でした。。(先週だと思って準備&失敗したもんで





今日はコラボ企画の新商品バンプーカレーパン(三本木・青い虹井上さん命名)デビューしました!

ウチのよっちゃんなんばんが入っています。


いつもの市民広場と違い、第二会場(トイレ周辺)だったのでどーかと思いましたが、
なんばんみそチーズと共にめでたく完売しましたー!

昨夕掘ってすぐに薪茹でした筍水煮も大好評!
流通を経由して時間経ったものとの違いは食べてもらえばわかるので、
よっちゃんなんばんを付けて試食。この相乗効果は良かったです

そしてまだウォッチン効果も漂いつつ、
ボケーッと睡魔に襲われることなく忙しく過ごさせて頂きました。

なんだか最近、よっちゃんブースへのお客さんの滞留時間が長くなってきました。
せっかくなのでもっとディープに、野外テントだけど「よっちゃん喫茶コーナーでも作るか!?」とカミさんと検討中です(笑)



先日訪ねてくれたねの吉星野さんの言葉が耳に残ります。

「営業が必要な商品は、言い換えれば"売る努力をしなければならない商品"。
 作り手ならば作る過程・姿勢そのものが営業なんだよね。それで"求めて買いに来てくれる"商品が本物だ。」


朝、コラボパンを作ってくれている青い虹・井上さんとも同じような話をしました。
彼女も昔は仙台でもかなり有名な腕の持ち主で、今は田舎に戻り大崎でパン屋をやっている。

「もちろん状況、もあるけれど、いつか商売上で大きく舵を切る転換期が来るよー!
                   そろそろ考えてもいいんじゃないのぉ~!?」



場所は関係ない!
というレベルを目指し、今はコツコツと日々学ぶ毎日です。




お隣、名取の三浦くんが「里親募集」でうさぎを3羽連れてきました。
かなり、迷ってしまいました。。。
ヒクヒクと動く鼻が、とってもめんこいんだものぉ~

けど…断念。。

三浦くん、来月も連れてくるそうです。
興味ある方ぜひ!グラっときますよ!


 



海の手山の手ネットワーク会議。

2012年05月23日 | 復興プロジェクト

一日中あれやこれやとてんてこ舞いに過ごし、夕方から海山会議。
深夜一時まで続きました。



震災から立ち上がった海の手山の手ネットワーク。
主導する4人は、私、佐藤農場の宗一さん、もちと花きの曽木さん、NPOで地域づくりをする小玉さん。

昨年はとにかく、出会った海の手沿岸部に仕事をとそれぞれの生業への雇用を始め、
沢山の方々に頂いた材料で新聞バック、布小物製作の仕事を作り、それぞれのルートや頂いた話で販売をする、
という「支援」がメインでやって来ました。

一年が経ち、被災地としての現状はまだまだ。
復興への道筋は見えない。
けれども取り巻く状況は変わっていき、外との意識差は広がるばかり。

その中で、我々自身も必死にならなければならない上の「支援」重視を考えるのは難しい。

これはわかっていたことでもあるし、昨年来ずっと考え続けてきたこと。

曽木さんはいう。
「震災の時にここは丸々一週間、電気が止まった。ガソリンも無かった。
 こんなに便利な世の中で、全国的に同じだけ停電した、という状況があったなら"今の世の中"はもうちょっと違った動きがあったはず。」

だからこそ、発想したのかもしれない「出来ることは…手仕事だ」と。

それは私にとっては前からやってきたことで、これからも変わらない私の、この地域の価値だと思っている。

新聞バックで出会った四万十の畦地社長と初対面の時にすぐに共感した「これからは田舎。地方が面白くないとダメだ」
にも通ずることで、震災だから出来たことでもあるし、また普遍的な価値を持つものに昇華させる任務が、これからの地方に求められるのだと思う。



で、今から海山はどう動くのかをみんなで考えました。
私の頭にあることを全て、時間をかけて説明しました。

組織としての考え方。
モノ(商品)を最終出力にする商売を最終目的にしつつ、
そこには海の手沿岸部との縁もあり、それはお金では計れない価値があります。
それをキチンと形に落とし、外部に発信する地域と外とのパイプ役の面も持ち合わせている。

営利とソーシャルな部分の共存が海山の面白さでもあり、可能性でもある。


そして手法。

目を向ければこの一年間で本当に沢山の新たな御縁を頂き、またそれまでのご縁も結びつきが強くなりました。

そんな外との繋がりや力を地元に落としこむ。
また、それを循環させ、地域の活性化、進化して逆に外に対して主体性のある動きをどんどん作るためにはどうするか?

答えは「教室」(仮称)をやろう!! に、私は行き着きました。

これまでメンバーがそれぞれ拡散してきたものを、ここでギュッと絞り込む。ここが一番の肝。
そしてそれを教室に参加したすべての人で共有し形にする。もっとギュギュっと絞り込む、、、で、ビヨ~ンとバネが伸びて飛び跳ねる!

支援が偏ったバランスでは継続出来ないように、やはり「価値の共有」は大前提で、
外から繋がってくれる人も地域の考え方もミックス出来る場所、空間は絶対に必要不可欠で、
それが無いと新しいモノは生み出せないというのが私の考えです。

よく地域が変わる第一歩は、外部からの交流人口が増えることでというのはよく聞く話ですが、
そこを意識的に作っていくのが海山の教室の役割だと思っています。


そこで同じ土俵から積み上げるベース(空間)を構築し、その教室の運営を事業の軸にしてはどうか。方向として。


東北村も似たようなコンセプトですが、やっぱりそこに行き着く「過程」にもうワンクッション必要な気がするし、
この地域でそのローカルオブローカルスタンダードを積み上げる、集約する場を担う一つが海山であっていい。


それだけの活動であったし、それだけのご縁がある!(自信をもって)
それを活かさないのはもったいない。抱え込むのは多いほうが、形にしやすいし。


その辺りを整理しつつ、今日はお開きにしました。
具体案は次回までの課題です。


関わって頂いている皆様、今後共どうぞよろしくお願い致します。



雨が降るまで。雨が降ったら。

2012年05月22日 | 自営業




予報の「雨」が振り出す前に!と慌てた一日。

今年、親父が「加工用トマト」をやる、というので、
ま、とうがらしと相性もいいし、加工でおもしろいものができるかもしれない、と定植を手伝う。

午後はとうがらし畑のマルチ張りを。こちらは管理機が不慣れで苦戦したが、
やっているうちに通りかかった近所の人にアドバイス頂きながら予定通り。


お昼にはねの吉星野さんがやってきた。
ウジエ岩出山店の視察方々寄ってくれました。
わざわざ来てもらったし、もっとゆっくりとお構いしたかった。
加工場を見てもらったり、お互いの作業風景の話は面白かった。
お互い「あるもの工夫して使ってかなり地味にコツコツ」やってますね(笑)
でもそれでいい!
無理して設備に金使うなら、元気のいい、生業にプラスになる人雇った方が、
人に投資した方がいいもん。


星野さんは私と違って農家とかではないけれど、
モノづくりを商売に、という部分では重なる部分も多くその姿勢には学ぶものが多い。
会ったのは2年ほど前で、話したのなんて数える程しかないけど、なんだか前から知ってるような
そんな空気をまとったアニキです。


昼は私も久々でしたが、岩出山の行列のできるラーメンや「いろは」で。
やっぱろ特製はうまがった!最高でした。




夕方からは加工場にて茹でタケノコの加工。
今日のは鮮度はいいけれど、日に当ててしまったので色が悪い。
ので、ひたすらトントン刻み真空殺菌し保管用に。
こうしとけばいつでも加工に使えるし。



このところ本当にありがたい事に、あちこちから引き合いの電話が絶えません。
ねの吉アニキにも築地を紹介して頂き、他日枚に次々と取引希望の電話が。
話して怪しいのはもちろん受けませんが、うれしいことです。
KALDIも追加、再びGAIAも追加で、今月は白衣とツナギを着っぱなしで終わりそう。
ますます時間が詰まって来た!
とにかく丈夫にに乗り切ろう!