旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

第385回・犬山祭 其の二

2019-04-14 11:56:30 | 犬山祭

 「犬山祭」の主役は各町内が練り出す13輌の車山です。

 

「犬山型」と呼ばれる三層構造の優美で重厚な姿は曳山の白眉。

 

 満開の桜が絢爛豪華な車山に春の彩を添える。

 

 地元の通に言わせれば、車山の水引幕に桜の花びらがひらひら舞う光景こそ祭りの風情とされる。

 

 国宝天守閣と満開の桜に見守られ至高の車山がゆく。

 

 車山の車輪が路面を削るほどの勢いで方向転換する「車切」 車山の進行を止めずに成し終えるのが粋とされる。

 

 車山を曳く男衆を犬山では手子(てこ)と呼ぶ。

 

 「針綱神社」大鳥居前で「どんでん」の披露です。

 

 4トンを超える車山の片方を担ぎ上げ、

 

 その場で一気呵成に180度旋回、

 

 さらに担ぎ上げたまま後ずさりに曳く。

 

 意気盛んな手子の見せ場であり晴姿でもある。

 

 一年に一度の祭りなれば、事前に練習ができるわけはなく、

 

 技量、力量、経験が物をいう。

 

 男たちの心意気。

 

 これが祭りのエクスタシーだ!!

2019年4月 愛知県犬山市

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第385回・犬山祭 其の一

2019-04-12 22:21:36 | 犬山祭

 「ユネスコ無形文化遺産」にして「国指定重要無形民俗文化財」

 

 世界基準の肩書も誇らしい。

 

 今年のキャツチコピーは 「ふりむけば、未来・・・」

 

 花より団子、団子より祭り。

 

 春を華麗に彩る祭典。

 

 江戸時代から続く「犬山祭」は今年で385回目。

 

 城下町の旧市街地は多くの観光客で盛り上がる。

 

 小太鼓を叩く囃子方子供連、女児が祭りに花を添えます。

 

 小若連のチビッ子たちも楽しそうだ。

 

 奉納神事の間で見つけた和みの表情。

 

 陽光うららかな御城下の昼下り。

 

 伝統のお囃子が流れ、

 

豪華な金襦袢のお披露目。

 

 春を祝う贅をつくした光景。

 

見事なもんよのう。

2019年4月 愛知県犬山市

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第385回・犬山祭 序章

2019-04-09 21:07:12 | 犬山祭

名古屋へ来たなら 寄ってみな~

 

長くは留めない すぐ帰す~

 

尾張犬山は 桜の名所~

 

春は桜の 花ざかり~

 

「犬山祭」が桜と共にやって来た。

2019年4月 愛知県犬山市

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