『岡本昇木工展』

　西脇市旧來住家住宅を会場に、岡本昇さんが初めて木工展開催されるというのを聞き、楽しみに観に行ってきました。



　岡本さんは、黒田庄町を代表する農家の方です。特に、岡本さんが栽培される里芋は有名で、都市部の方々からも注文があります。私が、黒田庄町長の時、大阪の物産展へ毎年ご一緒したこと懐かしく思い出されます。
　岡本さんは、今年90歳になる記念にと初めて木工展を開催されることにしたそうです。
　岡本さんは、農業を営まれるかたわら、木工の作品づくりに取り組まれてきたそうです。木工作品の材料は、山や川などで拾ってきた流木や、松、柿の根っこなどです。



　その材料をもとにイメージを膨らませ、大小さまざまな木工作品を作られています。会場に展示された木工品を見ると、素材を活かした素晴らしい作品ばかりでした。職人の技を思わせる作品だと感じました。
　岡本さんは、77歳の喜寿の年の記念に作品を作り、25名の同級生に贈られました。そして、88歳の米寿の年の記念に18名になった同級生に、記念の作品を贈られたそうです。



　90歳になられた今も、岡本さんは大変元気です。これからも健康には十分気を付けられ、農業に、木工作品づくりに頑張っていただきたいと願っています。
　『岡本昇木工展』は、4月17日（土）～29日（木・祝）の期間です。ぜひ、多くの方に観ていただきたいと思います。