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クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

大晦日にケータイを失くしたドジな話

2012年12月31日 20時40分00秒 | 日記

2012年12月31日(月)その2。午後、年越しそばや天ぷらなどの買い出しついでに池袋の新文芸坐で映画を観ました 周防正行監督、草刈民代、役所広司主演の「終(つい)の信託」と、降旗康男監督、高倉健、田中裕子主演の「あなたへ」の2本立てです。内容は来年(つまり明日以降)のブログでご紹介するとして、ここでは、1年の最後の日に大事なケータイ電話を失くした話を書くことにします。こういうドジな話は年を越したくないので

映画が終わってJR池袋駅のホームに上がり、ポケットを探ると、ジャケットのポケットにも、ジャンバーのポケットにもケータイがないのです しまった またやってしまった と思った時は後の祭りです。ジャケットの底の浅い内ポケットから落ちたらしいのです。以前も映画館で落としたことがあり、その時は受付に遺失物として届けられていて無事戻りました 今回も落ちた場所ははっきりしているので、映画館に戻って係の人に説明をしました。次の映画が始まっていたのですが、一緒に懐中電灯を持って探してくれました。しかし、見つかりません。さらに、マナーモードにしていたのを確認のうえ、受付の電話からケータイ宛てに発信してもらいましたが、やはり見つかりませんでした

しかたないので、自宅の電話番号を知らせておき、次の休憩時間(19時前)に探してもらうように頼んで帰宅しました。家で年越しそばを食べて、そわそわして電話を待ちました。その時間の長かったこと 19時5分ごろ電話があり「お探しのケータイですが・・・・・・・・ありました 黒色で、裏にタイガースのマークがありますので、間違いないと思います 床ではなく、椅子の肘掛と背もたれの間に挟まっていました」と説明を受けました 今日中に回収しておかないと嫌なことが年を越してしまうので「30分以内に取りに伺います」と伝えて、すぐに支度してバスで池袋に向かいました 受付で遺失物引き渡し簿にサインをして引き取ってきました

誰もがそうだと思いますが、ケータイには家族、友人、知人、勤務先をはじめ重要な連絡先やメルアドが登録されています さらにいくつかの大事なメールも保存されています 心無い人に拾われて悪用されたらどうしよう、と本気で心配しました 年末にこのようなドジな経験をするのは何かの警告だと思います まず、同じジャケットを着て映画を観に行かないようにしようと思います。それ以上に、同じ過ちは二度と繰り返さないようにしようと思います 皆さんも十分お気を付け下さい。

今度こそ、よいお年を

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158回のコンサートの中で最も印象に残ったのは?~今年のコンサートを振り返る

2012年12月31日 07時23分51秒 | 日記

31日(月・大晦日)。今年も今日で終わり。あっという間の1年でした 

R.A.ラファティ著「昔には帰れない」(ハヤカワ文庫)を読み終わりました 文庫本の帯にあった「SF界のホラ吹きおじさんが語る抱腹絶倒、奇妙奇天烈な16篇」という謳い文句に誘われて購入した本です

先に結論を言います。どこが面白いのかさっぱり分かりませんでした 著者のラファティは1914年アイオワ州生まれ、電気技師を経て1960年、45歳の時にSF界にデビューした人です。16篇の物語には当時のアメリカ独特のギャグが散りばめられている(訳者の解説に書いてあった)ようなのですが、私にはまったく理解できませんでした 自分に理解できないものはお薦めできません。あしからず。ともあれ、これが今年読んだ73冊目の本です

 

          

 

  閑話休題  

 

今年は158回コンサートに通いました。その中で特に印象に残るコンサートを公演順に挙げてみます

①南西ドイツ放送交響楽団(2月17日・サントリーホール)=ラヴェル「ピアノ協奏曲ト長調」(P:萩原麻未)、マーラー「交響曲第5番」。指揮:ロト。これは萩原麻未のピアノに尽きる

 

          

 

②大阪交響楽団(3月18日・すみだトりフォニーホール)=ヘンゼルト「ピアノ協奏曲」(P:長尾洋史)ほか。指揮:児玉宏。大阪交響楽団の「知られざる名曲」紹介シリーズは高く評価されていいと思います

 

          

 

③新国立劇場オペラ(4月19日・新国立劇場)=モーツアルト「ドン・ジョバンニ」。バリトン:クヴィエチェン他。現在最高のドン・ジョバンニはクヴィエチェンでしょう

 

          

 

④イーヴォ・ポゴレリッチ(5月7日・サントリーホール)=ショパン「ピアノ協奏曲第1番、第2番」ほか。オケ:シンフォニア・ヴァルソヴィア。ポゴレリッチの超スローテンポの演奏が忘れられません

 

          

 

⑤ウィーン・フォルクスオパー(5月13日・東京文化会館)=J.シュトラウス「こうもり」。誰一人歌手を知りませんが、誰もが上手い

 

          

 

⑥ウィーン・フォルクスオパー(5月27日・東京文化会館)=レハール「メリー・ウィドウ」。とにかく楽しい

 

          

          

⑦フランクフルト放送交響楽団(6月6日・サントリーホール)=リスト「ピアノ協奏曲第1番」(P:アリス・沙良・オット)、マーラー「交響曲第5番」。指揮:パーヴォ・ヤルヴィ。

⑧フランクフルト放送交響楽団(6月7日・サントリーホール)=メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」(Vn:ヒラリー・ハーン)、ブルックナー「交響曲第8番」。コンチェルトというと何でメンコンなんだろう?ヒラリーにはコルンゴルトとかバーバーを弾いてほしかった パーヴォ・ヤルヴィの指揮・・・これが現代のブルックナーだ

 

          

 

⑨モイツァ・エルトマン、ソプラノ・リサイタル(6月10日・東京オペラシティコンサートホール)=美人で歌がうまい

 

          

 

⑩サントリー・ミュージック・ガーデン・フィナーレ(6月17日・サントリー・ブルーローズ)=メンデルスゾーン「弦楽八重奏曲」ほか。メンデルスゾーンの室内楽は最高だ

 

          

 

⑪アジア・フィル(8月2日・サントリーホール)=シューベルト「交響曲第7番」、ベートーヴェン「交響曲第3番」。チョン・ミュンフンの指揮は健在です

 

          

 

⑫読売日本交響楽団(9月1日・東京芸術劇場)=マーラー「交響曲第2番」。指揮:下野竜也。東劇リニューアル・オープン記念演奏会に相応しい立派な演奏

 

          

 

⑬古典四重奏団(9月30日、10月25日。東京文化会館小ホール)=シューベルト「弦楽四重奏曲」レクチャー・コンサート。すごく勉強になった。来年のモーツアルト・レクチャー・コンサートに期待

 

          

 

⑭アリス・沙良・オット、ピアノ・リサイタル(11月5日。東京オペラシティコンサートホール)=ムソルグスキー「展覧会の絵」ほか。素足のピアニスト健在

 

          

 

⑮フィルハーモニア台湾(11月9日。東京オペラシティコンサートホール)=グリーグ「ピアノ協奏曲」(P:萩原麻未)ほか。もっとレパートリーを広げてほしい

 

          

 

⑯東京交響楽団(11月10日。東京オペラシティコンサートホール)=バッハ「ヴァイオリン協奏曲」、メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」、同「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」(指揮とVn:ラドロヴィチ)。ラドロヴィチはエンターティナ―だ

 

          

 

以上16公演を挙げてみましたが、今年は順番を付けられません。昨年のチョン・ミュンフン指揮アジア・フィル(ベートーヴェン「第7」、ブラームス「第1」)、同ソウル・フィル(チャイコフスキー「第6」、同ヴァイオリン協奏曲)、フォーレ四重奏団のような強烈な印象を残したコンサートは、残念ながらなかったというのが正直な感想です

昨年と共通して各2本挙げているのはピアニストの萩原麻未です 来年も彼女のコンサートはすべて聴きに行きます。さて、来年はどんなアーティストのどんな名演が聴けるのか、今から楽しみです

1年間このブログをご覧いただいた皆さま、コメントを寄せて下さった皆さま、ありがとうございました 来年もtoraブログをよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください

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「合計171歳のAKB48」~内海佳子、あした順子による現役最高齢コンビの活躍

2012年12月30日 07時54分35秒 | 日記

30日(日)。昨日は大掃除第1弾に取り組みました。例年のことですが、最初はすべての窓ガラスとサッシの掃除です 毎年寒風吹きすさぶ中、ジェット水流で汚れを吹き飛ばしてガラスクリーナーで拭いていきますが、今年はさほど風もなく助かりました ただし、びしょ濡れになりました。その間にガスレンジの器具を油汚れ取りの洗剤に漬けておき、ガラス掃除が終わってからレンジ回りを綺麗に拭き取ります 午後はトイレ掃除をやりました。明日は、娘の荷物だらけのリビングは本人にやってもらい、息子には例年どおり廊下の拭き掃除をやってもらい、私は風呂掃除に取りかかろうと思います

昨夕、埼玉県S市に住む妹から、母が肺に水がたまって熱を出し入院したという電話があったため、午後は見舞いに行くことにしました 89歳の母はずっと寝たきりで妹夫婦が同居してお世話をしてくれています。私としては妹夫婦に足を向けて寝られないのです

 

  閑話休題  

 

昨日の朝日朝刊社会面に「171歳のAKB 漫才コンビ結成 爆笑呼ぶわよ」という記事が載りました

「90歳の内海佳子さんと、81歳のあした順子さん。相方を亡くしたり、腰痛で舞台に立てなくなったりした漫才師2人がコンビを組んだ。計171歳 AKB48をネタに”負けちゃいられないわよ”と息巻き、中高年を笑いに引き込む 浅草公会堂での漫才大会では”新しいコンビAKB48は、Aはあした順子のA、Kは佳子のK、BはばばあのB。48はシワだらけのばばあよ”とネタを披露。AKB48の”会いたかった”に乗って踊った後”何がアキバよ。私たちは焼き場よ”と追い打ちをかけ、ももいろクローバーZを引き合いに”私たちはハラグロよ”と止まらない 内海佳子・好江の佳子さんは、相方の好江さんを97年に亡くし、あした順子・ひろしの順子さんも、ひろしさんが3年前に腰を痛めてコンビが組めなくなった。ともに一人で活動することが多かった

私が通っている整骨院にOさんというアラエイティー(80歳前後)の元気のいいおばあさんが通院してきます ある日の朝、待合室で「私の主人は女性とコンビを組んで漫才をやってたんですが、3年前に腰を痛めて引退して家にいるんですよ。現役の時は地方巡業が多くて、家にいることが少なかったですねえ」とおっしゃるので、「どんな名前のコンビですか」と訊ねると「”あした順子・ひろし”というコンビだったです」とお答えになりました。残念ながら私は知りませんでした

こんな身近に新聞ダネになる”有名人”が住んでいるのだな、と思いました

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アラスカのカレーを食べながらどうぞ~中島京子著「小さいおうち」

2012年12月29日 06時59分44秒 | 日記

29日(土)。昨日は仕事納めで、社員の半数が出勤しました 9階の宴会場と10階のホールでレストラン・アラスカの「おせち料理」の箱詰め作業が始まったので覗いてみました。宴会場は”なます”の酸っぱい匂いが充満していました。注文したおせち料理は宅配便で31日に届くとのことです

 

  閑話休題   

 

中島京子著「小さいおうち」(文春文庫)を読み終わりました 著者の中島京子さんは1964年東京都生まれ。出版社勤務、フリーライターを経て、2003年「FUTON」でデビューし、2010年に「小さいおうち」で第143回直木賞を受賞しました

昭和初期、東北から東京に女中奉公に出た少女タキは、赤い屋根のモダンな家の女中になります。そこには玩具会社に勤めるご主人と若く美しい時子奥様、その連れ子の恭一ぼっちゃんが住んでいました。タキは持ち前の機転の良さで家事をてきぱきとさばき、恭一坊ちゃんのお世話をして家人から信頼されていきます そして時子奥様を心から慕います 平凡な毎日が過ぎる中、ご主人の会社に勤める若い社員・板倉正治が、いつしか時子奥様に恋心を抱くようになり、ちょっとした事件が起こります

物語は晩年のタキが記憶を綴ったノートを回想していく形で進みますが、大きな変化もなく淡々と日常生活が書かれていると思っていると、最後の章で意外な事実が判明します

最後まで読んで思うのは、タキは時子奥様を”慕っていた”というよりは、”恋していた”という方が相応しいのではないか、ということです だから、時子奥様の書いた宛名のない封書(実は板倉正治宛てで、”是非会いたい”と書かれていた)を板倉に渡さなかったのではないか、と思うのです

私がこの本を買ったそもそもの理由は、「小さいおうち」というタイトルと本の表紙の絵が、子どもたちが幼いころに読んであげていたバージニア・リー・バートンの描いた絵本「小さいおうち」(日本では石井桃子訳)と作りが同じで、すごく懐かしい思いがしたからで、どんな内容かはまったく分からずに買い求めたものです

ところで、この本の中に次のようなくだりがあります。

「昇進のお祝いに、京橋のアラスカへお食事に連れていただいたのも、よい思い出である。そういう特別の日には、前もって頼んでおいたハイヤーが坂を上がってくるのだ。旦那様はアラスカがお好きで、地方からのお客様やお祝いがあると、奥様とぼっちゃんを連れてよくお出かけになった。・・・・・・・・どこへ行ってもカレーライスを注文するので、カレーのタキちゃんと呼ばれていたことも懐かしく思い出す」

ここに出てくる「アラスカ」という店はひょとして当ビル10階のレストラン・アラスカのことかも知れない、と思い、ホームページで同店の歴史を調べてみました。しかし、京橋にアラスカがあったという記述は見当たりませんでした そこで、当社のU専務を通じてアラスカのM社長にお聞きしたところ、「昭和3年~5年頃、確かに京橋にアラスカがありました」とのことでした

文庫本の「小さいおうち」の53ページに店名が出てくるので、そのページをお見せすると、「表紙をコピーさせてください。すぐに買ってきますわ」とおっしゃるので、コピーして差し上げました。M社長の話では、アラスカは谷崎潤一郎や菊池寛の書いた本にも出てくるとのことです。タキも食べたアラスカのカレーは最高に美味しいです。「小さいおうち」とともにお薦めします

 

          

 

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金本さんと握手~「金本知憲・元阪神タイガース選手を囲む会」開かる

2012年12月28日 06時54分58秒 | 日記

28日(金)。昨日午後1時から10階ホールで日本記者クラブ主催の「金本知憲・元阪神タイガース選手を囲む会」が開かれ、出席しました 岡田が阪神に入団した頃からの阪神ファンとしては出席せざるを得ませんでした 当初11月30日(金)の予定だったのですが、9党党首討論会が急きょ開催されることになったため12月27日に延期されたものです

最初に司会者が①当面の身の振り方、②いずれ指導者を目指すか、③どんな指導者を目指すか、について質問。金本さんは①「当面、フリーで、野球を中心にコメンテーターなどをやっていく」、②「しばらくはユニフォームを着ることは考えたくない。ただ、将来的にはまったく考えないわけではない」、③「目指すとすれば、選手との信頼関係、家族のような関係を築ける指導者が理想だ」と答えていました

 

          

         (壇上の左が金本さん。ケータイで撮ったのでボケてしまった

 

次いでフロアからの質疑を受けて金本さんが答える形で会は進みました

質問:新聞記者の良いところと悪いところを挙げてほしい。

回答:過去に、言ってもいないことを書かれたり、悪意で書かれたりしたことがある 面白ければいいのかと疑問に思った 記者としてプロ意識に欠けているのではないかと思った

(ここで、会場からグリーグの”朝”の着メロが・・・・・・なかなか鳴り止みません

質問:来季、福留選手が入団するというニュースがあるが、彼にアドバイスすることは?

回答:タイガースという球団は、勝っても負けてもスポーツ紙の一面を飾るチームだ。それだけに、意識しすぎるとペースを崩してしまう。独特の雰囲気に呑まれずマイペースでやってほしい

質問:「アニキ」というニックネームは誰が最初に使いだしたのか?

回答:いつから、どこの誰が言いだしたのか全く分からない いつか客席で掲げられていたボードに「アニキ」とあり、その隣に6と(背番号が)書かれていたので、”あぁ、アニキとは自分のことなのか”と気がついた。自分は4人兄弟の末っ子で兄貴ではないが、10歳も20歳も年上のファンから”アニキ”と呼ばれると照れくさい

質問:将来、監督をやる機会が出てきたとき、どこの監督をやりたいか?

回答:どうしてもやらねばならないとなったら、一番やり易いのは最初に入団した広島カープだ。11年間選手として育ててもらったし、今でも古き良き時代の伝統を残している。選手も素直な者が多い

質問:タイガースの監督はどうか。タイガースの選手は素直ではないのか。

回答:勝っている時はいいが、負けた時は100倍もシンドイ思いをする。プレッシャーが大きすぎる タイガースの選手は、若手でも注目度が高くマスコミもはやし立てるので、自分は大物だと勘違いする選手がいる

質問:来季のタイガースの順位予想をお願いしたい。

回答:2位から6位までとお答えしておく。最悪の場合、最下位もありうる。

質問:来季、タイガースの4番を打つのは誰が相応しいか。候補の一人、新井(兄)にアドバイスは?

回答:一番おさまりの良いのは新井(兄)だろう。しかし、彼は肩を痛めているので、現実問題としては新外国人か福留かもしれない 新井(兄)は”肩が痛い”と言って手術をしたがっている。しかし、レントゲンには何も映らないとのことで、5~6人のドクターの所見では”いったいどこを手術するの?”ということらしい きのうも彼と対談をしたが、”どこを手術するの?”と訊くと”いや、痛いんですよ”と答えるだけで、どこを手術するのかの答えが返ってこなかった

質問:現役時代に対戦して一番すごいと思ったピッチャ―と一番速いと思ったピッチャ―はだれか。

回答:思うように打てなかったのは中日の岩瀬選手、速いと思ったのは横浜のクル―ン選手だ

質問:金本さんは連続試合フルイニング出場1492試合、連続イニング出場13,686イニングなど、数々の記録を打ち立てられたが、その中で一番誇りに思っているのはどれか。

回答:(連続打席)無併殺打の記録だ 1塁に走者がいない場合、安打にするために全速力で走るのは当たりまえのこと。1塁に走者がいる場合に2塁がアウトになっても1塁をセーフにして併殺を防ぐため全力で走ることに大きな意義がある

質問:子供たちに伝えたいことは。

回答:かつて「心が折れてもあきらめるな」という本を書いた。その中でも書いたが、若い人は何度でもやり直しのチャンスがあるのだから、何度でもあきらめずにチャレンジしてほしいと思う

質問:ご自身で一番印象に残っているホームランは?

回答:オールスターゲームでサヨナラホームランを打った時だ

質問:それは2003年のオールスターゲームだと思うが、妻と二人で観に行った。試合で金本さんの弾丸ライナーのサヨナラホームランを観て感激して久しぶりに妻と抱き合った。あれが私たちの最も思い出に残るホームランだ

回答:その通り2003年のオールスターゲームの時だ。お年を召されてから二人で抱き合うことに貢献できてうれしい

質疑はもっとありましたが、きりがないのでこれくらいにしておきます

サインをもらおうと記者クラブの担当者にお願いしたのですが、ガードが固く「不公平のないように、すべてお断りしている」とのことで、門前払いを食いました このままでは引き下がれないので、「囲む会」終了後、休憩されている9階記者クラブの貴賓室から出てくる金本さんを待ち受けて握手をしてもらいました。大きな手で、力強い握手でした。感激しました

※下は当日配布された報道発表用資料。

 

          

          

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エルガーとワーグナーが流れる~映画「桐島、部活やめるってよ」を観る

2012年12月27日 07時01分29秒 | 日記

27日(木)。昨日、当ビル1階ロビーのクリスマス・イルミネーションを外し、代わりに正面玄関に門松を飾りました。来週の火曜日はもう来年です

 

          

 

昨夕、いつもの3人でHCビル地下のKで私的な忘年会をやりました。いつもは生ビールで乾杯して冷酒を飲むパターンなのですが、あまりにも寒く、身体が冷えるので熱燗にしました 帰りがけに茨城県出身のママから、お土産にと舟の形をした奥久慈名産「舟納豆」をいただきました その後、X部長と2人でタクシーに乗り込み上野に向かい、いつものカラオケ・スナックFで歌合戦 を繰り広げ10時頃に解散しました。そういう訳で今朝も頭痛が・・・・・・ 今朝6時の東京の気温は0℃でした。今年の最低気温かも・・・さむッ

 

          

 

  閑話休題  

 

昨日の日経「東京・首都圏経済面」に「”ミューザ”建築主に損賠請求~天井崩落で~川崎市など」という小さな記事が載りました 記事を要約よると次の通りです。

「東日本大震災でつり天井が崩落し閉鎖中の”ミューザ川崎シンフォニーホール”について川崎市は、建築主の都市再生機構(UR)など8法人に約18億6千万円の損害賠償を請求した 同ホールが活動拠点の東京交響楽団も約2億円の賠償を請求した 安部市長は専門家による調査結果を踏まえ”新築時から基本的な安全性を欠いていたことが崩落の原因”と指摘、URや清水建設など関係8法人に復旧工事費や調査委託費などの賠償を求めた 東響も約2年間のホール閉鎖に伴う損害賠償や慰謝料などを求めた。東響は13、14日に同ホールで試験演奏し”被災前と変わらない音響状態を確認した”という。ホールは来年4月に再開する」

3.11後に新聞等に掲載された写真でミューザ川崎の天井崩落の実態を見たときには、「コンサート中でなくて本当に良かった」と思ったものです 写真で見る限り、ホールの天井が全面的に1階の客席に崩れ落ちていて、客席に人が居たら何百人もの人が死んでいたのは間違いないでしょう あるいは自分がそこに居たかも知れないと思うと空恐ろしくなります 川崎市と東京交響楽団の損害賠償請求は当然の措置だと思います。今回の復旧工事により、二度と同じ過ちを犯さないようにと、祈るばかりです なにしろ、来年4月から、東京交響楽団の名曲シリーズ(会場:ミューザ川崎)の定期会員に復帰したばかりなのですから

 

  も一つ、閑話休題  

 

先日、飯田橋のギンレイホールで映画「桐島、部活やめるってよ」を観ました

ある金曜日の放課後に、学園の”スター”で男子バレー部キャプテンの桐島が突然部活を辞めるという噂が流れます 学園中に動揺が広がっていき、各部や人間関係に微妙な歪みが生じていきます

さて、この作品の特徴は、主人公であるべき”桐島”がまったく登場しないことです クラスメイトや部員たちは「桐島が部活を辞めるという噂」に振り回されることになります この作品は早稲田大学在学中に小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウの同名小説を実写化した作品ですが、主人公が登場しないところは、朝倉かすみの「田村はまだか」を想い起させます さらに、この手法の根源はサミュエル・ベケットの戯曲「ゴド―を待ちながら」である、と主張する人もいるようですが、私はその戯曲を読んだことがないので分かりません

もう一つの特徴は、一つのシーンを違う主人公で語っていく手法です。金曜日の教室での出来事を、映画部の前田涼也の視点から、バトミントン部の東原かすみの視点から、桐島のガールフレンド・沢島亜矢の視点から、描いて見せます つまり、タイトルに「桐島」の名を掲げながら、本人は登場せず、この物語の主人公は前田であり、かすみであり、沢島であることに気づくことになります

さて、私が興味があるのは音楽です。この映画ではクラシック音楽が2曲使われています。1つは、ブラスバンド部の女子キャプテンと部員が校舎の屋上でサクソフォンとフルートで演奏するエルガーの「愛のあいさつ」です この曲は、女子キャプテンの、校庭でバスケットのシュート練習をしている男子生徒への愛を象徴しているようです

もう1曲はブラスバンド部全員で演奏するワーグナーの舞台神聖祭典劇「パルシファル」の前奏曲です。この曲はワーグナーが1865年、バイエルン国王ルートヴィヒ2世のために作曲したものです 最初は静かに潜行するように音楽が進み、徐々に大きな主張をするようになり極限状態でクライマックスを迎えます これは、”噂”がどんどん広まっていき、生徒たちの不安が極限状態まで拡大していく様子を現しているかのようです。

まさか映画「桐島、部活やめるってよ」でワーグナーを聴くとは思いもよりませんでしたが、今時、高校当たりのブラバンではレパートリーの一つになっているのでしょうか

 

          

 

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歌劇「トスカ」への造詣の深さが光る~深水黎一郎著「トスカの接吻」を読む

2012年12月26日 06時58分35秒 | 日記

26日(水)。昨夕、マンションのメールボックスに、東京都交響楽団と紀尾井ホールからダイレクト・メールが届いていました 都響の方は2013年度定期コンサートの定期会員入会案内を中心に各種パンフレットが入っていました 都響の場合は弦楽器中心に素晴らしいオーケストラだと思うのですが、指揮者陣にさほど魅力を感じません 強いて言えばエリアフ・インバルのマーラー・ツィクルスに興味があるくらいです ほかには「ご支援のお願い」というパンフレットが入っていました。一言でいえば東京都の公益財団法人としての寄付のお願いで、個人支援の場合は1口・年1万円、協賛会員の場合は1口・年10万円となっています。パンフレットによると個人支援は2010年度には125名いて合計451万円が寄付されたとのことです。これをもっと充実させたいので協力をお願いしたいというのが都響の願いです 趣旨はよく分かります。しかし、と立ち止まってしまうのです。1万円あれば少なくとも1回はコンサートに行ける訳で、寄付を選ぶかコンサートを選ぶかと問われれば、私の場合は迷うことなく後者を選んでしまいます

一方、紀尾井ホールの方は、2013年前半の主催公演のチラシが入っていました こちらは公益財団法人新日鉄住金文化財団の運営するホールなので、国や東京都とは関係のない民間企業の設立による団体です 今回こそ「寄付のお願い」は入っていませんでしたが、この財団でも個人や企業の寄付を募っていることに違いはありません。公益財団法人はどこも大変なのだと思います

チラシの中で興味を持ったのは、1枚は4月12日の「KSTアンサンブル2013」です。これはハープの吉野直子を中心にプログラムが組まれた公演で、モーツアルトの「弦楽五重奏曲第3番K.515」やドビュッシーの「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」などが演奏されます

もう1枚は、6月18日のヴィヴィアン・ハーグナーの「ヴァイオリン・リサイタル」です 略歴を見ると世界的なコンクールでの入賞歴は書かれていませんが、ベルリン・フィルをはじめ世界のオーケストラと共演を重ねている実力者のようです プログラムはブラームス「ヴァイオリン・ソナタ第1番」、シューベルト「ヴァイオリンとピアノのためのロンド」ほかです

ほかのコンサート・チラシと見比べながら日程がダブらないようにチケットを手配しようと思います

公益法人化と言えば1月号のクラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」に日本フィルの広告が載っていましたが、「公益法人化に向け”あと一歩”、コンサートを聴いて、日本フィルを応援してください」とあり、「日本フィルは11月1日に公益法人の認可申請を行った。最終目標の”認定”には債務超過をなくすことが必要だ。2012年度末には、残すところおよそ5,000万円の見込みとなった あと一歩です」とありました。相当厳しいようですね。私は7つ以上のオケやオペラの定期会員になっているので、さらに一つを増やすのは難しいですが、単発でチケットを買って少しでも力になろうと思います

 

  閑話休題   

 

深水黎一郎著「トスカの接吻」(講談社文庫)を読み終わりました プッチーニの歌劇「トスカ」を題材に採ったオペラ・ミステリーです

プッチーニの歌劇「トスカ」第2幕は次のようなストーリーになっています

「トスカの恋人・画家のカバラドッシは、政治犯のアンジェロッティをかくまったとして逮捕され、警視総監のスカルピアの拷問を受ける その苦しそうな声を聴いたトスカは耐え切れず、アンジェロッティは別荘の井戸の中だと居場所を白状してしまう スカルピアから、カバラドッシの命と引き換えに体を求められたトスカは、スカルピアの目を盗んで、彼が食事に使っていたナイフを身体の後ろに隠し持ち、迫ってくるスカルピアを刺し殺す

事件の舞台となるニュー・トーキョー・オペラハウスでは、まさに「トスカ」の第2幕が上演されていますトスカ役の中里可奈子がスカルピア役の磯部太の首筋にナイフを突き刺し、勢いよく血が噴き出します。磯部は喉をひゅうと鳴らし、目の前のトスカをじっと見つめながら、ついに力尽きたかのように舞台の床に倒れ込みます 誰もが息を飲むような迫真の演技・・・・・・

ところが、磯部は二度と起き上がることはなかったのです。なぜなら、トスカのナイフは本物にすり替えられていたからです 舞台という”開かれた密室”で起こった殺人事件は、誰が起こしたのか、犯人は一人なのか、共犯者はいるのか そうこうしているうちに、その舞台を演出した郷田薫が何者かによって殺されます。この2つの殺人事件に関連性はあるのか。芸術探偵・神泉寺瞬一郎と伯父の海埜刑事がその真相究明に臨みます

著者はこの本のタイトル「トスカの接吻」の下に「オペラ・ミステリオーザ」とサブ・タイトル(?)を付けています。これは「謎に満ちたオペラ」という意味です これについて著者は演出家の郷田薫に次のように言わせています。

「元々”トスカ”は、謎に満ちたオペラです。全曲の冒頭に鳴るのがヒーローでもヒロインでもなく、悪役スカルピアの旋律であるという謎がまず一つ ラストの場面でトスカがサンタンジェロ城の屋上から身を投げる前に、叫ぶ名前が恋人の名前でなくスカルピアであるという謎が二つ目 しかし、何と言っても最大の謎は第2幕で、カバラドッシの命を救うためにスカルピアに身を委ねることに同意したーー表面上ですがーートスカの前で、スカルピアがスポレッタに向かって”パルミエーリ伯爵の時と同じようにしろ”と命令を下し、それはつまりと訊き返すスポレッタに対して、”処刑は見せかけだけだ”とはっきり明言するのに、最終幕では何故か兵士たちの銃には実弾が込められていて、カバラドッシはあえなく銃殺されてしまうという、何とも不可解な謎です これがこのオペラの理不尽なほどの悲劇性を一段と強めているわけですが、その理由の説明は一切ありません。したがって、かつて私自身もそうだったのですが、初めてこのオペラを観た人間は、ほぼ全員がこの点について、何とも釈然としない想いを抱く筈です

そして、「スポレッタはスカルピアから”見せかけの処刑”を命令されたのに、命令に背いてカバラドッシを処刑した。なぜなら、スポレッタもカバラドッシと同様、トスカを愛していたからだ。みすみすトスカと一緒に逃がすようなことはせずライヴァルを無き者にしたのだ」という理論を展開させます

演出家に言わせたこの解釈には説得力があります 著者は「あとがき」で、誰かスポレッタの視点から捉えたトスカの演出をしてくれまいか、と書いていますが、それが実現すれば面白いのではないかと思います 新国立劇場でやってみてはいかがでしょうか。観に行きます

 

          

 

いずれにしても、著者の深水黎一郎という人はオペラに相当造詣の深い人だと思います オペラの作品そのもの、オペラの舞台作り、オペラの演出、すべてにおいて知識が豊富な人に違いありません 中途半端な知識を披歴すれば、どこかでボロが出るのもですが、この小説ではその心配は微塵もありません

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ヴェルディとプッチーニが惜しみなく流れる~映画「テルマエ・ロマエ」を観る

2012年12月25日 06時57分19秒 | 日記

25日(火)。昨夕は、一昨日の”プレ・プレ~”に続き、娘の”プレ・バースデー・パーティー”を自宅で開きました 一昨日は外食のため食べなかったバースデー・ケーキ ですが、予約しておいたケーキ専門店から引き取ってきて、夕食後にいただきました。”プレ・プレ”と”プレ”をやっておいて、今日=25日の誕生日にお祝いパーティーがないというのはどういうもんでしょうねぇ 本人が仕事で帰宅が遅くなるのでは仕方ありませんが・・・・・・

 

          

 

 

 

  閑話休題  

 

昨日、飯田橋のギンレイホールで映画「テルマエ・ロマエ」を観ました いつもと違い、朝から満席で、小学生らしき姿もちらほら見受けられました。この映画の人気の高さが伺えます

古代ローマ帝国の風呂専門の設計技師ルシウスは流行に乗り遅れて職を失ってしまいます 斬新なアイディアが欲しいと毎日考えています。そんな時、友人に誘われて訪れた公衆浴場(テルマエ)で排水溝に飲み込まれ、現代日本の銭湯にタイムスリップします そこで出会った漫画家志望の真美たち”平たい顔族(日本人のこと)”の最先端を行く風呂文化に衝撃を受けます シャンプー・ハット、ジャグジー、ウォシュレット、ETC・・・・・再びタイムスリップして古代ローマに戻り、そのアイディアを用いた斬新な浴場作りをします。おかしいのは皇帝が風呂に入っている時に下から出てくるジャグジーの泡は、風呂の下で奴隷が大汗をかいて筒で空気を吹き込んでいるところです 最先端を行く風呂設計により話題となったルシウスは、時の皇帝ハドリアヌスから絶大な信頼を寄せられるようになります さて、ルシウスの運命は・・・・・

この映画で意外だと思ったのはイタリア・オペラがふんだんに使われていることです 感動的なシーンではプッチーニの「トゥーランドット」から”誰も寝てはならぬ”や「トスカ」のフィナーレの音楽、静かなシーンでは「マダム・バタフライ」から”ある晴れた日に”、楽しいシーンではヴェルディの「リゴレット」から”女心の歌”、勇壮なシーンでは「アイーダ」から”凱旋行進曲”、そして極めつけは、バナナを盗んだ猿を追いかける時にはヴェルディの「レクィエム」から”怒りの日”が流れます 「それ、やり過ぎっしょ」と言いたくなります。あらためて武内英樹監督の略歴を見ると、あの「のだめカンタービレ」を撮った人です。なるほど

キャストは、ルシウスに阿部寛、山越真美に上戸彩、アントニヌスに宍戸開ほかです。この作品は「マンガ大賞2010」、「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの同名のコミックを実写映画化したものです。最近観た映画の中では理屈なしで面白い作品でした

 

          

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モーツアルトとボッケリー二が流れる~ウディ・アレン「恋のロンドン狂騒曲」を観る

2012年12月24日 07時48分15秒 | 日記

24日(月・休日)。昨夕、巣鴨駅ビル・アトレヴィ5階のO.Kで娘の誕生祝パーティーを開きました 25日のクリスマスが誕生日なのですが、その日は本人の仕事があるので、2日繰り上げて家族だけでプレ・プレ・バースデー・パーティーを開くことにしたものです 夕方5時から、この店自慢のピザとパスタを中心とするパーティー・プランを予約しておきました

最初にイタリア・トスカーナの赤ワインで乾杯しました いつもはアルコールを飲まない20歳の息子も珍しく1杯だけ付き合いました

 

          

 

最初の料理は生ハムとサラミの盛り合わせと有機トマトのカプレーゼです。トマトにサンドされているのは水牛のモッツァレラチーズです

 

          

 

次は新鮮な野菜を使ったオッティモ・シーザーサラダです

 

          

 

そしてメインディッシュのピッツァ・マルゲリータ。この店のピザはどれも絶品です

 

          

 

次いでズワイ蟹のトマトクリームスパゲッティです。初めてこのお店のスパゲッティを食べましたが、すごく美味しいかった

 

         

 

そして、このコースには牛肉のワイン煮込みが付きます。よく煮込んである柔らかい牛肉です

 

         

 

これで料理は終わり。いよいよデザートです。あらかじめお店に頼んで”サプライズ”を用意しました ティラミス、ガトーショコラ、抹茶アイス、紅茶味のムースの盛り合わせですが、お皿にはチョコレートで”ハッピー・バースデー”の文字と娘の名前が書かれています

 

         

 

これには娘も大変喜んでくれて、最初一人で格闘していましたが、さすがに量が多すぎて弟や私が手助けしました 最後にチョコで書かれた文字をスプーンで削って食べていました。量的にはチョコっとですが、よほど気に入ってくれたようです 娘の誕生祝パーティーを外のお店で開いたのは初めてのことですが、来年もこの店でいいかな、と一人考えている今日この頃です

 

  閑話休題  

 

昨日午前、日比谷のTOHOシネマズ・シャンテでウディ・アレン監督「恋のロンドン狂騒曲」を観ました先日、このブログに時々コメントを投稿してくださるNさんから”クリスマス・グリーティング・メール”をいただき、その中に、この映画でボッケリー二とモーツアルトが使われていたと書かれていたのです これは是非観に行かなければ、と決心して腰を上げた次第です

物語は、ロンドンを舞台に2組の夫婦のそれぞれの恋の行方を描いたラブコメディです ある日突然、死の恐怖に捕らわれたアルフィ(アンソニー・ホプキンス)は、スポーツジムに通い若返りの特訓に励み、女優くずれのコールガール(シャーメイン)を恋人にして結婚すると言い出します 妻のヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)は夫の言い分が理解できず、インチキ占い師の助言に従って新しいパートナーを見つけます。一方、彼らの娘サリー(ナオミ・ワッツ)と一発屋の作家ロイ(ジョシュ・ブローリン)の夫婦にも危機が迫ります サリーはギャラリー経営者グレッグ(アントニオ・バンデラス)に魅かれ心を傾けます 一方、ロイは道路を隔てた向かい側の部屋でギターを弾く赤い服の美女ディア(フリーダ・ピント)に魅かれます 幸運の女神はこのうちの一人だけに微笑みます

さて、私が興味があるのは音楽です。まず、ディアが窓辺で弾いているギターの曲はボッケリー二ですが、残念ながら作品名は分かりません グレッグがサリーを誘ってオペラ劇場に行きますが、上演されていたのはドニゼッティ「ランメルモールのルチア」で、エドガルドのアリアが歌われていました

アルフィがシャーメインを娘サリーとロイに紹介するときに流れていたのはモーツアルトの「セレナーデ第6番ニ長調K.239”セレナータ・ノットゥルナ”」の第3楽章「ロンド~アレグロ」です 1776年1月に作曲されたということですから、モーツアルトが20歳の時の作品です。全3楽章から成りますが12~13分ほどの短い曲です セレナーデは通常、管楽器で演奏されますが、この曲は弦楽器とティンパ二だけで演奏されるのが特徴です

ウディ・アレンは必ずと言っていいほど映画の中でクラシック音楽を使います。その使い方にはセンスの良さを感じます

 

          

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リュウ・シャオチャ指揮新日本フィルでベートーヴェン「第9」を聴く

2012年12月23日 06時59分14秒 | 日記

23日(日)。昨日、すみだトリフォニーホールでリュウ・シャオチャ指揮新日本フィルによるベートーヴェン「交響曲第9番二短調”合唱付き”」を聴きました ソリストは天羽明恵(sp)、加納悦子(at)、永田峰雄(tn)、キュウ・ウォン・ハン(br)、合唱は栗友会合唱団です

チケットを買ったのが遅かったため、やっと取れたのは3階11列18番で、舞台から一番遠い席です トリフォニーホールの3階席で聴くのは初めてで、エレベーターで5階まで上がり、そこからさらに階段で上に上がりやっとたどり着きました 舞台を見下ろすと、西江辰郎コンマスがかなり遠いです。会場は満席です

 

          

 

指揮のリュウ・シャオチャは台湾生まれ、1988年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝者です 11月9日にピアノの萩原麻未を迎えフィルハーモニア台湾を振ってグリーグのピアノ協奏曲を演奏したのが記憶に新しいところです

リュウの指揮は奇をてらったところがなく、素直な指揮です。円を描くような指揮が特徴といえるでしょうか トりフォニーホールは響きのよいホールで、一番上の3階席まで音がよく届きます

リュウは第3楽章からタクトを置き、両手で音を紡ぎ出します 第3楽章「アダージョ」の何と素晴らしいことでしょう。私は第9ではこの第3楽章が一番好きです。穏やかで平和に満ちています この音楽が西ドイツのファスビンダー監督の映画「マリア・ブラウンの結婚」の冒頭で使われたことは先のブログで紹介したとおりです

第4楽章に入りバリトンのソロが「友よ、そんな調べではない」と歌う前に再びタクトを持ちます。バリトンのキュウ・ウォン・ハンの声はよく響きます

ソプラノの天羽明恵、メゾ・ソプラノの加納悦子、テノールの永田峰雄の声もよく響いてきました それにしても、第9を聴く時いつも思うのは、あのソリスト4人は第4楽章のほんの一部分を歌うだけで高いギャラを取っているんだろうな・・・・・ということです おっと、神聖なベートーヴェンの第9にギャラの話を絡ませてはいけませんでしたかな

 

          

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