遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

左肩、左腕、左手の痛さ、疼き、痺れ

2006-07-29 22:37:39 | Weblog
7月28日
 午後から左肩から左ませ指先まで痛み、疼き、痺れが発生した。おまけに右前頭葉も騒いで いる。左肩と指が特にひどい。どうしましょう。動きには支障なし。静かに痛いのです。左肩肩甲骨外側は痛い。前腕は疼く。指は手のひらから指先まで痺れている。手の施しようがない。じっと耐えるだけしかない。
 これはきっと昨日から始めた手首の訓練の影響に違いないと。
 指や手首を動かすと、前腕の筋肉が動くのです。最初から完全に動くわけじゃありません。ホンの一部が動き、なんとか完全に動かしたい私は、脳の抵抗を感じつつ、それに打ち勝つべく強行に指示を強めるのです。脳は簡単に従いません。私は汗を出しつつ顔は苦痛にゆがみます。筋肉は勝手に動くわけではありません。脳からの指示(筋電流の過多)で動くのです。動かしたいという私の強い希望があって
神経回路が作られると思っています。
 脳はそれを受け入れると,こんな具合でどうでしょうか?と動かして見せます。合っていようと違っていようと私は動かしたいように動かします。「こうだ。こうだ」と、動かします。このように、脳は神経回路を作っていくように私は思えます。朝、目が覚めた時に上記のような事象が起こります。私の場合。
 会社を退社するころには痛みや疼きは消え去りました。
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脳の奮闘

2006-07-25 22:24:14 | Weblog
7月25日
 脳梗塞になった人の脳はどうなってるのでしょう。
誰も訊いてくれませんが、云っても信じてもらえません。
 私、感じるのです。脳のどの部分が活動しているかが。
今日の朝、通勤中は前頭葉全体でムズムズしていました。11時ころになると右脳の中心部で痛みが発生しました。30分くらい続きました。丁度梗塞が発生した部位のところのようです。それに呼応するかのように左半身に症状が現れました。
左顔面の目の付近が少し締め付けられるような感じと左唇の痺れが大きくなった感じ。左手の指全体に痺れが出てきて、握るとすんなり握れない、特に親指と人さし指が曲げにくい。左足にも違和感がでてきます。
 手や足を素早く動かすトレーニングを急にやり始めたので、脳がびっくりしてデータの整理を始めたのかな」なんて勝手に思っています。内心は不安です。痛みを伴ったものは初体験ですから。
 このブログを書き始めたら脳のムズムズ感は消えました。不思議ですね。
 脳も一生懸命のようです。
 当初、主治医から左脳に右脳の予備回路があると聞かされていたので左脳がモゾモゾしていたときは予備回路を準備していると思っていました。そのうち前頭葉がモゾモゾしてくると何だか変だぞと思い始めました。その後は右脳がモゾモゾの中心でした。脳の外側のあっちこっちでモゾモゾムズムズしていました。ある夜の9時過ぎ、今までとは違った場所でムズムズし始めたのです。中心部の深いところです。怖くなりました、看護士を呼ぼうと思いましたが、呼んだところで何ができるのか。血圧を測るくらいです。言っても信じてもらえないのです。つまり、どうしようもないのです。私は深い暗闇の底へと引き込まれるように感じました。奈落の底へ落ちるとは、こんなことなのかと感じました。けど、どうしようもないので
引き込まれるのにまかせて眠りました。目が覚めたら朝でした。
 脳の活動にも周期があるようです。活発な活動する時に必要なのは酸素とエネルギーのようです。大量に必要としているらしい、それで血液で運ばせます。急にはじめるため血圧が急に上がるのです。何にも知らなかった私は、慌てふためいて病院に駆け込みました。血圧を測ると170から180くらいです。高くなると何かが違うと感じます。ちょっと説明するのは難しいのですが、違うのです。医師と話はするのですが、結局はCTとMRIの検査です。結果は異常なしです。
こんなことを4,5回やりました。夕食直後、深夜、早朝と時を選ばずです。前触れなしなんです。終わりのほうでは医師から脳外科でなく心療内科がいいかも、なんて言われました。
 よくよく考えてみると、血圧が上がって大騒ぎした後(持続時間は4,5時間でしょうか)大きな回復があったみたいなのです。肩が軽くなったとか膝が軽くなったとか。今でもたまに血圧が170くらいになることはあります。が、楽しんでいます。それは、食事療法や運動をして、私の血液や血管は以前とは違うのだ、血圧が多少上がったって別に問題なんかない、と言い聞かせているのです。脳が必要として血圧をあげているのですから、黙って(知らないで)従うしかない。脳だって早くもとの状態に戻したいはずですから、協力をしてあたりまえ。
 いつまで未知との遭遇が続くのだろう!!
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次のステップ

2006-07-24 13:08:29 | Weblog
25日
 24日の日曜日にゴルフとバドミントンの練習に行った。
 ゴルフは7番アイアンだけで75球打った。クラブを両手で握りハーフスウィンッグで打った。前回に比べるとインパクト後の左手が離れることなく最後まで右手に添えてスウィングが出来るようになった。しかし、握りがしっくりしない。きちんと握ることの必要性を感じた。握るトレーニングをしよう。
 バドミントンは、足の回復もありもっと上手く出来ると思っていたが、逆に前回よりも悪いように思えた。つまり、期待以下だった。一つのことが出来るようになると、それは既存の事実になり,事象はすでに次の段階へ進んでいる。つまり、想定済みになって行動しているわけです。次の課題が突きつけられるのです。左足のすばやい動きです。そのために片足でのジャンプや保持、よこへのステップなどです。
 麻痺で動かない時は、ただひたすらに手や足を上げるだけだったのに、一つが動くと次から次へと、課題が突きつけられます。どこまでやれば満足するのでしょう。私自身が満足するまででしょう。そして、これがリハビリに駆り立てる原動力です。誰のためでもない、私のためです。
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走りの変化と手の苦しみ

2006-07-23 01:15:27 | Weblog
21日の夜はバドミントンをした。いつものとおりだった。
終わるころ走ってみた。えっ(もうちょっと軽い感じ)以前より滑らかだ。
ここ二、三日左膝の外側に違和感があった。左足の外側のライン全体に違和感があり、その中心が膝だった。特に膝の外側が強く違和感を感じていた。数回、走って感触を確認して終わった。
 次の日の朝、起きてみると左足の違和感はほとんど感じなかった。朝食後、散歩がてら軽く走ってみた。軽く走れた。以前は走るぞっ!と構えて走ったが、今回は、さて走るか!てな感じで滑らかにできた。でも、完全ではありません。その後
膝から下に違和感が出てきました。前脛骨筋と下腿三頭筋の出番になったのです。それと足首の連携プレーに重点が移ってきたわけです。足のリハビリは理学療法士(PT)が担当していますが、先日もうすることがないと言われ、足は卒業間近になりました。一人でリハビリをするしかない。足首に走り方を教えるしかない。それには走るしかない、走りながら昔の感触をたよりに、脳に言うのです。「そうじゃない、もっと滑らかに。ほら、右足のように。」出来るようになるまで、走って教えるのです。私が私に。
 手の苦しみ
手のリハビリで一番苦手な動作は、テーブルに手のひらを下にして肘を着いておきます。そして手首を上にあげます。つまり、他の部位が動かないようにして手首を上にあげるという動作です。右手ではなんてことのない動作ですが、左手になると苦痛そのものです。
 次は、茶碗を左手に持って食べることです。中途半端な状態で保持し、なおかつ重量のある物をもっているこの状態で保持できないのです。つまり、筋力がない。
筋肉はあります。筋肉に指示する力がない。つまり脳からの指示が完全でない。脳にガンバレーと叱咤するのです。それだけです。そして、私はその重さに耐えて保持するのです。苦痛で顔をゆがませて!
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腕が疼く

2006-07-19 13:15:55 | Weblog
7月18日の午後から腕が疼き始めた。肩が抜けそうな感じで痛みがでてきた。
前腕も同時に疼いた。それに左手先も呼応するかのように痺れた。
こんなことは初めてだ。体調は悪くないのに、どうしてだ。どうしようもない。
ただ、過ぎ去るのを待つだけ。そう、待つだけ。不安を押し殺して、待つ。そう待つしかない。立っていると、腕を支えねばならないので、腕の重さの分抜けそうな感じの疼きが大きくなる。椅子に座ってテーブルに腕を投げ出し、腕の重さを肩代わりしてもらって、休息をとる。横になりたい。
 どうしてなのか?
先日、ゴルフの練習に行った。数ヶ月ぶりだった。足は走ったりするので、素早いうごきも練習できるが、腕は、特に左手なのでこれといった練習メニューがない。そこでゴルフの練習と思い立った。前回は左手を添えるだけでいっしょに動けばと思っていたが、全然だめだった。結局右手一本でのスウィングになり、7番アイアンで40ヤードがやっとだった。今回はしっかり握るのは無理だったが、一応添えることは出来た。100ヤード飛んだ。そこで、やりすぎたのかなあ!
クラブを左手で握ったので指の動きに変化が出てきて、今だと思って指も一生懸命動かした。それに伴って前腕の筋肉も以前と違った動きをした。新しいデータが大量にインプットされ、脳はびっくりしたに違いない。それを取込むために左手全体を動かしてみたに違いない。やってみると、初めてのことが多く、筋肉や筋がびっくりしたのだろう。回復のある過程なのだ。と、勝手に思っています。
 一日過ぎた今日は肩の抜ける感じは薄らいでいますが、前腕と指先の疼きは多少残っています。動きには支障ありません。いつも未知との遭遇、暗い森の中をマッチをつけて歩いている感じ。私、見た目には普通の人、実像は?
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手の重さ

2006-07-09 20:26:52 | Weblog
手は重いか?
右手は重くない。左手は重い
朝起きた時はまだ重くない。
会社に行く。まだ重くない。
午後3時過ぎると、ダンダン
重さを感じてくる。重さは肩にだけ
感じます。我慢できないほどの重さです。だけど
逃げようがありません。机で仕事をしている時は
机の上におきます。楽になります。どうして左手だけが
重いのでしょう?変でしょう。だけど事実です。
発症した時から重かったのでしょうか?
いいえ、最初は重さは感じませんでした。
いつごろから重さを感じるようになったのでしょうか?
上腕を認識した時からでしょうか。
肩と上腕のつながりは、まだ完全ではありません。
私は、肩と上腕はおおまかに3点でつながっているように
思います。前と横と後の3箇所です。現在は、横と後はつながっていますが、
前はまだです。後がつながったとき軽くなりました。そして肘が抜けるような
痛みが一日ほどあってその後、肘の痛みはなくなりましたが、肩がいたくなりました。そして指と前腕が動くようになりました。今は指を重点的(指が普通に動くようになったらリハビリは終わり)に訓練しています。多分指が終わったら、肩もつながるでしょう。いつごろでしょうか?多分3ヶ月後でしょう(経験上)
私は、回復の途上にいると思います。リハビリは、あきらめない、急がない、休まない、希望をすてない、己の脳を叱咤激励の毎日です。リハビリは、療法士がするのではない、彼らは重要なサポーターです。リハビリは、己がするのです。だから、こうしたい、ああしたいと注文をだします。走りたい、楽器を奏でたいと。
今日、バドミントンをしました。去年の6月からやっています。
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顔面の麻痺

2006-07-05 20:51:18 | Weblog
顔の麻痺
 私は、笑うと顔が引きつっているようで笑いたくない。左側の顔の筋肉が正常に動いていない。見た目には普通人だが、表情が動くと普通ではないと分かるようだ。ひどい頃は、左唇がだらりと下がっているらしい。本人は気づかないのです。
言われるとムッと唇に力を入れてなんとか繕いますが、まっすぐになっているかは
鏡をみないとわかりません。一応力を入れると正常に近い形になるようです。これといったリハビリはしていません。療法士の指導の中にもありません。自己流で二十面相になるようやっているだけです。効果の程はわかりません。
 目
目は見えます。視覚は、問題なしです。麻痺は視覚に関係がないようです。
麻痺は目の周りと目の中にあるようです。瞼の左端が少し重いのです。軽くなりません。それと目の中に小さな棒が入っているような感触です。目の左側が低位置のようです。最近は上のほうに移動していたので、無くなるかと期待しましたが、元の位置へ戻りました。
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指の動き

2006-07-04 13:02:10 | Weblog
7月4日
 6月に体調の変化があったことは、話ました。当然、手足にも変化がありました。指を動かしても指自体は動きますが、そこ以外はあまり動いていませんでした。ところが今は、指を動かすと手の甲や前腕の筋というか筋肉というかそれらがいっしょに動くのです。今まで動いていなかったので油が切れていたようなので、それなりの痛みは発生しています。ここぞとばかりに動かしていますが、順番がありそうなので(経験上)指先を曲げるのは後にして指を伸ばして90度曲げる動作を行っています。普通の人は指を伸ばして90度動かしても他の部位(例・手首)は動きませんが、私の場合手首も一緒に動きます。だから、右手で動かないようにしながら左指を動かすのです。以前よりスムーズに動きますが、いつまでこの動きを続ければ脳は認知するのでしょう?多分、3ヶ月くらいかな(経験上)。実は、この動作をすると、前腕だけでなく肩・上腕・肘も微妙に動いています。また鈍痛もあります。動いていなかった筋肉が少しづつ動き始めたのでしょう。脳梗塞による麻痺は、筋肉があっても指示がないので動きません。手が動いたといっても、全ての筋肉が動いたわけではないのです。ある動作を動かすだけの筋肉に指示がいっただけなのです。ひねりを加えたら別の筋肉を動かすことになるため出来ないのです。地道に一つ一つの動作を行って一つ一つの筋肉を脳に認知させるのです。これが出来るのは患者本人なのです。療法士が動かしても脳は認知しません。療法士が動かす時患者が力を入れると、力を入れるなと言います。ストレッチでしかないのです。(療法士さんゴメン:でも大切なことでした)
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7月になった

2006-07-03 13:03:54 | Weblog
7月に入った。リハビリ開始から1年と8ヶ月になる。
6月は回復の兆しが大きく感じた月だった。ただ、他人からは見えない箇所だ。
6月中ごろまでは体調の変動が激しく、それに伴い血圧の変動も激しかった(いつものようだった)それが中旬ころから血圧の変化が小さくなった。夜寝る時の血圧が以前のように下がり、朝起きた時の血圧も多少高めだが安定してきたのだ。
 感じる体調も不安感がなくなった。必然的に安心感が充満してきた。・食事・運動・リハビリの効果が出てきたのか。血圧の値で一喜一憂していた時代を懐かしく思った。
 先日、歩いている時の違和感を担当PTに伝えた。要は左足の指の使い方です。どうも使っていないようだと。普通の人は意識していないと思います。歩く時の足の使い方を。私は歩く時の筋肉への指示データを全てなくしたので、データベース再構築のため考えながら歩くのです。まず踵を着けて、
体重移動をし、体重が乗ったら反対側の足を前へ振り出し踵から着けるように、着いたら体重移動をーーーなんてね。足を振り出す時は、つま先が上がっているのをチェックしながらとか。今回は、後ろの人に足の裏を見せるように歩く。こうすれば足の指が離れる瞬間まで意識することになる。意識して行うと、歩くのが以前よりスムーズになり、違和感が少なくなった。
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