遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

落語家円楽師匠

2007-04-30 23:14:07 | Weblog
4月30日
 4月も今日でお終い、退職して一月が過ぎようとしている。
毎日が日曜日、外からの束縛がないので、ゆっくりと時間が過ぎていく感じだ。
今までのスピードの三分の一かな。辞められませんね。多少、生活資金で不満はあるようですが。
 今日のNHKで「円楽師匠 最後の高座」の放送がありました。引退までのドキュメンタリー番組でした。他人がする評価と自己評価が違うのです。出来ているように見えても、どこか違うのです(私は、違和感と言っています)。職業としていますから、半端じゃだめなんですね。私もそう思う。極限のところの回復には時間がかかります。でも、患って1年半くらいであそこまで回復していることは、素晴らしいことだと思います。今、74歳。後1年たって、どこまで回復するかは、未知数なのです。落語は、ただしゃべるだけでなく、表情、所作、何色かの声色。しゃべるのも、ゆっくり話すこともあり、啖呵をきったり、と大変です。ただ、目標を失うとリハビリをする意欲が無くなる危険性があります。話続けてほしいものです。
自己評価と他からの評価の違いは、患者と医療側の評価の違いに共通するものがあります。日常生活に支障がなければ良い。それだときちんとした仕事ができない。
仕事が出来るようになるまでリハビリを続けることが必要だ。後遺症として麻痺があったり、呂律が回らなかったりしたとき病名は何でしょう。怪我をした場合は、全治6ヶ月とか言っていますが、脳梗塞による左半身麻痺全治3年半とか言ってもらえませんかね。いろんなことで楽になると思うけど。
 先日、新聞をみていたら三大疾患の死亡率が下がったという記事があった。脳血管疾患による死者も減少している。死者は減少したかもしれないが、麻痺など後遺症を抱えた人は増加したと思います。これらの人の治療(リハビリ)は150日で打ち切りなんて、ひどいことです。病人にならないことが一番です。食事に気をつけて、適度な運動を心がけてください。
基本は5年だと思います。
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山登り

2007-04-29 14:23:31 | Weblog
4月29日
 今日は天気が良いので、散歩に出掛けた。行く先は標高367メートルの立花山。8時30分ウォーキングスタイルで出発。麦わら帽子を頭にのっけて。テクテク歩いて1時間半、登山口に到着。頂上まで1400m。結構、同好の士がいるものだと思いながらのぼった。急な山道を30分頂上に到着。展望240度、我が家付近も見えた。以前(20年ほど前か)登ったときは、頂上付近は木が生い茂っていて展望は良くなかったと記憶していたが、こんなに展望が開けていたとは。
 この山は歴史上に(1300年代)もでてくる。山城が築かれていた。
20分ほど休憩して下山した。登りとは違ったルートを選んだ。木々の中を歩くのは久しぶり。こんな近くにこんな自然があるなんて、こんな素敵なことはない。月に4,5回ほど来るよう日程表に記入しておこう。
 リハビリを兼ねての散歩なのだが、山道は丁度良い訓練になる、私にとって。微妙な変化が、関節や筋肉に負担を強いる。特に下りの山道は効果が大きい、その分危険も大きい。足の指と足首に対するリハビリ方法を探していた。山登りをすれば、充分に鍛えることができそうだ。脚全体のシステム的動作がよくなれば、日常生活も楽になる、完成するまでには、膝や筋肉にも微調整を余儀なくするが、疲れすぎないよう注意しながら続けていこう。約5時間の散歩でした。
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失業保険

2007-04-28 14:50:05 | Weblog
4月28日
 27日に失業保険の手続きに職安(ハローワーク)へ行った。今回で2回目だ。
 定年による退職は、会社都合による退職にあたり、直ぐに保険が実行される。自己都合による退職だと3ヵ月後になる。もらえる金額は退職時の給与を日額に計算し、それの45%(但し、最高6,808円)が支給日額になる。是を、私の場合150日分支給されることになる。私は最高額ではない。支給されるには条件がある ① 失業の状態にあること ② 直ぐに就職することができること  
4週間単位に失業状態を確認し、支給される。その間、失業者は最低2回求職活動をしなければならない。失業状態と求職活動を確認のため、職安指定の期日と時間に失業認定書を提出しなければ、支給されない。求職活動は職安にあるパソコンを使って仕事先を探すということが一番簡単です。求職活動の足跡が確認できる形にしないといけないので、職安のパソコンを使って仕事先リストを閲覧するのが一番簡単で確実なわけです。認定日当日は次の認定期間になるので、それ以前に職安に行く必要があります。自己都合で失業した人は、3ヶ月は保険は出ませんが、その間最低3回求職活動をしなければなりません。失業保険を貰うにも身体を動かさないともらえません。期日も守らなければなりません。不正して貰うと、3倍返しになるそうです。不正とは、失業保険を貰いながら、アルバイトなんかして収入をえることです、簡単にいうと。きちんと届け出れば、アルバイトしても保険は出ます。収入みあいで差し引かれますけど。というわけで失業保険の手続きは無事終了しました。第1回目の認定日は5月14日14時30分から15時の間です。今後後7回ほど行うことになります。説明会のあと社会保険事務所の担当者が年金の説明を行いました。会社を辞めれば年金は国民年金になります。私は年金を支払う必要はありませんが、妻は後1年ほど払う必要があります。手続きは終わっていますが、猶予願いを提出する予定です、収入が少なくなりますから。そのため私が失業していることを証明しなけれなりません。雇用保険受給資格者証で証明することになります。それを貰ったのです。それと、17、18年度の収入の証明です。それで妻の国民年金の払い込み金額が決まるのです。月額14,200円のままか、どうなるか・・
 それにしても、失業者の多さにはびっくり!会議室は満杯ですし、駐車場には車がひっきりなしに来ます。若い女性が多いですね。求職先を検索すると結構たくさんあるけどね。
 手のこと
指先を重点的に動かしているけど、腕自体も動かしている。棒やゴルフクラブを使って。上から下へ振り下ろすと、真っ直ぐ一直線に弧を描けない。途中で何故か曲がるし、止まりそうになる。繰り返すと、それがひどくなる。この動作がスムーズに出来るようにならなければ、指先が軽やかに動くことはないと思う。この動作をやり始めて肘の上側に違和感を感じるようになった。指先を動かしても上腕部が動く、つまり指先が独立していないことなのです。指、手首、肘それぞれが独立して動くようにならなけば、軽やかに動かないのです。そのため、只ひたすらに、動かすのです。ただ、ひたすらに!!
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バドミントンとギター

2007-04-26 14:34:17 | Weblog
4月26日
 ギターは17才から始めた。 仕事が忙しく、ギターを楽しめない時期もあったが、なんとなく続いた。定年が近づく中で、もう一度ギターに耽りたいと思っていた矢先の脳梗塞だった。それから2年が過ぎた。本当の定年になり、この4月からギターのリハビリを開始した。以前は弾きたくても弾けなかった。今は、まがりなりにも弾けば音がでる。弦を押せない時よりは進歩している。進歩はしているのだが、思うように弾けない。右手は良いのだけど、左手がついてこない。音楽にならない。すぐには回復しないことは解っているのだけど。毎日やっていて変化が見えない、でも黙って毎日するしかない。
 バドミントン 
 会社に入って、昼休みに始めた。結構上手かった。転勤先でも昼休みに毎日していた。職場の隣が、市の体育館だった。市の職員の人たちと毎日していた。会社でバドミントンの大会があり、シングルスとダブルスで優勝し、代表として九州大会にもいった。これも見よう見まねの我流だ。これもなんとなく続いた。リハビリの一環として退院して半年後から再出発した。昨日の練習(ゲーム)では、ほぼ以前に戻った感じがした。後はスタミナが伴うよう続けていきたい。現在、2時間、週3回予定している。シニアの大会にでたい。
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映画「クィーン」と手

2007-04-25 16:10:34 | Weblog
4月25日
 昨日、映画を見に行った。「クィーン」だ。
今日でもよかったのだけど、水曜は女性割引デーなので女性がわんさか来ると思い昨日にした。けれど、それでも女性は多かった。95%は女性だ。
 映画の内容は、ダイアナ元皇太子妃がパリで死んでからイギリスで葬式が挙行されるまでの、メディアと国民と王室の動きをドキュメンタリー的に追ったもので、主役は女王と首相かな。王室にとっても初体験で困惑していた、特に王室を離れ、一民間人になってしまった人物をどう処遇すればよいか。しきたりに縛られ国民から非難されそう。首相は、なったばかりのトニー・ブレア。皇太子と同じ年齢。当初、王室は半旗は掲げない、ロンドンにはいない、何のコメントも出さない状況だった。国民は、悲しみに沈み、宮殿前には花束が山のように集まった。メディアも王室の対応を非難。このままでは、国民と王室の溝が深くなり政権の維持も難しくなるとブレア首相は感じ、国民と王室、女王との間を取り持つようになっていく。
結局は、首相の意見を取り入れ女王はロンドンに戻り、コメントを生で発表した。
ロンドンに戻り、宮殿の前で車を降りた(普段はありえないそうだ)女王たちは、門の前の花の山を見て歩く。花にはカードが添えられ、メッセージが書かれている。群衆はそんな女王たちを見ている。花束を持っている女の子の前で立ち止まり、女王は言う「花をこちらに置いて上げましょうか?」「いいえ」一瞬女王の顔がこわばった。「この花は女王さまに」女王の顔が再び変化した。一番印象に残ったシーンだった。国民は王室が好きなんだ。誇りなのだろう。なにしろ千年以上も続いている。日本だって。
 その後、女王は首相に会う。女王が首相を任命するのだから、政治の話は当然ある。そこで、この一週間の話が出た。在位して初めての経験だったこと。昔からの伝統で国民はつつましく対応すると思っていたこと。それが思ってもみない状況になったこと。女王は悲しみや喜びを大きく表現しないことが美徳とされていた。
女王は、自分で望んでなったのではない。父が急死したためなったこと。悲しみも全て自分の心のうちに押し込んでしまうこと。身も心も国に捧げていること。女王以外の王室はなんと気楽なことか。日本もそうなのか。天皇以外は、多少の不自由があっても気楽なんでしょうね。
 でも、早いもので、ダイアナ元妃が死んで10年を過ぎたのですね。
私、退職してまだ一月経っていません。充分に味わっています。まだ金銭的な恐怖感がこないからでしょうね。この先どうなることやら。

 手
 私の左手
 午後になると肩に痛みが襲ってくる。肩が抜けそうな感じの痛みが。
 左手は、ゴルフに必要。ギターを弾くのに必要。笛を吹くのに必要。バドミントン、サーブする時に必要。右手を洗う時に必要。
 今、15時。痛いのです。
 ギターは一日に3回弾くようにしています。朝、昼、夜の3回です。
 メニューは練習曲を2曲弾きます。2回弾きます。単音の曲です。
 ギター界では有名な作曲家が書いた曲です。良く出来ています。全ての指を使うようになっています。四分音符は、良いのですが、八分音符になると指の動きが鈍くなりしっかりと弦を押さえられないのです。だから、はっきりした音にならないのです。同時に二つの音になるとほとんどダメです。2年半弾いていなかったので、指先の肉が落ちていて弦を押さえると痛いし、しっかり押さえられない。
押さえるのにも、結構力が必要なのですね。こんなになって分かりました。指先って結構力持ちなのですよ。無くなって知るんですね。ほんと、人間の身体は、とっても精巧に出来ていますよ。鍛えればよくなるし、鍛えなければ動かなくなる。
 ゴルフは週2回練習に行きます。問題は左手、当然か。特に手首。
 太鼓を叩く時も最後は手首。私の手首は単独では動きづらい。どうしても、肘が大きく動く。時には肩までも。右手と比較すればすぐに分かる。右手だと手首だけ動かすことは簡単。つまり左手首はまだ独立していないこと。肘の支援がないときちんと動かないこと。だから素早く動くことが苦手になる。しっかり握って行うと難易度が高くなる。そこだけに力が入ればよいのだけど、他にも影響を与えて動きつらくしている。独立するまでやるしかない。いつも極限のところで動かしている。これを続けていくしかない。脳に教えるしかない。
 昨日の夜、血圧が高くなった。夕食前だった。何だか後頭部がおかしい。右目もなんだか締め付けられる感じ。そこで、血圧を測ってみました。176-92。
ちょっと高いか、頭で感じる箇所が、ちょっと嫌な部位だなと思い。酒は止めとくか。脳を微調整しているのでしょう、久しぶり。ただ、3ヶ月周期は合っている。
食事を終わってベッドでゆっくりしていた。寝る前には普通状態に戻っていた。
経験していても、不安になってしまう。
 太鼓叩きの真似事も一日100叩きしています。同じ箇所を叩けないし、真っ直ぐ振り下ろせない。軌道が一定じゃないんです。わかりますか、辛さが。
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2007-04-20 21:42:21 | Weblog
4月20日
 退職してから3週間が過ぎようとしている。失業後のいろんな手続きは終了しているので、毎日が日曜日を充分に味わいながら、生活のリズムを模索している。
 家の近くに海があり、長いきれいな砂浜があるので、度々散歩に出掛けている。
以前、歩いたり走ったりした時、足跡をよく観察している。普通に歩き走った時観察すると左足のけりがいつも強い。蹴っているつもりは、ないのに足跡は強く蹴っている。当然、右足の足跡は平坦そのもの、何故だろう。で足首のストレッチをしました。その後は違和感がないのでそのままにしていた。最近は、バドミントンで軽やかに動きたいと思っている。すると左足の踵がしっかり踏めていないことに、気づいた。踏んだつもりでも、すぐに力は足先に移っている。しっかりと踵に重心が落ち着かない。どうすればいいのだろう。ストレッチをしてみると、膝の裏(左足)がきっちり伸びていないのが分かり、充分に伸ばした。それで歩いたり、走ったりしてみた。感覚的には良い。すると、いろんなところに違和感を感じてきた。
一番違和感を感じるのは、左足の前脛骨筋だ。使っている感じがとても強い。つま先を上げるのに使う筋肉。踵を感じながら歩き、走ることができるようになった。左膝まわりも違和感を感じている。重点的に踵を意識しながら歩いたりはしったりしている。ちょっとしたことでも変われば、どこかに違和感がでるのは、当たり前。フィットすれば、次の段階へ。
 来週、映画を見に行く予定だ。「クイーン」と「ゲゲゲの鬼太郎」。映画館に行くと女性が多いのには驚かされる。男はどこにいったのか?
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温泉旅行と右手と左手

2007-04-17 15:30:51 | Weblog
4月17日
 12日から3泊の旅行に行った。松山奥道後温泉に2泊と福山仙酔島に1泊だ。
松山には佐賀関から九四国道フェリーで三崎へ渡り、佐多岬メロディラインを走って松山へ行った。この佐多岬メロディラインは走ってみたいドライブコースのひとつだった。半島の尾根を宇和海を見たり、瀬戸内海を交互に見ながらのドライブだ。平日で車も少なく、快適なドライブ日和でした。次は逆に走ってみたい。
 宿は、会社の保養所を利用した。平日なので泊り客は二家族きりで、静かなものでした。二日目は松山市内見物。まずは松山城へ。天守閣まで登った。眺めは360度。標高130m往きはロープウェイに乗り、帰りは歩いて下った。上では坊ちゃんやマドンナの装束をして観光客に写真撮影等のサービスをしているボランティアの人々がいた。(もちろん無料)天守閣をバックに写真を撮っていたら、妻とのツーショットを撮ってくれた。感謝。次に道後温泉館に行った。駐車場の入り口がわかりづらくて通り過ぎてしまい、少し離れたところのPへ入れてテクテク歩いていった。TVで見るより玄関前は狭かった。建物はあの風情そのものだ。歩いたので道後温泉界隈の風情が楽しめた。狭い路地を歩いたり、商店街のアーケードを歩いたりと。旅はゆっくりと歩くのが一番ですな。さて温泉に入る段になって、切符売りのおばさんとのやりとり、(入浴方法が3種類ある)「お勧めはどれですか」
それぞれの入浴法を説明してくれた、こちらが知りたいのは「お勧めはどれですか」なのに。料金は400円、800円、1200円。結局800円に決めた。休憩所付、浴衣付、お茶のサービス付の大浴場。案内されて2階へ、そこは大広間、座布団が用意してあった。座ると浴衣を持ってきてくれて風呂の説明をしてくれた。男はここで浴衣に着替え、階下の風呂場へ行く。女は浴衣を持って階下へ行く。男風呂は独立した風呂が二つあった。女風呂は一つという話(見ていないので)先年改装したが、昔、夏目漱石も入った風呂だと思いながら湯に浸かった。風呂は立ち湯に近いくらい深い。結局二つの湯に入った。形は同じだった。400円は直接この風呂に入る料金だ。地元の人が利用している。昼前なのに数人の人が入っていた。二階から来たのは私一人。
 宿の人から、少し離れているけど、内子町の観光を薦められた。午後に行くことにした。高速に乗り30分程度で着いた。昔、木蝋で栄えた町で昔ながらの街並みが保存されていた。白壁の家が並んでいる。駐車場に車を入れて料金係のおじさんに、うどん屋さんはないかと尋ねた。そこの内子屋でうどんも作っていると、教えられ(少し離れたところに麺類屋もある)行った。内子屋は土産物屋だが、隅の方で食堂も営んでいる。内子うどんを注文し、できるまで店内をうろうろした。
うどんは美味でした。
 ここは和ろうそくを作っていた町。作っている家は、休み、残念。記念に和ろうそくを買った。観光バスが次々とやってくる。狭い通りを人が流れていく、あちこちの店に人が溜まる。中国語の一団にも出くわした。こんなところにも来るのか、と不思議な気持ち。傘屋があった。16本張りの傘を売っていた。かっこいいなと思いながら物色していたら「made in China」!こんなところでもか!買う気が無くなった。一通り見てから、釈迦涅槃像ののぼりがあったので、寺に入った。石造の涅槃像だ。重量は1tだったかどうだか記憶は定かでない、それ以上だったかもしれない。ただ新しいのでパンフレットには載っていない。古さの桁が違う。武家屋敷通りの保存は見たことはあるが、昔の商人街の通りは見たことがなかったので興味深かった。通りに面し隙間なく家が並んでいるのは町人町だなあ。八日市護国の町並みの一部でした。帰りは国道を走りました。
 土曜は、松山から福山の仙酔島までのドライブ。しまなみ街道を走る。今回の旅の大きなイベントです。ここを走るために松山に行ったと言っても過言ではない。
今治から尾道までは53K、なんたる近さか。うきうきしながら196号線を走る。こちらのドライバーは、車間距離をとらないで走ることが多いようだ。私の前に車が並んでいようとおかまいなしに後ろにピタッとくっつけて走る。
 今治が近くなってしまなみ街道に入るのに手こずってしまった。バイパスが出来て、ルートが変わったせいもあるだろうが、「しまなみ」直進の標識がいつの間にかなくなっていた。317号線と交差したが、その直前の標識は直進だった。(ナビは付いていません。人間ナビです。)やれやれ。左に曲がれば着くと思い、左折して今治市内へと進む。今治城を眺めつつ進むが{しまなみ街道」の標識がなかなか現れない。結局、今治を離れる寸前のインターから入ることになってしまった。SAで来島海峡を眺めようと思っていたのに、見ないで走ることになってしまった。残念。よそ者にもわかりやすい標識をお願いします。ナビを付けていない車もいますし、品質の低い人間ナビもいます。よろしくお願いします。
 さて、「しまなみ街道」は快適なドライブコースでした。残念なことに、PAが一箇所しかなかった事です。ゆっくり瀬戸内海の島々を眺めようと思って来たのに、一箇所とは少なすぎますよ。それぞれの島に一つずつあってもいいんじゃないでしょうか?そしたら土産物でも、広島県と愛媛県の違いもでるだろうし、観光する側は楽しめますよ。そうこうしながら仙酔島に到着。今晩は、我が○○家喜寿の祝いがあるのです。島ですから車を駐車場において船で渡りました。昔から有名な島だそうです。朝鮮からの使者一行が潮待ちした場所だったとか、島の沖で瀬戸内海の西と東からの潮がぶつかる場所だそうです。海の分潮嶺というわけですね。アワビの踊り食い、美味でした。和太鼓の演奏もありました。途中で太鼓のバチが折れるハプニングもありました。めでたくお祝いも無事終了し、山陽道を走って帰りました。総走行距離は1,000Kmでした。
 右手と左手
 奥道後の温泉に浸かりながら身体を浮かしたとき、右手は浮くのに左手が沈むのです。何度やっても結果は同じ。どうしてでしょう?身体全体をみても左側が沈んでいるように思えます。広い湯船に一人で浸かっていて、回りに人がいないのでわかったのです。どうすれば良いのでしょう。いつかは良くなるよ、が回答でしょうか。日常には問題ないことだからね。
 先日、担当のOTの方からこんな話を聞きました。私と同じ患者さんですが、手足が痛いので、整形外科に行きました。レントゲンやMRIで検査するのですが異常はない。Mさん(私のこと)はどうですか?私も度々痛くなります。でも、この痛みは誰も治せません。故障の痛みと違うのです。今、現在私の左肩と腕の付け根付近が痛い。抜けるような感じで痛いのです。手を真上に上げると痛みはなくなります。降ろすと再び痛みます。午前中は痛みはありません。午後になると痛みが出てきます。重い腕を肩の筋肉で支えていますが、長時間支える筋力がまだ付いていないか、支えるべき筋肉の全部に神経が繋がっていないからでしょう。
 もうすぐリハビリを開始してから2年半になりますが、まだ肩と腕が完全に繋がっていません。右手と左手を比べるとわかります。健常者は違いが出ないのでわからないでしょう。片麻痺の人は違いがあるのでわかります。多分、手の機能が回復したら完全に繋がると思います。回復するまで肩は待っているようです。つまり、手の機能を回復させるための微調整が必要なのです。指先を動かしても上腕部が動いています。今の私の状態は、指先単独の動きでなく手全体がシステム的に動いている過程なのです。今の私は太鼓を軽やかに叩けません。上から真っ直ぐに振り下ろせないし、トンと力強く叩けません。一連の流れを素早く繰り返すなんて、今はとても無理です。右手は簡単に出来るのに、左手は。回復の特効薬はありません。
毎日、バチを握って太鼓を叩くことが、一番の近道です。絶えず、今できる極限のところで動かさないと進展しないのです。今は、無負荷で動かしても効果は小さいのです。負荷を掛けながら進むしかないのです。微調整は進むが、完全でないため、痛みも続くのです。最初の1年間は痛みはなかったように思います。手が動き出してからですね。肩が抜けるような痛みになったり、肘がぬけるような痛みだったり、手首だったり。今は、主に肩ですね。いつまで続くのでしょう。
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映画:今宵フィッツジェラルド劇場

2007-04-07 00:06:14 | Weblog
4月6日
 4月4日 何気なくWeb上で映画の上映スケジュールを見ていたら、「フィッツジェラルド劇場」が目に留った。。内容を見ると、今日でなくなる劇場の最後の日の一日を映像化したものだと書いてあった。カントリーウェスタンのコンサートのライブをラジオが生放送する状況を映画化したものだ」というのに興味をもった。音楽を聴きたいと思い観に行くことにした。上映スケジュールを見ると、2回しかない。12:40からのを観ることにして、そそくさと家をでた。途中でうどん(昼食)を食べ、数分前に映画館に入った。2スクリーンの小さな映画館だ。座席数は、80と50席だ。80席のスクリーン。水曜日なのでレディは1000円だったせいか、客の95%は女性だった。平日なのに女性客が多いのには「びっくり」した。いや、私が世間知らずなのか!座席に座って回りを見回すと、回りは女性ばかりだ。ひょっとして、男は俺ひとり?映画館を出る時、トイレも女性に乗っ取られていた。
 映画は満足のいく物だった。カントリーウェスタンのライブを見ているようだった。彼らはどうしてあんなにハモルのが巧いのだ。即興でやっていてもハモル。譜面じゃないね。いつも下ばかりじゃないし。感激しました。ラジオの生放送という設定だから、DJもいるし、一曲終わるとCMもある。DJも歌手に一人。ゲストが歌うといっしょにハモル、なんて奴だ。楽しめた一日だった。
 楽しそうな映画は忘れずにチェックしておこう。
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毎日が日曜日

2007-04-05 10:17:22 | Weblog
4月5日
 毎日が日曜日になって数日が過ぎた。3月の有給消化を含めると2週間程度になる。毎日の過ごし方を自分で決めねばならない、あるいは、自分で決めることができる。先月、退屈な時間を過ごした経験をした。昼から夕方までポッカリ時間が空いてしまったのだ。会社を昼から有給休みで退社し、区役所に行って、国民健康保険の相談に行こうと思っていたが、Webサイトで調査した結果、どう考えても年間60万程度になってしまう。今の健康保険を任意継続にするほうが得という結論で、区役所に行くことをキャンセルした。一旦家に帰って、夕方出てくることも考えたが往復時間(片道約1時間程度)を考慮すると家に帰ってもゆっくり出来ない。そのまま都会?をぶらつくことにした。本屋によって立ち読みをするが、1時間程度で疲れてしまった。動けば動くほど疲れる、無目的なので疲れもひどい。どこか座れるところがないか考えた、もちろん無料で。あった!地下鉄に乗ってパスの区間を往復する。これだと座れる、だけどしなかった、だってアホらしいんだもん!!。時間が来るまでとても辛い時間を過ごした。何もすることがなければこのようなかんじになるのかと、思った。今後の過ごし方を充分に検討しなければならないと肝に銘じた。
 家にいて、パソコンの前に座っていれば一日が簡単に過ぎることもある。
これは、健康上よくないし、妻が外出していれば全然しゃべらないことになる。まあ外に出たってしゃべらないこともあるが、一日一回は家の外に出ることを決めた。6月に町内同好会のゴルフコンペがある。ここでゴルフに復帰することを決めている。そのため週2回練習場に行くことにしている。2年半ほどゴルフをしていない。問題点 左手でクラブを確実に握れないことです。当然持続力もない。
普通人モードになると麻痺人の欠陥が浮き彫りになりました。それぞれの役割を担っている筋肉や関節が充分に回復していない。4月に入って、生活を普通人モードに切り替えました。思っていたよりも普通人には程遠いことがわかりました。
 麻痺者の目から見ると回復度合いは高いのですが、普通人の目から見ると低いのです。リハビリには負荷をあまり掛けないで動かすことを行います。実際の日常では、無負荷で作業をすることは稀です。医療側としては、それで良いのでしょうけれど、患者側としては、普通人になりたい。そのギャップは大きい。
 私は、4月から普通人モードにしました。週1回の通院は続けます。残りは普通人として自分で訓練を私自身に課します。訓練には、時間が必要です。そのためには毎日が日曜日ではないのです。身体だけを訓練すれば良いというわけではない、頭もいっしょに訓練が必要なので、古典を読んだり、日本語を学んだり、英語を学んだり、歴史を散策したり、数学や物理や化学と遊んだり、自然と戯れたりと。
 ホントはミュージシャンを目指しています。
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