旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

今宮戎神社十日戎2018 其の一

2018-01-12 20:18:21 | 関西紀行

歌舞伎の外題「戎詣恋釣針」といえばユーモアに富んだ舞踊劇。

 

大名と太郎冠者が恵比須様に詣で釣り竿で美女を釣り上げる物語。

 

そこで、寅さんは釣り竿をカメラに持ち替え、美女を求め今宮戎神社へ。

 

 いきなり、超べっぴんさんの登場だ。

 

 福の女神と讃えたい、この艶やかさ。

 

 訪れたのは1月10日の本戎、お目当ての宝恵駕行列が始まりました。

 

 福むすめは容姿端麗で遊び心も持ち合わせてないとね。  お願い! 遠方から訪れた寅さんに目線と微笑と福を!

 

 注文多いな~  よっしゃー!! そんなら、最後までついた来なあかんで~!!

2019年1月 大阪市浪速区・中央区 

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宮川町始業式2018

2018-01-09 23:25:04 | 京都散歩

 新春の風情が漂う宮川町。

 

 1月7日は宮川町歌舞会、東山女子学園の始業式です。

 

 石畳におこぼの音が響く。

 

 宮川町の始業式は午後2時から始まり、終了後は其々の置屋へ向かいます。

 

 正装の黒紋付姿に奴島田に結った髷。

 

 どこから眺めても格調高く、花街を彩る新春の風物詩である。

 

 儀式が終わると、花街は正月らしい落ち着きを取り戻します。

2018年1月 京都市東山区

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祇園甲部始業式2018

2018-01-08 16:05:30 | 京都散歩

 1月7日は祇園女紅場学園の始業式。

 

 始業式を終え正装の黒紋付姿で挨拶回りが始まりました。

 

 冬の穏やかな陽ざしを背に浴びて、

 

 滅多に見ることができない正装姿の芸舞妓さんによる、

 

 晴れがましくも艶やかな花街の伝統行事です。

 

 今年も休日と重なり訪日客も交え、多くの観光客で賑わった。

 

 ここは古都の風物詩として捉えたい。

 

 正月用の稲穂をあしらった花簪が揺れる。

 

 舞妓は右に、芸妓は左に飾る。

 

 先輩のお姐さんに付き従い足早に回ります。

 

 フットワークを活かし駆け巡りながら撮るか、

 

 お茶屋の玄関先で粘り強く待って撮るか、

 

 悩ましいところである。

 

 引きの構図は諦めて、

 

 人様の後方から控えめに撮ろう。

 

 京の伝統行事に芸舞妓さんが絡むと撮影の敷居は高くなります。

2018年1月 京都市東山区

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如庵初釜2018

2018-01-02 15:28:55 | その他

 新年明けましておめでとうございます。

 

 年の始まりは侘び寂び漂う茶庭から。

 

 蹲踞に季節の彩を添えて。

 

 国宝三名席の一つ「如庵」です。

 

 茶の湯の創成期に尾張国が生んだ大茶匠、織田有楽斎。

 

 晩年は武家を棄て京都建仁寺の正伝院を隠棲の地とした。

 

 古暦を腰貼りにした暦張り、竹を詰め打ちにした有楽窓等々、随所に有楽の美意識が宿る。

 

 格調高い如庵の初釜風景。

 

 新年を寿ぐ風物詩として捉えたい。

 

 有楽苑内には如庵、元庵、弘庵、旧正伝院書院の茶室茶席が有り、

 

 其々が趣向を凝らした茶庭露地で結ばれている。

 

 清々しい茶庭を散策すれば、

 

 初釜ならではの華やいだ光景にも遭遇する。

 

 間もなく寒の入り、冬の風情を楽しみたい。

2018年1月 愛知県犬山市

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