<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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嘉門達夫の歌で「丸美屋の三色パックの謎」という歌がある。
もう30年以上前の歌になるのだが、この歌を思い出してしまう芸能ニュースが発生。
久々に口づさんでしまたのであった。

丸美屋の三色パックとは3種類のフリカケが一つの容器に入った3色ボールペンみたいなフリカケで、その内訳は「のりたま」「たらこ」「ごま塩」だ。
このうち「のりたま」「たらこ」は人気があってすぐに無くなってしまい、最後に「ごま塩」だけが残る。
この3つあるのに「ごま塩」だけが残ることを歌詞にしており、その締めくくりは「どこかのよっちゃんじゃないの〜♪」という内容なのだ。

これは当時人気アイドルだった「たのきんトリオ」を皮肉ったもので田原俊彦、近藤真彦は超人気だが野村義男はどうなのよ、ということが歌われていたわけだ。

歳月は流れて30年以上。

田原俊彦はしばらく姿を消していたがここ数年CMやバラエティで少しづつ復活を見ているものの往年ほどの活躍ではない。
ジャニーズ事務所の重鎮として収まっていた近藤真彦。
今回彼も週刊文春のスクープで不倫が露呈して芸能活動を休止することになった。

で、よくよく眺めると残る野村義男が最も幅広い活躍を遂げていたことに気づいてびっくりすることになった。
アイドルとしては他の二人の足元に及ぶことはなかったがギタリスト、プロデューサーとして大活躍していたのだ。
私はこのことをちっとも知らなかったが、人生というのは予測できないものだと思った。
コツコツ努力するものが報われる。

丸美屋の三色パックを見るときっとこのことを思い出すことになるだろうな、と思う今週のニュースなのであった。


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