旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

大阪浪漫 新世界

2019-01-25 21:59:44 | 関西紀行

 路面電車が走る町には昭和の風情が息づいている。

 

 恵美須町駅から信号を渡れば「通天閣」がそびえる「新世界」だ。

 

 インバウンド観光客で賑わう表通りは派手な看板が並ぶ。

 

 昔から庶民的な繁華街として親しまれてきた「新世界」

 

 店主に尋ねてみたい・・・広島? 中日? 阪神?

 

 町の一角には「ジャンジャン横丁」とよばれる全長約180メートルのレトロなアーケード街がある。

 

 そこのオッチャン!! おもろいで~!!

 

 昔は「飛田遊郭」と「新世界」を結ぶ道筋として飲み屋や射的の店が立ち並び賑わったと聞く。

 

 昭和45年の「大阪万博」以降は歓楽街としての活気も衰え、一般観光客を寄せ付けない禁断の一角となってしまった。

 

 しかし、時は流れ独特なレトロ感と気取らない雰囲気が人気を集め、現在では多くの観光客が訪れる。

 

 「そんなとこ打ったらあかんで~」 外から対局を見つめる熱心な将棋愛好家から声がかかる。

 

 ♪あの手この手の 思案を胸に~♪

 

 ♪なにがなんでも 勝たねばならぬ~♪

 

 ♪空に灯がつく通天閣に 俺の闘志がまた燃える~♪  「王将」by 村田英雄

 

 登録文化財としても通用するであろうレトロ建築の「新世界国際劇場」

 

 かつては東映の封切館だった「新世界東映」 上映中の「次郎長三国志」の主役は鶴田浩二。  昭和がまた遠ざかる。

 

 やっぱり、大阪は寅やね~

 

 新世界を舞台にした懐かしい映画がある・・・蛇足だが掲げたくなった。

2019年1月 大阪市浪速区

コメント (2)
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