10月2日(水)、第101回臨時会が開催されました。
臨時会の議案は、11月17日(日)に行われる兵庫県知事選挙に関する一般会計補正予算でした。補正の内容は、県支出金21,513千円を受け入れ、知事選挙費21,513千円を支出するものです。選挙費の内訳は、職員人件費616千円、職員時間外手当7,804千円、投票立会人等の報酬費1,137千円、ポスター掲示場作成業務等委託料2,632千円などです。
兵庫県知事選挙は、10月31日告示、11月17日投開票で行われます。国政の衆議院選挙は、10月15日告示、10月27日投開票で行われる予定です。選挙事務を担当する選挙管理委員会事務局は大変忙しくなると思います。西脇市選挙管理委員会事務局を覗くと、会計年度任用職員が増員され、職員の皆さんは忙しく働かれていました。
今回の県知事選挙は、斎藤前知事が県議会において全員一致での不信任決議を受けて失職により行われます。公益通報制度を理解せず、通報者の人権が守られない中で、有能な県職員が亡くなられました。県職員が2人も亡くなられる中で、トップとして自責の言葉がないのが残念で仕方がありません。
兵庫県知事は、これまで中央官僚の天下りのような方々が就任されてきました。全国から注目の的になった今回の県政の混乱に、多くの県民は心を痛め、子どもたちに説明のできない大きな失望を与えました。
私は今回の事件を受け、中央官僚や国会議員ではなく、県政のことがわかり、県民の目線に立って、県職員と力を合わせて頑張ってくれる方こそ、県知事に就任していただきたいと強く思っています。