東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

喜多前坂黒田井堰の開扉式

2018-05-29 04:29:12 | 地域行事
 田植えの時期が近づいてきました。加古川から水田に水を送る三ヶ村井堰(喜多前坂黒田井堰)の開扉式が、5月26日(土)早朝に行われました。3ヶ村の区長さんをはじめ役員の皆さんが出席して、三ヶ村井堰の現地で執り行われました。



 今年は、前坂が当番で、私も土木役員として出席しました。簡単な神式で清めて、式典が行われました。その後、水門周辺の草刈りや清掃を行いました。また、夜には、3ヶ村の役員が集まって懇親会を前坂集会所で行います。



 三ヶ村井堰は、加古川の水を順に水田に引くために3ヶ村が協力して昭和40年代に建設されました。耕地面積の割合は、前坂7割、喜多2割、黒田1割です。三ヶ村井堰にかかる費用は、受益面積の割合に応じて前坂7割、喜多2割、黒田1割と決まっています。



 昨年秋の台風襲来に寄り、三ヶ村井堰は大きな被害を受けました。水たたきと言われる部分が大きく破損し、井堰本体にまで影響を及ぼしそうになりました。
災害復旧工事として、国の補助を受けて復旧工事を行うことになりました。
 復旧工事の入札が、今年1月に行われたのですが、95,688,000円で丹波市の池田建設が落札されました。低入札での落札でした。
 当初、通常災害だと言われていました。その場合、国庫補助率は65%です。そのため、国庫補助金が62,197,000円。市負担が事業費の28%(補助残の8割)となり、26,793,000円。地元負担が事業費の7%(補助残の2割)となり、6,698,000円でした。地元負担6,698,000円の7割が前坂、2割が喜多、1割が黒田となります。
 3月末に、国の激甚災害指定を受けることができました。その場合、国庫補助率が97.8%まで引き上げられることになり、国庫補助金が93,582,000円、市負担が事業費の1,76%で1,685,000円。地元負担が事業費の0.44%(補助残の2割)で、421,000円となりました。
 私の地元の前坂は、421,000円の7割ですから、294,700円の負担と大幅に少なくなりました。役員一同ホッとしています。西脇市の担当職員の皆さんの努力に感謝しないといけません。
 三ヶ村井堰災害復旧工事は、現在順調に進められています。田植えが始まるまでの5月末までに、仮復旧工事を行い、今年の秋から来春にかけて本格的な工事が行われます。
 この地域の農業を持続させるためには、三ヶ村井堰は必要です。三ヶ村が連携を密に取り、これからも維持管理に力を注いでいかなければと考えています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『わかりやすい予算説明書』 | トップ | 第12回西脇市消防団第7分団ポ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

地域行事」カテゴリの最新記事