遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

歩く(その2)

2015-08-10 11:46:04 | Weblog
8月10日(月)
 歩き始めて2ヶ月が過ぎた。風が吹いても、雨が降っても、もちろん暑くても
休むことなく毎日朝六時には歩いた。当初の目的の時速6Kmには到達したが、
これを普通に続けるには無理が生じることが解かった。
 また、よく躓くことも度々あった。私の左足は歩き方を取り戻していないことを
十分に解からせてくれた。ここ数日は、私の歩きを観察し、健常な(?)右足の動きと比較
しながら歩いた。右足は、指先が最後に離れ、踵が最初に着地する、普通の人には当たり前の
ことですが、私にとっては意識しなければ、とても出来ないことなのです。普通の人は、歩くとか
走るという動作にどう動かそうかなんてことは、考えながらやってませんよね。やってるのはアスリートで
フォームを改造しようとか、歩幅を10mm広げたいとかを思っている人でしょう。
 私は、歩くにはまず骨盤を動かし足を振るという動作を心がけました。これは、できました。
ただ、最後に土から離れる箇所の指定はしていません(考えていなかった)。また最初に着地する箇所も
指定はしていません。こういう状態で歩くとどうなるでしょう。異常な歩き方で怪我でもしてるのでは、
と思われるかも。改良を(機械みたいですが)重ねて踵から着き、指先で離れることを実践していくと
次なる課題がみえてきます。右足は、着地から離れるまで円滑にしなやかに動くけど、左足は円滑には動いていない。
着地は踵全体だったりもあったり、足裏全体だったりもあった。すると音は「パタッ」となる。
足裏もしなやかに動き、指先が最後に離れるようにならねば、ならない。一旦、麻痺になると、
指の力も無くなっている。それを意識しながら歩くのにも難しさはある。また、足裏をしなやかに
動かすのに土踏まずも意識しなければならない。次にそれらをしなやかに動かすには、足首の動きも
必要になってくる。次には膝も、となってくる。
 完成形を目指せば、課題が見えてくる」ということです。見えてきた課題をクリアすれば次なる課題が出てくる。
これらをクリアしていけば、円滑な歩きを手に入れることが、出来る。
 何もしなければ、何も得ることは出来ない。途中で止めても、その状態を維持するのに、何かを
続けなければ退歩しかない。
 医療関係者は、こんなことはやってはくれない。自身が望まなければ、何も進まないことなのです。
 2ヶ月以上続けて私も変化を感じています。バドミントンで動きが良くなっています。左膝に
違和感を感じています。血圧が120台になりました。
コメント
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