14日(日)。昨日朝から風邪気味で喉と鼻が絶不調です 昨日は映画を観に行く予定でしたが、ここで無理をすると月曜からの連日のコンサートが総崩れになる恐れがあるので、外出は買い物だけに止めておきました
ところで、昨日の日経朝刊・別刷り「NIKKEI プラス1」に「何でもランキング『いくつ知ってる?野菜クイズ』」が載っていました 全10問ありますが、間違った人が多い順に5問ご紹介しますので、自己採点してみてください
【第1位】家庭で消費される生鮮野菜(主要な13品目)の国産比率は?
※主要13品目=キャベツ、ホウレンソウ、レタス、ネギ、玉ねぎ、白菜、キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、大根、人参、里芋。
①ほぼ100%、②80%、③60%、④50%以下
【第2位】小松菜にホウレンソウの3倍含まれる栄養素は?
①ビタミンE、②鉄分、③葉酸、④カルシウム
【第3位】次のイモ類のうち、最もカロリーが低いのは?
①サツマイモ、②ジャガイモ、③長芋、④里芋
【第4位】アスパラガスについて、正しいのは?
①横に寝かせて保存する、②買ったらすぐ食べるのがよい、③旬は冬、④グリーンとホワイトは種類が違う
【第5位】鉄分が最も多いのは?
①枝豆、②ネギ、③パセリ、④ホウレンソウ
答えは以下の通りです
【第1位】①ほぼ100% 主要13品目の国産比率は2000年度以降で98%以上を維持しているとのこと 正答率は約5%の低さ
【第2位】④カルシウム 約45%の人が「鉄分」と回答したそうです
【第3位】④里芋 カロリーの高い順にサツマイモ、ジャガイモ、長芋、里芋の順とのこと
【第4位】②買ったらすぐ食べるのがよい どの野菜も早く食べた方が良いが、アスパラガスは特に鮮度の劣化が早いとのこと なお、アスパラにはグリーンとホワイトがあるが、これは種類の違いではなく栽培方法の違いとのことで、盛り土をして日光に当てずに育てたのがホワイトアスパラだそうです
【第5位】③パセリ 鉄分が多い順にパセリ、枝豆、ホウレンソウ、ネギの順とのこと
いかがでしたか?何問正解したでしょうか? ちなみに私は1勝4敗でした
ということで、わが家に来てから今日で1745日目を迎え、高級スイカで有名な北海道のJA当麻町の「でんすけすいか」が、6月の初セリで1玉75万円の過去最高値で落札された というニュースを見て注意を促すモコタロです
いくら1玉75万円のスイカでもJRの自動改札は通過できませんのでご注意下さい
10月14日(月・祝)午後3時から東京藝大奏楽堂で開かれる「フランス室内楽の名曲を探してー名手ドンスク・カンと日本の仲間たち」のチケットを取りました プログラムは①ミヨー「2つのヴァイオリンのための二重奏曲」、②ロパルツ「チェロとピアノのためのソナタ第1番ト短調」、③ショーソン「ピアノ、ヴァイオリン、弦楽四重奏のためのコンセール ニ長調作品21」です
ショーソンのコンセールは名曲だと思います。演奏はピアノ=津田裕也、坂井千春、ヴァイオリン=ドンスク・カン、漆原朝子、玉井菜摘、野口千代光、ヴィオラ=川崎和憲、チェロ=中木健二、河野文昭です
冒頭に書いた通り昨日は映画を観に行くつもりでしたが、風邪の悪化を恐れて控えました 観ようと思っていたのは池袋の新文芸坐で上映中の「楢山節孝」と「神々の深き欲望」です
せっかく作品を予習しておいたので、ストーリーだけでもご紹介しておきます
「楢山節孝」は木下恵介監督・脚本による1958年製作映画(カラー・98分)です
「舞台は山奥の寒村。耕地にも気候にも恵まれないその村には3つの掟があった。①結婚し、子孫を残せるのは長男だけ、②他家から食料を盗むのは重罪、③70歳を迎えた老人は『楢山参り』(姥捨て)に出なければならないーというものだ 翌年に楢山参りに出る定めの老女・おりん(田中絹代)の家では、家族がそれぞれ問題を抱えていた
長男の辰平は前年妻を事故で失い、侘しく暮らしていた。そんな辰平は母親思いゆえ、とてもおりんを「楢山参り」に出すことができない
次男の利助は頭が弱くて口臭がひどく、村人から「くされ」と呼ばれ蔑まれている。村の掟で結婚が許されず、家の奴(下人)として飼い殺しの運命の利助は女を知る機会もない
辰平の息子・けさ吉はおりんの歯が33本あることをからかいながら、村のふしだらな女・松やんと遊び惚けていた
そんな折、向こう村の若後家・やん玉やんが辰平の後妻として家に入る。一方、けさ吉も松やんを妻として家に迎え入れるが、利助は辰平と玉やんの性行為を覗き見てはあらぬ妄想を深めていく。松やんは手癖が悪く、貴重な食料を好きなだけ食い散らかし、挙句は盗み出した馬鈴薯などの食料を実家へ持ち出していく
松やんはほどなく妊娠し、食糧事情は一層ひっ迫することが予感された
家の中に波が立ち始める中、せめて家族の悩みを解決してから楢山に旅立ちたいと願うおりんだった。そんな中、松やんの実家である「雨屋」が、食糧窃盗の咎で村人全員の制裁を受けることになる
」
「神々の深き欲望」は今村昌平監督・脚本による1968年製作映画(カラー・175分)です
「大樹の下で里徳里が蛇皮線を弾きながらクラゲ島の創世紀を語っている この島は今から20余年前、4昼夜にわたる暴風雨に襲われ津波に見舞われた。台風一過、島人達は根吉(三國連太郎)の作っている神田に真っ赤な巨岩が屹立しているのを発見する。神への畏敬と深い信仰を持つ島人たちは、この凶事の原因を詮索する。そして、兵役から帰った根吉の乱行が、神の怒りに触れたということになった
根吉と彼の妹ウマ(松井康子)の関係が怪しいという噂が流布する。区長の竜立元は、根吉を鎖でつなぎ、穴を掘って巨岩の始末をするよう命じる。その日からウマは竜の囲い者になり、根吉の息子・亀太郎(河原崎長一郎)は若者たちから疎外された
そんな折、東京から製糖会社の技師・刈谷が、水利工事の下調査に訪れた。文明に憧れる亀太郎は、叔母のウマから製糖工場長を務める亀に頼んでもらい、刈谷の助手になる
二人は島の隅々まで水源の調査をしたが、随所で島人の妨害を受けて、水源発見への情熱を喪失していった
刈谷はある日、亀太郎の妹で知的障害のある娘トリ子(沖山秀子)を抱いた。トリ子の魅力に惹かれた刈谷は、根吉の穴掘りを手伝い、クラゲ島に骨を埋めようと決意するのだった
しかし、会社からの帰京命令と竜の説得で島を去った。一方、根吉は穴を掘り続け、巨岩を埋め終わる日も間近に迫っていた。ところがそこに竜が現われ、仕事の中止を命じた。根吉は20余年も打ち込んできた仕事を徒労にしたくなかった。根吉は頑として竜の立ち退き命令を聞き入れなかった
豊年祈祷の祭りの夜、竜はウマを抱いたまま死んだ。その後、根吉は妹ウマを連れて島を脱出した。小舟の中で二人は抱き合ったが、島から逃れることは出来なかった。根吉は亀太郎を含めた青年たちに殴り殺され、海中の鮫に食いちぎられる。ウマは帆柱に縛られたまま、いずことも知れず消えていった
5年後、クラゲ島は観光客で賑わっていた。亀太郎は一度東京へ行ったが、いつの間にか島に戻り、今は蒸気機関車の運転手をしている。トリ子は岩に化身して刈谷を待ち焦がれているという。里徳里が今日もまたクラゲ島の創世紀を観光客に蛇皮線で弾き語りしていた
」
観たかったです。せっかく予習したんだから