よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

多面性のある発信。

2012年05月30日 | 農家ブランド


二日間の仙山交流味祭最終日。

報道効果の恩恵をたっぷり頂き、朝からラッシュラッシュ

昨日買って美味しかったというお客さんも結構来てくれて、
いろんな意味で出て良かった!と久々ニッコリのイベント。

そんな忙しさはミッちゃんノンちゃん2枚看板にお任せし、
よっちゃんは別動で雑誌の取材の話を頂いたので対応、そして商談など。。。。



そして夜。

東北村のTさん、Mくんと打ち上げ。
Mくん御用達のオサレなカフェ「forsta」にて。。。
本場インド仕込みのカレーを始め、料理が絶品でした!



東北村の今後にアイデアの妄想タネだし合戦。

これから何を作り出せるか?作り出すのか?

お客さんである村民になにを提案していくのか?

東北村も"作り手"が集う舞台であり、それぞれが仕事の一つとして関わる以上、
ビシネス目線の「ならでは」要素は必須。

必須ではあるけれど最後でいい、と私は思う。

先日ここにも書いたけれど、お金で始まる事業はそれに尽きてしまう。どうしても。

今回の震災で言えば数々の復興プロジェクトが始まってはすぐ終わってしまうのも、そこに原因がある気がする。

私は幸せだ、と思える一つに、今日のようなイベント出店する際のお客さんとの一言目に思うところがある。

売るだけなら

「いらっしゃいませ」

が始まり。

けど、ここ最近は

「こんにちは~!」

と始まり世間話に発展、が多い。これはありがたい関係性だと思う。

つまりは人と人。
商品は入り口でもあり出口でもある。
お客さんとしての立場と売る側としての立場。
そこに、立場を超え「人と人」としての共有価値が作れるかどうか。

東北村も、これからの海山ネットの在り方もそうだけれど、
全国から沢山の声を頂いて、今後俺らはどうするか。

ある意味東北村でも海山ネットでも、ビシネスとして割りきっての商品づくりはそう難しくはない。
けれど、売買以上の価値を作れなければ一過性で終わる。そう思う。

それが俺らの答えなの!? それは違うと思う。
人や土地、そして想い入れなど、一見してわかりにくいものが、生まれる商品の多面的な価値になり、拡がりにもなる。
私にしてもこのブログは、よっちゃんの一つの価値提案だと思って、県庁職員Y田さんにも刺激され、心を入れ替えて今年は毎日書くようにしてます。
商売用だけではなく、出来るだけ素に近い気持ちで。

一年365日書けば、それだけで365のよっちゃんへのゲートが出来る。
文章としての完成度は別にして、一つの入り口より、読めば読むほど、
私の商品や、想いや、風景など多面性が出て立体的に知ってもらえるんじゃないか。。そんな気持ちです。
それによって離れる人は居ていいし、認めてもらえればうれしい。


絆って言葉を、当地の自分たちが単なる流行語にしちゃったら終わりです。


ある意味では数字に表せない以上ビシネスよりも難しいその価値観をいかに提案し、形にするか。
けれど、それが作れれば数字は後からきっとついてくる。ほとんど確信に近いものがある。



そんな事を語り合い、男泣きしためんどくさい夜(笑)







傍らで女性陣は言う「男ってめんどくさっ!」と。ほほえみながら。。。。。。