7日(日)。わが家に来てから今日で1738日目を迎え、サッカー女子ワールドカップ(W杯)フランス大会で優勝を狙う米国代表の主力選手ラピノ―選手が、優勝しても「ホワイトハウスには行かない」と表明したのに対し、トランプ大統領はツイッターで「語る前に、まず優勝すべきだ。勝っても負けてもホワイトハウスに招待してやる!」と怒りを爆発させている というニュースを見て感想を述べるモコタロです
負けても招待するとは トランプさんは心の広い人なんですね フェイクだろうけど
池袋の新文芸坐でクリント・イーストウッド監督・製作・主演による2018年アメリカ映画「運び屋」(116分)を観ました
アール・ストーン(クリント・イーストウッド)は、家族をないがしろにして仕事一筋で生きてきたが、今では金もなく孤独な90歳の老人になっていた 商売に失敗し、自宅も差し押さえられて途方に暮れていた時、車の運転さえできれば金になるという仕事を持ちかけられる アールは簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、その仕事とは、無事故無違反の実績を見込まれて依頼されたメキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった 彼はおんぼろトラックで麻薬を運ぶが、仕事をやるたびに運ぶ麻薬の量も増え、それに応じて報酬も増えていったので、トラックを新調するなど金遣いが荒くなり、アールは仕事を辞めるに辞められなくなっていった ついに麻薬捜査官(ブラッドリー・クーパー)に追い詰められて逮捕され、裁判にかけられる
この映画は、87歳の老人が1人で大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマです
ここには猟銃をぶっ放すカッコいいイーストウッドはいません 仕事を理由に娘の結婚式にも出席せず、いつも家族のことは二の次の身勝手でカッコ悪いイーストウッドしか出てきません そんな主人公が、裁判で自ら「有罪」を認め、家族に語る言葉が心に響きます
「何でもお金で買えたけれど、時間だけは買えなかった」
働き方改革が喧伝される昨今ですが、仕事に代替要員はいても、家族に代替要員はいません 家族を大切に