遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

2016年を振り返って

2016-12-29 00:25:25 | Weblog
2016年12月28日〔水)
 今年も残りわずかになりました。脳梗塞になって12年が過ぎ去りました。
歳も70になりました。歳をとったからといって、リハビリは免除されません。
動かし続けなければ、衰えてきますし、年齢からくる衰えも襲ってきます。
それらに対処するには、「動く」しかないのです。
 以前と比べて良くなったのは、「寒さ」に強くなったことでしょうか。
気温が20度を下回ると完全防寒体制だったのに、今年は15度くらい
までは大丈夫なようでした。でも油断は禁物ですので、それなりの防寒を心がけて
います。
 リハビリによる機能回復は、全体は回復しつつあるようですが、詳細は芳しくないよう
に思えます、他人事のようですが。
 私の場合、高次機能のリハビリになります。医療から見た状況は、健常者と遜色がないと
診断されます。私の手足を他人が動かすと普通の人と同じように動きます。つまり稼動範囲
が同じようになるのです。だから医療側から見ると、リハビリの必要なしになってしまうのです。
でも今の私はギターが以前のようには弾けません。十分の二程度でしょうか。それに、ポロンポロンと
弾けての10分くらいでしょうか。指が緊張していまって、動かなくなってしまいます。
其れでもやらないと良くならないだろうと思い、続けると指が引きつってしまいリハビリにもなりません。
それで、動かなくなるところで練習は終わりにしています。だいたい毎日やっています。
やらないと回復しません。あれっちょっと良くなったなと思っても、次の日は新たな出来ない
動きが身をもって知らされます。それには以前出来ていたことが今度は上手く出来ないということなのです。
クオリティが上ったのかもしれませんが、現実は、上手く出来ないことなのです。
 指の動きにしても、何処からかは知りませんが、サポートを受け今の状況で動いています。
その状態で動かしていると、動くようになり、自分の力で動けになり、サポートがなくなります。
つまり独り立ちとなります。一応動くようになりましたが、何をサポートされていたのか
わかりません。力だった場合ですと、急に力を出さねばなりません。でも力は使っていって徐々に
しか尽きません。それで以前できていたことが出来なくなったりします。それで新たなサポート体制
作らねばならなくなります。私の身体は絶えずシステム変更が行われているのです。システム変更を行っているのは
私ではありません。多分脳でしょう。
 私は、私の身体を思うように動かしたいので、動きにくいところもありますが、動かしているのです。
それしか、脳に伝える術がないからです。怪我でもすると、動けなくなるので脳へ伝える手段が
無くなります。使われないものはいらなくなります。脳は処分していくでしょう。
宇宙飛行士は地球に帰ってくると、自分の力であるけないでしょ。
 今年は、以上のような繰り返しで、大きな変化は無かったようですが、多少なりとも高次の機能が
回復したのでないかと、思っています。続けることしかないようです、老化対策の方法としても。
コメント
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