31日(水)。月末になったので、恒例により1月の3つの目標の実績をご報告します ①クラシック・コンサート=14回(今夜の公演を含む)、②映画鑑賞=10本、③読書=4冊でした ①はこのほか公開リハーサルを1度見学しました。毎月のペースはこんなものだと思います
ということで、わが家に来てから今日で3304日目を迎え、上川陽子外相は30日の記者会見で、自民党の麻生太郎副総裁が28日の講演で上川氏の容姿を「そんなに美しい方とは言わない」などと言及したことについて、「さまざまなご意見や声があることは承知しているが、どのような声もありがたく受け止めている」と述べたが、直接論評することはなかった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
過去の失言を反省しない麻生副総裁の無能ぶりに比べて 上川外相は大人の対応だね
昨日、夕食に「鯵の塩焼き」「豚汁」を作り、「鯵の刺身」と一緒にいただきました 鯵は大学時代の友人S君が送ってくれたものですが、これが最後の一尾です
昨日、早稲田松竹でリチャード・リンクレイター監督による2019年製作アメリカ映画「バーナデット ママは行方不明」(108分)を観ました
シアトルに暮らす専業主婦バーナデット(ケイト・ブランシェット)は、一流ⅠT企業に勤める夫エルジー(ビリー・クラダップ)や親友のような関係の愛娘ビー(エマ・ネルソン)に囲まれ、幸せな毎日を送っているかにみえた しかし彼女は極度の人間嫌いで、隣人やママ友たちと上手く付き合うことができない 外出も苦手で、買い物や家事やスケジュール管理は、メールで依頼できる”バーチャル秘書”に任せっぱなしだった そんなある日、娘のビーが学校で優秀な成績を修めたので、以前からの約束通り、一家で南極へ旅行することになった ところが、出発前に突然バーナデットは、家族の前からこつ然と姿を消し、南極へ向かう ビーとエルジーはバーナデットの捜索に乗り出すが、その過程で彼女の過去を知ることになる かつて天才建築家として活躍しながらも夢を諦めた過去を持つバーナデットは、現在の退屈な毎日に息苦しさを募らせており、本心は建築の仕事がしたかったのだった
【以下ネタバレ注意】
この映画は、マリア・センプルのベストセラー小説「バーナデットを探せ!」を実写映画化したヒューマンコメディです
ストーリーは、精神に異常をきたしたと疑われ 入院を勧められたバーナデットが、それを回避するため南極に旅立ち、それを追う形でビーとエルジーが南極に向かい、現地で再会するが、バーナデットは交渉の末に南極基地の設計を任せられ夢を叶えるというものです
とにかく、バーナデットを演じるブランシェットが強烈です ”バーチャル秘書”を相手にスマホに音声入力する言葉の量とスピードは半端なく、エネルギッシュに動き回ります 「これが人間嫌い?」と言いたくなるほどの行動力です ブランシェットが他の女優と異なる大きな特徴は、あの低音の魅力ではないかと思います
かつて抱いていた夢を結婚等によって諦めた女性が、一念発起してトンデモナイ行動に移り、最後には過去の夢を実現するーというストーリーは、同じような境遇にある人々の共感を得ると思います しかし、現実的な問題として考えてみると、誰もが過去の夢を実現できるかといえばそう甘いものではなく、バーナデットのように過去に特定の分野で活躍し、認められていた実績がある者に限るということだと思います 南極行きは楽しそうですが、難局が待ち構えていると考えておいた方が良いと言えるかもしれません