遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

回復させるためには

2009-03-21 15:24:42 | Weblog
3月21日
 最近、指の(もちろん左手だが)動きに変化が生じた。見た目には変わらないようだが、使っている私には、はっきりとわかる。わかると向上した分をすぐに使うので、直ぐ上の出来ないものにぶつかってしまい、「出来ない、出来ない」と思ってしまう。出来ない事の質も向上するから、練習の質も向上させなければならない。そして、痛みの質も変化する。肩にも痛みはあるのだが、前腕に比重が変わってしまった。手首や指を動かすと集中して前腕の筋肉や腱が動きます。指令以上にに動かそうとするので、パニックに陥っているようです。容赦なく使うので、それは、それは辛いでしょう。辛くても途中で止めるわけにはいかないのだ。肩も痛い(以前ほどではないが)前腕はもっと痛い、そして肘が抜けるような感じの痛みも加わっている。回復の過程で、ある線を越えると痛みを伴ってくる。それまでは痛みも無く回復するのだが。痛みに負けてはいけない。只ひたすらに進むだけなのだ。
 昨日はバドミントンをした。脚の動きも良くなっているが、手と同じ感覚になる。バドミントンをしているときは、無意識に脚を使っている。最初の頃は意識して脚を動かしていた。無意識に使っても動きについていけない場合もある。これを続ければ動きも良くなる。動きの質を上げるには、この限界上を絶えず経験させなければ、向上はしない。限界で動かしていると、「もう動けない」と脚が言って来る。それを叱咤激励しながらゲームが終わるまで使うのです。膝や足首に強い違和感が出る。前脛骨筋の下の方に何か空洞みたいなものがあるように感じるのです。多分、必要にせまられて動かそうとしたが、そこへの指示のルートが出来ていなかった。やっと働く機会が出来た。が、肝心の指示ルートがない。今から作るか、他からサポートさせるか。詳細なデータがないとルートは作れません。だから何度も経験させなければならないのです。絶えず限界まで行かなければ向上しないのです。
 今日は木管アンサンブルの練習日でした。指のリハビリを兼ねています。3時間です。途中で休憩はありますが、休憩で回復することはありません。音楽は自分の意志で止めるわけにはいきません。始めたら終わりまで行くか、途中で空中分解するか、吹き続けるのです。一年前に始めたのですが、今では格段の進歩しました。
一時間を過ぎる頃は、左手はもう限界をとっくに過ぎています。音を飛ばし、飛ばし吹くだけです。一人でやれば音楽になりません。仲間がいれば止らず進みます。出せる音だけを出す、それしかありません。それでも音楽の香りがします。楽しいひと時なのです。左手は硬直して動きたくないと訴えます。それでも叱咤激励して、知らん顔しながら音を出してゆくのです。そして、「イテテ、イテテ」と腕をさすりながら「イテェーッ」と顔をしかめるのです。ホント、痛いのですよ。逃げられないのですよ。
 今晩もバドミントンを楽しみます。ハイ!
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3月の状況

2009-03-15 00:34:02 | Weblog
3月15日
 13日の金曜日にバドミントンをしたのだけど、左足の状態は
余り良くなかった。動きが悪いのだ、左足の足首の外側の上側が。
前脛骨筋の下側というか、そこの動きが良くない。今は前脛骨筋全体に
波及している。歩きも出来る、走ることも出来るが、違和感があるのです。
どういうことでしょう?筋肉への指示はどのようなものでしょう?
わかりませんね。一つの指示で筋肉全体はうごくのでしょうか?わかりませんね?
麻痺から回復して行く過程で、一度で全体が回復するようでは、ないようです。リハビリを行って、その時に動いた筋肉だけに指示が行き、回復するようなのです。
バドミントンをしていて、動いた分だけ回復する。一年前の動きと今の動きとは、雲泥の差です。何もしなくてなったわけではない。毎日素早く動けるようにと、訓練したから。今も訓練している。どうしても左足の力が弱い。左足だけで身体を支えきれない時がたまにある。左右に振られ、それに対処し、ホームポジションに素早く戻れず、やられてしまう。それを改善するのに、毎日練習をする。だんだんと練習の質が上がっていく。又、上げ続けないと上達しない。
その過程で筋肉も回復していく。足が動く時、一つの筋肉が動くのではない。
足の指、つま先、かかと、足首、膝、太もも、腰、背骨、これらの筋肉が連携して動いて足が動く。麻痺した筋肉は繰り返し反復する動作に弱い。素早い動きが伴えば、反復動作は加速される。続けていくうちにコンガラがって止ってしまう。どうしようもないのだ。完全にリセットしてやりなおす。ゲームをしていて長いラリーが続くと、この現象が現れる。どうすればよいか?同じ現象を、何度も、何度も体験して、筋肉に動きを覚えさせるしか、方法は無い。脳に情報を与えるしか、解決の手段は無い。やらないことには回復しない。完全を求めるならば、私はバドミントンが上手になるしかないのです。その過程において、どのようなものに遭遇するのか誰も知らないのです。つまり「未知との遭遇」なのです。外から私を見れば、普通の健康な人に見えるかもしれません。しかし、内なる私は他人には、計り知れない境遇をかかえているのです。脳梗塞によって後遺症を抱えている人は、多分同じでしょう。それぞれの方たちは、「未知との遭遇」をしているでしょう。それを説明して安心させられる療法士の方はいるのでしょうか?
 手
 一昨日から手の状況に変化が出ています。左手の指の感覚が変わりました。触った感覚です。私は一年前から、仲間と木管アンサンブルを楽しんでいます。担当はクラリネットです。左手の動きは悪く音が出ない時もあるのですが、強制的に指を動かすのでリハビリに良いというので、月二回集まっています。そのためほぼ毎日個人練習をしています。何がむずかしいか?一番難しいのは、穴を押さえ続けることなのです。例えば、親指と人さし指で押さえています、順番に中指、薬指とおさえていきます、するとその動きにつられて、人さし指が微妙に動き穴からずれてしまうのです。すると音はでなくなります。
その押さえる感覚が悪くなりました。右手だとシットリした感覚なのですが、左手は乾いた感じになり、するっと滑るようになり指が簡単に穴からはずれてしまうのです。力を入れても同じです。力を入れると動きが硬くなります。どうしたことでしょう?どうすれば良いのでしょう?ただ黙って今やっていることを、ひたすら続けることしか思いいたらないのです。良くなると信じて。誰に相談することなく、私はそう思っています。どこか違っているなあと思ったときには自分の身体に訊くしかない。じっと私の身体を観つめる、そしてどうすれば良いか考える。それで解らなければ、身体に任せるだけです。私は私の好きなことをするだけなのです。脳は私の味方なのです。きちんと栄養を与えているならば!
 指を使うと腕が痛くなります。神経的な痛みです。痛む部位に変化がありました。肩の付け根部分に痛みが発生していたのが、腕側の付け根にも痛みが出てきました。指を多く使うので前腕にも痛みみたいな違和感が強く発生しています。手のひら、指先の痺れ感も強くなりました。これが何を現しているのか、わかりません。新たな「未知との遭遇」でしょう。いろんなものが現れても、指は動きますし手ももちろん動きます。今までと変わりなく私は、クラリネットを吹き、ギターを弾くことでしょう。今にも増して!
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