遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

足の回復度合い

2009-08-28 09:46:40 | Weblog
8月28日
 涼しさがある夕暮れ、久しぶりにジョギングを兼ねた散歩に出掛けた。
左足は十分に回復したと思っていたのだが、あるところから進展していない
ことに気付かされた。あるところからとは?
歩く時には気付なないのだが、軽く走ると良く判る。足音である。
トン、パタン、トン、パタン、と。トンは右足、パタンは左足。
以前からの課題だったのだが、全く解決していないのだ。
 原因は何か?
バドミントンの練習が終わると左足拇指球付近に右足には無い肉が付いている
ことがある、度々。深くは考えなかったのだが。
冷静に走り方を分析してみようと、左足と右足の動きを注意深く観察して
みると、右足は踵が最初に着地してフワァっとつま先が着くのだが、
左足ではつま先が着地し、踵が後から着地している。つま先は着地時の
ショックを吸収しているから着地時の音が小さい。踵は着地時のショックの吸収効果はつま先より小さいので音が大きい。それに走っていると、違和感も
大きい。
 ビーチサンダルを履いて歩くと、度々つま先付近が引っかかりめくれる。
しっかりとつま先が上がっていないのだ。
 つま先を上げるのは、前脛骨筋、脛のところにある筋肉だ。
 しっかりと緊張させるにはそれなりの力がいる。右足の場合だって
力はいるのだが、左足の場合最後のところまで緊張させるには、右足
以上の力が必要だ。この差が走ると顕著に出てくるのだろう。意識して
走ると頭が疲れる。無意識でも出来るようになるまで訓練しなければならない。
まもなく患って5年になるのだが、絶えず一定以上の負荷を掛けて使って
いないと、いつの間にか元に戻ってしまう。つまり絶えず上昇志向の意識を
持っていなければ、進歩でなく退歩するということです。止められない
ということなのです。努力して出来るようになっても安心できないのです。
今以上の努力をしないと、現状維持も難しいということです。
 つま先上げの訓練は、辛い項目の一つです。病院でのリハビリでは
10回行って終わりです。毎日行けば、毎日十回行えます。これは、初期の
段階です。日常生活が出来ると判断されると、歩くのに杖が必要でも
退院になります。それからの通院は患者本人の意志になるようです。
私の場合、九ヶ月まで週5回通いました。それから二、三年は週2回、
その後は週一回通っています。二年ほど前に足のリハビリは終了と
通告されました。私は行って欲しかったのですが、見た目は、走っても
健常者と変わらずとなれば、いたし方のないことかもしれません。
だけど、私の身体は違和感を感じるのです。
 リハビリをどこまで行うのかは、誰が判断するのでしょうか?
 そこの問題かとも思います。
 先ほど書きましたが、ある一定以上の努力を続けていかなければ
元の状態以下に戻るということを考えれば、終わりがないということかも。
 医療側はどう思っているのでしょう。
 私みたいに、未だ病院に通ってリハビリを受けている人も少ないでしょう。
まして、医療保険で通っているなんて。
 遅くなりましたが、左足の自主リハビリですが、つま先上げを毎日
意識して行っています。回数のノルマは、決めていません。
 歩く時、走る時、意識するようにしています。バドミントンをしている時は
意識はしません。ただ夢中でシャトルを追いかけています。
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肩の痛み(続き)

2009-08-25 15:11:03 | Weblog
8月25日
 先月、左肩が痛くなったと言ってから、およそ一月が経過した。
依然として痛みは続いている。が、痛みの内容は変化している。
リハビリの担当者と週一回話し合いをしている。おおよその痛みの
発生源が朧ながらみえてきた。当初は、三角筋の下にある大円筋
が発生源のようだった。
 手のリハビリは万歳が出来ることが主目的だったので、手を前から
上に上げる動作を主として行ってきた。それが出来るようになると、
肘、手首、指と言う具合に進めてきた。指先がある程度使えるように
なると、日常生活にも使用できるようになった。つまり左手に複雑な
動作が要求されたのである。当然、前からだけでなく横から手を上げたり
右肩へ手を上げたりするようになる。リハビリで訓練したのは、前から
上げることが主だったので、他の動作では、訓練外の筋肉を使うことに
なる。何年も使っていなかった筋肉を急に使ったものだから、錆び付いていて
スムーズに動かない。錆を落とすには使うしかない。
「イテテッ、イテテッ」といいながら毎日動かしています。
今では、負荷が掛かると痛みます。毎日動かすしか方法はありません。
どのくらい続くのかやって見ないとわかりません。現代医療もこの程度です。
未知との遭遇と言いながら「人体実験」をしているのです。
 あと三ヶ月で5年になります。5年リハビリしてこの程度しか回復しない
なんて。周りを見渡せば、私は健常者に近いのですが、私のやりたい事
に関しては初心者の入り口にたどり着いた程度なのです。これを生業に
している人は、とてもお金をもらえません。
 私程度に回復している比率はどのくらいでしょうか?
足に対しても要求が厳しいので苦労をしています。足首の動きが硬いのです。
それが膝にも影響しているようです。
 一旦、半身麻痺になってしまうと元のようにするのは、大変なことですね。
なってしまうと、あのような生活をしていては、いけなかったのだと
いうことが良く判ります。
 なってしまって、自分の身体を詳細に見つめると、人体の精密さに
驚かされました。「なんとすばらしいものなのか!!」の一言。
その素晴らしさも、現代の科学は解明できないでいるのです。
それに、人間の能力もホンの一部分しか使っていないことも
良くわかりました。
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