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 東野としひろ活動NEWS

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3月定例会、活発な議案討論

2021-03-27 06:10:54 | 市議会活動
 3月24日(水)、3月定例会本会議が再開され、議案審査を行ってきた3常任委員会の委員長報告が行われ、その後質疑・討論・採決が行われました。
 市行政から提案されていた議案は、4議案は賛成多数で、そのほかの議案は全員賛成で可決されました。討論も活発で、賛成討論・反対討論で登壇された議員は、延べで21人でした。
 私は予算常任委員長として、委員会審査報告を行いました。膨大な量の委員長報告で、40分近くかかりました。途中で、少し疲れました。
討論では、「議案第4号西脇市人権施策推進審議会条例の制定について」反対をしました。何故反対したのかを、討論を紹介します。
 
 第4号「西脇市人権施策推進審議会条例の制定について」

 議案第4号について反対の立場で討論をします。
 今回の条例提案は、「人権に関する施策の総合的な推進を図るため、審議会を設置する。」とあります。
 西脇市行政が、全ての西脇市民の人権を大切にする施策を行うことはもちろん大切です。西脇市民の皆さんが、自分の人権とともに他者の人権を大切にする人権意識を高めることも大切だと考えます。
 現在、生活格差が広がる中で、子どもたちの人権、女性の人権、外国人労働者を始め、弱い立場の方々の人権侵害が大きくなってきています。
また、セクシュアルマイノリティ(LGBT)や新型コロナ感染者や家族に対する人権侵害など、新しい人権課題も出てきています。
 その上で、今条例に私が何故反対するのかを述べたいと思います。
 私は、今回の条例提案を受け、今なぜ人権施策推進審議会をつくる必要性があるのか理解できませんし、私が日頃人権問題で危惧することを感じました。提案説明に差別や同和問題をはじめとする人権課題という説明があり、西脇市において基本的に解決されている差別や同和問題を最初の人権課題に入れていることに驚きを禁じえませんでした。
 近年、周辺自治体において、『差別の解消の推進に関する条例』が制定されています。その際、審議会からと答申が出たことを理由にされています。
 旧黒田庄町では、運動団体により同和問題で町政が混乱したことがあり、人権の名前で町民の人権が侵害されたことがあります。合併協議会においても、このことは議論され、理解されてきたことでした。
 私が今回の条例制定に反対をするのは、新しくできる人権施策推進審議会が運動団体によって意見が左右され、『差別の解消の推進に関する条例』の制定につながることにならないか、強く危惧するからです。
 以上、反対討論といたします。
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