遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

脳梗塞による半身麻痺から脱出した人はいるのか?

2010-10-16 00:38:26 | Weblog
10月16日
 とある人から質問(疑問)を投げかけられた。まだ応えてはいない。
 世の中を見渡しても、いない(見つからない)ようだ。
 脳梗塞の経験者をみてみよう。
 栗本 慎一郎さん 最近テレビで見たが、脱出にはほど遠い
 長島 茂雄さん 右手はポケットに入ったまま
 館野 泉さん   ピアノはまだ左手だけで弾いてるみたい
 西城 秀樹さん  テレビにはあまり出ていないようだが、脱出に一番近いみたい
 真屋 順子さん  車椅子から脱却していない様子
 坂上 二郎さん  テレビに出ていないがどうなんでしょう

脳梗塞による半身麻痺から脱出した人を世の中から探し出すのは難しい
というのは、普通の健常者と見分けが付かないからです。
 私は発病してから間もなく六年になります。そしてバドミントンをしています。
私の経緯を知らない人は、半身麻痺だったことは判らないそうです。
それでも私は半身麻痺から脱出したとは、思っていません。
身体を動かすことに、身体内部からの抵抗感を感じるからです。また
以前のように思うように動かないからです。
私は、私の現在の麻痺の状態を見せることができます。
走りますと、トン、ドタ、トン、ドタ----という感じになります。
体育館でするときちんと音が出ます。まあ、それでも走れますけど----
手は木琴を叩くと、一つの音を同じようには叩けません。音階もスムーズ
に叩けません。左から右へはまあまあですが、右から左へはとても苦しいです。
肘の曲げ伸ばし。右手といっしょにすると、違いは一目で判ります。
左手がスムーズでなくぎこちないのです。訓練は毎日しているのですが
なかなか回復しません。これは指先が回復するのを待っているかのようです。
指は、両手をまえにだして、グーパーを連続して行うと違いが判ります。
左手が大きく揺れます、右手はほとんど揺れません。それと長く続けると
左手は動きたくないと、ダダをこねます。
このことは、物を掴んで放すという作業、物を右から左へ移す作業とか
箱詰め作業をリズムに乗って出来ないということ、長時間出来ないということ。
 もし脳梗塞の半身麻痺から脱出した人がいたとして、その人を探す手段はあるのか?
 多分、医療側は誰も把握していないでしょう。というのもリハビリを行って
「はい、貴方は半身麻痺から完全に脱出しました」と病院から送り出される
ことがないと思うからです。日常生活が出来るような状態になると、医療側は
退院を促し、患者は退院すると「自主リハビリ」みたいな状況になると思います。
定期健診みたいにたまに病院に行くと思いますが、毎日は行かないでしょう。
当初私も毎日リハビリに行っていました。回復してくると、つまり杖を突いて
歩けるようになると、足のリハビリ担当者はいなくなります。ということは
円滑に歩くには、患者自身でリハビリするしかないのです。
手も者が掴める様になると同様だと思います。
 これには、医療側も、患者側にも「脳梗塞による半身麻痺」は完全に良くならない
という考えがあるからだと思います。
 今、私が行っている病院で私と同じような患者はいません。私は間もなく発病してから
六年になります。現在は週一回ですが、病院に通ってリハビリをしています。医療保険を
使っています。これは、年に何度かの回復度合いが確認できるからです。回復の途上が
確認できれば医療を受けることが出来るようです。
 リハビリを続けることによって、今迄動いていなかった筋肉が動くようになる。
そのときには筋肉的な痛みも発生するし、神経痛的な痛みも発生します。それを
患者一人では、判断できません。
 今週のリハビリのとき、担当の療法士はいつもと違った箇所を押しました。押されると
痛みを感じました。終わった後で、何故、其処を押したのか尋ねました。すると、此処を
押せと身体が言った、言うのです。何かが今までと違っていたのでしょう。私も今週に入って
何かが変わったと感じていました。
 半身麻痺から脱出した患者からすると、
病院から離れて患者独自のリハビリで回復した人が多いと思います。病院を退院した患者は
「俺は絶対走るぞ」とか「どうしても、もう一度好きなことをしてやるぞ」とか思って
自分独自の方法でリハビリを行い、脱出を図り、成功した。
 こんな人は、いると思います。どの程度いるのか判らないでしょう。
脳梗塞による半身麻痺は、回復しないと医療側が考えているからだと、思います。
 私は五年前脱出した人に会いました。努力すれば回復することを見せて頂きました。
 私が医療側にこうすれば手や足が動けるようになるよ、と言っても、「貴方は特別だから」
といって、聞いてもらえません。
コメント (1)
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半身麻痺からの脱出の第三歩は?

2010-10-07 00:27:18 | Weblog
10月7日
 先日テレビを観ていたら真屋順子が出ていた。彼女の夫が死んで
最愛の介護人を失くしたというものだった。
 彼女は脳梗塞で半身麻痺になりリハビリである程度(どの程度かはわからない)回復していたが
再発し(その時もテレビに出ているのを見た)、今は車椅子の生活をしているようだ。
 私も、再発が一番恐ろしい。
 しかし、主治医は再発防止策については、何も言ってはいない。「転ぶな」とは
言ってくれただけ。
 私は、再発を防止するには「血液」と「血管」を健康な状態にするのが
重要だと思った。
 つまり、血液はサラサラにすること。
     血管は、血栓を無くし、軟らかくすること。
 これを行えば血圧も正常値に戻るであろうと。
 この二点を実行するため、たくさんの本を読んだ。
 ほとんどが、食事の本だった。
入院していた一ヶ月は病院食を食べた。体重は3kg減った。
一日の摂取カロリーは1600Kカロリーだった。
これを参考にし退院後もこれに倣った。
 血液をサラサラにするための食事をメニューを探しては作ってみた。
基本的には肉を減らし、魚を主にした。塩分はなるべく使わないようにして
自然にとるようにした。つまり調味料として塩は使わなくした。
野菜を多く取るようにした。ほうれん草は、毎日一把食べていたが、
天候不良で値段が上がり持続できなくなった。
 豆腐も毎日食べるようにした。
 以前は、ビールを飲んでいたが、止めにした。代わりにワイン(赤)にした。
 ポリフェノール摂取のため
 柑橘類は毎日取った方が良いとの指摘もあったので、毎日食べるようにした。
血栓を無くす方策も講じた。これには栗本氏の意見を大いに参考にした。
二年ほど続けたが、今では連続はしていない。
 血管については、いろいろ調べたが、食事療法だけでは、十分な効果が
得られないことがわかった。血管も筋肉だから動かさないと軟らかくは
ならないということ。運動しかない。
それで、毎日歩くことにした。近くに散歩のコースが設定してあるので
そこを、利用した。(3.5Km)当時はやっと歩けるような状態
だったが実行した。リハビリも当然通っていた。
 再発を防止するには、まず身体を健康な状態に戻すことが大事だと思う。
降圧剤や血液をサラサラにする薬(血小板の力を抑える)が処方されていたが
それらを服用していても、血圧は上がることがある。絶対にある。
リハビリを一生懸命にやっている人ほど上がる可能性は高い。
 私はそれを何度も経験した。最初のころはビックリして病院へ駆け込んだ、
いろいろ調べられたが(CTやMRI)、結果はどれも異常なしだった。
最後は心療内科じゃないかと言われた。
 いろいろ考えてみると血圧が上がった次の日には回復が進んでいることが
実感できていた。それで、脳の神経細胞を修正するのに、大量の栄養と
酸素を脳が要求した結果、血流を増やすため血圧をあげたのだと、
私は理解した。普段は130の血圧が何の前触れもなく、急に180
くらいに上がる、怖いと言ったらありゃしない。数時間すると自然に
下がる。現在でも上がるときがある。ということは、今でも回復
している証しなのでしょう。その時の回復している実感はあります。
今迄簡単に出来なかったことが、ある程度簡単にできるようになるのですから。
毎日リハビリを行っているのですから。逆に怠けていると出来なくなる
ことも、実感しますから怖いのですよ、だから動かし続けるしかないのです。
完全にはほど遠いということでしょう。
 私も再発の不安感はあります。それを和らげてくれるのは、食生活と
運動しかないのです。今私は、薬を飲んでいません。五年でここまできました。
今年の夏は暑くて散歩は実行していません。やっと涼しくなりましたので
ボチボチ実行しようかと思います。
夏の間もバドミントンには行きました。仲間は半身麻痺を患っている人とは
わからないようです。ですが、私の右足は動くのですが左足は動かさないと
動かないのです。この違い判りますか?
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