毎年楽しみにしている「博多祇園山笠」
今年はハイライトの追い山が3連休の中日に当たった。
北九州地方を襲う、かつて体験したことがない豪雨の中。
追い山にむけ最後の流舁に挑む「中洲流」を追いかけてみた。
2102年7月 福岡県福岡市
流舁きは流区域内の狭い通りまで山笠を舁き入れる。
頭に巻く手拭いの色で役割分担やベテラン、新人の区別が分る。
那珂川沿いを走る。
勢い水は山笠の潤滑剤。
流舁きは至近距離で山笠の迫力を感じ取ることができる。
回り角に身を置けば、その迫力に圧倒されてしまう。
山笠のスピードは早い、物凄い形相で瞬時に迫ってくる、写真撮影は自己責任。
流舁きは台回り、台上がりが次々と交代してゆく、子供達も山笠に乗れる貴重な時間でもある。
追善山です。 前年中に亡くなられた山笠功労者の自宅前で追善供養する行事。
男の美学。
2011年7月 福岡県福岡市
流舁きです。
それぞれの流の地区を舁き回し、見物客にも今年の山笠をお披露目する行事です。
中洲流に密着してみました。
舁き山笠部分を山笠台に固定する。
恒例の記念撮影、子供から長老までその表情は輝いていた。
舁き山と飾り山の競演は何処から眺めても豪華だ。
舁き手が次々と集結してくる。
照りつける真夏の日差しに、曳き手衆の影が揺れる。
七百七十回目の記念すべき節目をむかえた今年の博多祇園山笠。
真夏の日差しに勢い水が輝いた。
覚悟はしていたが、私も勢い水の洗礼を受けた。
「しっかり撮れ」という励ましであろう。
2011年7月 福岡県福岡市
流舁き当日の昼前、櫛田神社境内でお茶会が開催されます。
まずは、山笠期間中の無事安全を祈願して浦安の舞いが奉納されます。
博多祇園山笠振興会の重鎮や各流の総務が一同に会する場でもある。
運び役は一番山笠当番町の子供たちが務める。
礼節を尊ぶ山笠の精神は子供たちにも受け継がれている。
この日から山笠が動き出す。
2011年7月 福岡県福岡市