31日(月)。月日の流れは速いもので、今日で10月も終わり。今年もあと2か月を残すのみとなりました 月末を迎えたのでいつものように10月の3つの目標の達成状況をご報告します ①クラシック・コンサート=13回、②映画鑑賞=8本、③読書=6冊でした ①コンサートは風邪のため東響定期(23日)が聴けなかったのが残念でした
ということで、わが家に来てから今日で2850日目を迎え、米シンクタンク戦争研究所は28日、ウクライナに侵攻するロシアが、ウクライナ東部ドネツク州での戦果を誇張している可能性が高いとの分析を公表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
太平洋戦争で戦った日本がそうだった 結果がどうなったかは歴史が証明している
早稲田松竹で吉野耕作監督による2022年製作映画「ハケンアニメ」(128分)を観ました この映画は辻村深月の同名小説を映画化した作品です。同じクールの中で制作された多くのアニメの中で、一番成功したものに贈られる言葉「覇権」を取ろうと働く、アニメ制作現場を舞台としています
地方公務員からアニメ業界に飛び込んだ新人監督・斎藤瞳(吉岡里帆)は、デビュー作で憧れの天才監督・王子千晴(中村倫也)と業界の覇権をかけて争うことになる 王子は過去にメガヒット作品を生み出したものの、その過剰なほどのこだわりと我がままぶりが災いして降板が続いていた プロデューサーの有科香屋子(尾野真千子)は、そんな王子を8年ぶりに監督復帰させるため大勝負に出る 一方、瞳はクセ者だが敏腕プロデューサーの行城理(柄本佑)や個性的な仲間たちとともに、アニメ界の頂点を目指して奮闘する
観る前、私はてっきりアニメ業界で働く派遣社員の物語と勘違いしていました しかし、派遣社員ではないにしても、アニメ業界で働く人たちがいかに多種多様な仕事に携わっているかが良く分かる作品です また、アニメの覇権を争うのは監督対監督であると同時にプロデューサー対プロデューサーでもあることも良く分かります 新人監督・斎藤瞳役の吉岡里帆は、最初は頼りない新人監督だったのが、行城の厳しい”教育”によって人心を掴み頼もしい監督に成長していく過程を見事に演じていました 彼女を支える”影の主役”のプロデューサー・行城を演じた柄本がとても”いい味”を出していました
世界に誇るアニメ制作の現場の裏側をちょっぴり垣間見たような気がします