遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

左肩

2008-06-24 15:56:05 | Weblog
6月24日
 左手のリハビリは指の動きと肘・手首・握って放すのシステム動作をシステム的に一連の流れの動作で行っている。5分ほどで肩に疲れが貯まる。項目を代えて指先だけの作業を行う。小さなビーズに糸を通す作業だ。ビーズのタペストリーを作っている。一回に出来る量は、ビーズ玉50個程度だ。これだけでも肩が疲れる。肩、それも肩甲骨、背骨側の下の方。何故、こんなところが?と思う。
 (完成までの期間を試算した。一本の糸に230個のビーズに糸を通す。リハビリは週に一回なので、完成まで8年という試算が出た。)
 そして、使った後には肩に痛みがやってくる。それも肩側の腕の付け根部分に。疲れるのは肩甲骨、痛むのは肩の付け根。痛みが始まると寝るまで治まらない。時々、「イテテッ」と、つぶやく。朝、目が覚めた時には痛みは消えている。
リハビリで指を使う。肩がつかれる。そして痛みがやってくる。毎日、繰り返している。痛みがあっても、指は使う。データが貯まると脳は神経回路の調整をする。一週間で動きが違っていく。何時まで続けなければいけないのでしょうか?
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脳の大運動会

2008-06-09 00:16:20 | Weblog
6月5日
 6月に入った日に、あちこちの学校では運動会が催されたところも多い。私のところでは、何の準備も無く急に脳が大運動会が催された。傍観者は、おののき、驚き、不安にさいなまされた三日間にわたる脳様の「お遊び大運動会」であった。それは金曜日の午後8時頃、私がバドミントンのゲームの最中でした。何の前触れも無く私の脳に痛みが走りました。あの箇所です、梗塞が発生した右脳の中心部、それなりの塊に強い圧迫感を伴う軽い痛みが発生しました。「えっ!なんだこりゃ」と、思いつつ身体の動きをチェックしました。今までもごくたまに痛みはありましたが、今回みたいな痛みは初めてです。ゲームをしながら、動きをチェックした。動きは悪くない。「ええい、続けちゃえ」終了の10時までバドミントンをしました。調子は良いほうでした。左足のヒラメ筋の奥に痛みが無いことに気がつきました。こんな時に、やってくれたのかと思いました。寝ているときにやってくれれば良いのに。この痛みは寝るまで続きました。寝ている最中は夢の中なので、どうなったのかわかりません。土曜日の朝、目が覚めました。(よかった、目が覚めて)
脳全体がどんよりしています。左右の側頭葉に圧迫感があります。左脳は、後ろ側に、右脳は前側に強い圧迫感があります。毎朝の血圧測定です。上が190近く、下が100よりちょっと上。ちょっと高いな、と思いつつ、降圧剤を飲んだ。今日は出掛ける用事がある。少し迷ったが、行くしかないと思い決行した。車を運転して出掛けた。誰にも言わず、言えば心配する、何も出来ないので不安と心配があるだけだから。絶えずチェックはしている、(口笛を吹く、鳴った。異常なし。手足を動かす。異常なし。)午後3時過ぎに帰宅。脳の状態に変化なし。全体に圧迫感があり、あちこちで何かをやってる感じ。何をやってるのだろう?左手親指にちょっとした痛みが発生した。中手指節関節(先から2番目の関節)にビビッと数秒間でした。その後、人さし指の近位指節間関節(これも2番目の関節)にもビビッと痛みがきました。ナンだか、指の動きが多少円滑になったような気がしました。脳の状況は変わりません。疲れた感じがしたので6時近くまで昼寝をしました。今日もバドミントンです、脳をチェックしながら、どうしよう?行こうか、休もうか?身体は問題なく動く、行こう。7時から9時までです。左足は膝から下が軽い感じです。ヒラメ筋の奥も痛みがありません。いつもより調子が良いようでした。終わり近くになったゲームの最中でした。左後ろに(つまりバック側)飛んできたシャトルを追いかけた時、足がもつれて左側に転びました。もつれて直ぐに転んだのでなく、もつれたバランスを立て直すように足が一歩でたようですが、支えきれず、身体の左側を下にして倒れました。が、その時左手が倒れる瞬間にでました。無意識でした。が、支えきれずに倒れました。以前でしたら、顔面強打だったでしょう、左手が出たおかげで、強打せずにすみました。進歩でした。ゲームはそのまま続けました。
 脳の運動会はまだ続いています。
寝る前から、状況に変化がありました。左肩に痛みを伴った強い圧迫感が起こりました。腕の付け根にです。そして左手の手のひらに痺れが発生しました。今迄より強い痺れです。でも動きます。左腕に強い痛みと痺れを感じながら、「明日も目が覚めるようにと、祈りながら夢の中へ旅立ちました」(脳は休まず運動会を続けたようです。)
 日曜日の朝も目が覚めました。(感謝、感謝)それは良いけど、頭は重い。全体的にドンヨリ感があり、前頭葉に強い圧迫感があり、それが、ぐるりと頭を一周している。鉢巻状だ。何もするきになれず、ゴロゴロ、ダラダラと午前中を過ごした。何時終わるかも分からない中で不安が募る。それに状況がこんな風に連続しながら変化するのも初めての体験だ。こんな不安な未知との遭遇は、ご免被りたいのだが、選べないのだから仕方がない、じっと黙って過ぎ去るのを待つ、それしかない。そんな中でも小さな変化はある。それが良い方向か、悪い兆候かは判らない。夕食時間が近づく、どうしよう、病院に駆け込もうか?自問する。行っても、することは判っている。CTとMRI(MRA)で検査して異常なし、だろう、いや「脳出血かもしれない」。脳出血なら既に身体の動きが変になってるはずだ。チェックするが身体には異常が見当たらない。こんな自問、自答を繰り返すうちに、就寝時間が来てしまった。まだ、俺は生きている。脳の運動会はいつまで続くのだろうと、思いつつ夢の中へ突入しました。その後朝まで何があったのか、記憶にございません。
 月曜日の朝がきました。目が覚めた時、脳と身体をチェック。異常なし。頭に圧迫感は無くなっていました。よかった!!ホッ!!!
 運動会が終わってから一週間が過ぎた。その後余震的なものが数回あったが、短時間であった。体調に変化は?大有りです。多田、見た目には分からないかもしれません。当事者は、よく分かります。歩き方が変わりました。左足の膝下がスムーズに出るのです。その結果バドミントンも良く動けるようになりました。それと同時に左膝の上側に強い違和感が出るようになりました。膝から下がスムーズに動くようになったため、膝から上側の動きに微調整の必要性がでたのでしょう。スムーズに歩けるようになったとはいえ、まだ完全ではありません。今後も、何度も微調整が必要です。その度に、脳は運動会をするでしょう。
 指先に変化がありました。指先に力が入るようになったことと、指先のツルツル感が消え、シットリ感になったことです。以前は、紙一枚を親指と人さし指で強く持っていても、右手で紙を引っ張るとすぐにスッと抜けていました。指先のツルツル感が消えたため、引っ張られても取られなくなりました。飛躍的に左手の使用頻度が増えました。それもあってか、左肩に強い圧迫感の痛みがあります。ずっと続いているのです。上腕部、肩の付け根の前側にあります。何をしているのでしょう?ここは指先と繋がっているように感じます。ギターも笛も以前に比べると数段良くなりました。出来る範囲が拡がったので、出来ない箇所も数段増加しました。今後、もっと増えるでしょう。出来なくて嫌になる回数が増加すると言うことです。
 今回は、二日間を掛けて書きました。私たちの身体に対して、脳が絶大な影響力を持っていることを実感した次第です。
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