遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

今年(平成三十年:2018年)の決算

2018-12-24 22:15:52 | Weblog
2018年12月24日(月)
 今年一年、私は成長(回復)したのだろうか?
一年前より、良くなったのだろうか?
実感できる何かがあるのだろうか?
 私の一番の重要事項は、楽器を自在に操ることである。
そのため、毎日の練習は欠かしていない。日々格闘している。
今年の初め、何か良くなりそうな兆候を感じていた。
指が以前と違った動きをしてくれるような、感じがあった。
それから、もがきが始まった。動いてくれそうなのに、
何かが、抵抗している。抵抗している主体は、判っている。
己の脳だ、私を動かしている脳だ。
 自分との戦いなのだ。この戦いに勝たねば、明日は無い。
但し、やっつけるのではなく、ねじ伏せるのだ。自由に使うのは
この私なのだ、と宣言し、脳を私の配下にしてしまわなければならない。
そのためには、日々の格闘が必要になる。抵抗で動きが悪くなっても、
その先までやらねばならない。手は、もう動きたくないと、指先や
手首を痺れさせ、肩や肘に痛みを発生させる。一旦痛みが出ると、
その日寝るまで消えません。だから、寝てしまうまで付き合うしか
ないのです。ただ、神経的な痛みなので、手は動きます。でも、
とても痛いときには、小さい声で「いててっ」と叫びます。他人には
聞こえない程度の音量で!仲間との合奏では、長時間になります。
指がケイレンしたり、硬直したり、します。
それでも、終わるまで何とか動かしています。その後の痛さは、倍加しますが、
寝るまで我慢します。
 そんな努力の結果、12月に入ってから、以前より練習が音楽的になりました。
が、まだ十分ではありません。音楽的になって練習に弾みがつきました。痛さも
弾みがつくことでしょう。
 来年からの合奏が楽しみです。
 全て、己との戦いです。脳を変えるには、それなりの情報量が必要です。
脳も十分な情報量がないと、生半可に変えられないのです。変えるときに
、十分な栄養と酸素が必要になります。そのため血流を増やすため、血圧を
上げます。私の場合、170から180程に上がります。血管が大事になります。
それなりの食事と運動が必要です。運動は欠かせません。週に3回程度、1万歩を
めざしています。するも止めるも己次第です。脳は他人がやったことには反応しません。

それは、脳の抵抗を使っていないからの、ようです。

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1 コメント

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Unknown (さいたんしゃん)
2019-02-02 04:13:05
発症して一ヶ月。リハビリがまだ新鮮で楽しくさえ思えます。しかし必ずこの与えられた時間の終わりが来るのも分かりかけて来ました。与えられたリハビリから自分のリハビリへ。それを訊いても医師も療法士も誰も答えてくれないでしょう。脳梗塞の半身麻痺者という広い枠で括られその中での回復程度の話で収まる。このブログで脳梗塞患者というわくを外してから始めるのが自分のリハビリだと分かりました。その途上襲う挫折感体調の変化やそのことへの不安と対処の仕方。本当に教えられ、不安も限界もあるが自分で作ったリハビリに生きることが脳梗塞患者の人生だと教えられたと思いました。本当に感謝です。
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