満開の桜を愛でながら
郷瀬川沿いの「城見歩道」から
犬山旧市街地へ
3月下旬の寒さの影響で
御城下の桜は
「犬山祭」に合わせるように
満開を迎えた
令和7年度・第391回「犬山祭」の始まりです
2025年4月 愛知県犬山市
満開の桜を愛でながら
郷瀬川沿いの「城見歩道」から
犬山旧市街地へ
3月下旬の寒さの影響で
御城下の桜は
「犬山祭」に合わせるように
満開を迎えた
令和7年度・第391回「犬山祭」の始まりです
2025年4月 愛知県犬山市
余坂木戸跡は城下町の名残を留めるクランク状の曲がり角
ここから犬山城旧町に入る
「魚新通り」を西に進めば
国の登録文化財建築の「米清旧邸」
夜車山は文化財建築を背景に眺めたい
重厚な土蔵に車山の提灯が映える
曳山祭りで最も人気の高い見物スポットは曳山が方向転換をする場所
表通りから一歩入った昔ながらの路地
車切の地響きに祭りファンは酔うのである
曳山祭りの多くは大人数で綱を曳き前進するが、
「犬山祭」は手子と呼ばれる十数名の精鋭に委ねられる
「犬山祭」の見所は多々あるが、
長老に言わせれば豪快に曲げることよりも
車山の進行を止めずに成し終えるのが粋とのこと
観光客が少ない狭い辻での車切は見応えがある
揺れる提灯、高鳴るお囃子、手小の雄叫び
祭りの夜が更けてゆきます
2024年4月 愛知県犬山市
「本楽祭」の夜車山行事は北組と南組に分かれて出発する
飛行機のコントレールが伸びて行った
桜満開の新郷瀬川堤「小島橋」を車山が渡る 美しい風景だ
北組の出発地点は余坂町
提灯の点灯は夕刻の6時
各車山の手小衆が慌ただしく動き回る
金襦袢姿の下山子供連がやって来た
金襦袢が下山に乗り込み
提灯が灯される
マジックアワーに提灯が浮かびあがり
華麗なる幽玄の世界が始まる
2024年4月 愛知県犬山市
グラリと車山が大きく頭を下げた
「どんでん」が始まった
「針綱神社」の大鳥居前で奉納「からくり」を終えた車山を
車山の前方に出た梶棒に手子が肩を入れ、一気呵成に担ぎ上げる
「犬山祭」のハイライトの一つであり
男たちの試練の場面
撮る者にとっても規制線内側からの撮影は難しい
昔は各町内の車山には毎年決まった近郷の村々から
力自慢の若者連が集められた
4トンを超える車山を担ぎ上げ
後づさりに曳くことは手子の力自慢として
今年は何処までやった、と毎年競われたようである
「犬山祭」の手子さんは偉いのである
2024年4月 愛知県犬山市
祭り会場までの散歩道
城見歩道と呼ばれる川沿いの小径
見頃を迎えた桜の並木道
お花見には絶好の穏やかな休日
犬山城を眺め
城前広場へ
「犬山祭・本楽祭」です
手子衆は気力充実
13輌の車山は城前広場に集結し
順番に針綱神社鳥居前に据えられ
「からくり」を奉納する
6時間30分に及ぶ長丁場
「からくり奉納」を終えると、見せ場の「どんでん」が始まる
2024年4月 愛知県犬山市