遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

歩くことの難しさ

2015-10-19 14:15:48 | Weblog
10月19日(月)
 普通の人は、「何で歩くのが難しいのだ」と、思うでしょう。
目をつぶってもあるけらー、っていうでしょう。
 けれど、脳梗塞で麻痺になっていざ、歩こうと思ってやると、
なかなか普通に歩けないのです。
 リハビリをすれば歩けるようになるでしょ、と言うよね。
怪我とか事故で歩けない状況で、怪我から回復したので、歩く練習をしましょう。
こういった場合は、歩くリハビリをすれば、すぐに普通に歩けるようになります。
それは、怪我等で損傷した箇所が骨とか筋肉だからです。歩くためのデータは脳にあって
歩くための筋肉等への指示ができるからです。歩くためのデータは、本人の意識が無くても赤ちゃんの
時から自動的に集められています。怪我の回復にしたがって、的確に歩くための指示が出来るのです。
 一方、脳梗塞で麻痺になった人はデータの保存箇所が一時的に無くなってしまうので、足や手が動かなく
なります。(手足以外にもあるのですが、、目に見えないため知らないだけです)
 歩けるようにするには、無くなってしまったデーターを再度作らねばなりません。
 誰が作るかと言うと、麻痺になった人自身です。他人(リハビリをやってくれる人たち)では、出来ないか
出来ても効率が非常に悪いのです。それに正常に歩くには、どうすれば良いのかしりません。
あなた自身が、どうやって歩けるようになったか、知っていますか?自分の子に、歩き方を教えましたか?
それぞれ個人が勝手にやってきたことなのです。
 麻痺になった人は、己自身で歩くことを身につけなければならないのです。医療側は、支援しますが
歩くのは,あなたなのです。
 私は、脳梗塞を患い左半身麻痺になり、その後遺症を抱えて11年目になりました。
 私は、あるキッカケで一週間程度でまがりなりにも、歩けました。でも、普通の歩き方では
ありませんでした。なんとか普通に歩けるようになりたい一心で自分でリハビリを続けてきました。
先月は、足の裏が踵から着地して指先から離れる、のを意識しながら6Kmの距離を時速6Kで
歩く練習をし始めて、3ヶ月が過ぎるころでした。突然、意識なしに出来たのです。天気が
悪かったので、距離は3Kmでした。スムーズに歩けました。速さもバッチリでした。だけど、
動くようになったとたん、今までサポートしてくれたものが辞めます。新たに動くところが急に
動かされます。今まで動いていなかったところが、急に動かされ、それも現状の限界に近い状況
だったので、腫れてしまいました。足首から膝の上部までが、腫れあがりました。
腫れは、一週間くらいで引きました。しかし、膝の上部に何か邪魔をするものが、ありました。
絶えず、邪魔をするものがいるのです、体内に、外ではありません。
 足裏が動けるようになったからと言って、歩きが普通になったわけではありません。
 膝がスッと伸びないのです。なんの抵抗なしに伸びないのです。
 それが一週間後、急に伸びるようになったのです。これで普通になると思ったのですが、
膝が、私のコントロールから外れてしまったのです。今までやったことなかったことなので
(出来なかった)急にやれといっても、練習もしていないので無理でしょう。
 どうすれば良いのか、誰も知りません。とりあえず、距離を2K,2.5Kmにして
膝の伸びを意識しながら歩きました。着地がうまく出来ないので、とても疲れるのです。
飛行機が着陸するとき、パイロットが下手だとドスンと言う感じで着地しますよね、あんな感じ
です。飛行機は、1回ですが、歩くと2Kmだと4000歩だから、2000回ドスンとくるのです。
 これもやっぱり歩き続けるしかないようです。今日から3Kmにしました。速さも現状で出来る
限りの速さで歩くことに。手加減すると、二度手間になるからです。これを克服すると、次は何が
あるのでしょう? 今回は、足について書きましたが、手もいろいろあるのですよ。長島さん、
右手を出しませんね、どうなっているのでしょうね?
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10月に入った

2015-10-05 20:20:45 | Weblog
10月5日(月)
 10月に入った。前回と今の違いは?
 現時点で日々のルーチンは以前の状況に戻した。
 違いは、量を半分程度になってしまった。足の腫れは引いたのだが、
膝の状態が変わってしまって、膝が邪魔をして以前のスピードがでないのだ。
膝を自分でコントロールが十分に出来ない。今の歩きは、膝のリハビリに
なっている。
 腕も変わってしまった。腕の力がほぼ無くなってしまった。手が頭の上に
あがらなくなってしまった。二、三日で一応あがるようになったが、指先の動きが
以前より悪くなったのだ。
 これらの原因は、足が腫れた日曜から五日目位から右脳の中心部に痛みが発生シタ。チクチクと
パルス的にちょっと間隔を空けて休み無く来るのだ。壊れたあの場所付近のようだ。被殻の場所のようだ。
(後から考えると)堪らず市販の頭痛薬を買って飲んだ。なんとか痛みは治まったが、怖かった。
 痛みが消えると、歩くと左膝が抵抗して早く歩けない。そして腕も上がらない状態になった。
 それ以外に、身体全体に変化が起こっていた。体中がなぜか痛い。寝ていても痛い。なかなか寝つけない
毎日になった。それと尿が一時間程度でもよおすのだ。痛みをおしてなんとか寝ても、尿意を感じて目が覚めて
しまいトイレへ直行となってしまう。そして痛みを寝たいという欲望でなんとか寝ても一時間毎の尿意で目が覚め
トイレへ、これが一週間続いた。気孔みたいなエネルギーを使ってみたら症状が軽くなり、徐々に回復してきた。
 なんだったんだろう?いろいろ考えて見た。今までのデータを基に神経回路を修正したのだ。
 足首が動くようになったから、サポートを止め独立させた。手も指先のサポートを止め独立させた。足は
膝に負担が集中し、手は,肘に負担が集中した。それらは今までサポートなしで動いたことはなかったのだ。
これからは、膝と肘のリハビリになる。止められない続けるだけなのだ。
 肘の課題は、中空での保持にある。楽器を弾くには腕を中空で保持する必要が生じる。今までは、指先が
先行していた。指先が一応の結果が出た、今後の回復を望むならば中空の保持が必要になる、これが完成しなければ
次へいけないだろう。足もしかりだ。動きが見えるところは、わかるが。動きが隠れているところは、
どこがどうなっているのか分からないが、今回は大々的に修正したようだ。
 尿意も正常に戻り、毎日ぐっすりと寝ています。
 大変革の三週間でした。
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