遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

リハビリで最近思うこと

2012-09-21 20:51:57 | Weblog
9月21日
先日、NHK で市川亀之助の猿之助襲名披露の放映があった。
先代猿之助も当然出ていた。先代猿之助は8年前に脳梗塞で半身麻痺になった。
それからは、歌舞伎には出ていない。当然といえば当然なのだが。
麻痺になって8年、リハビリは続けていたと思うけど、かろうじて歩いていた。
口上も述べた。きちんと座っていた。
 あれがリハビリの八年の結果か。
 長嶋は手は動かさないが、自由に歩く。栗本 慎一郎も歩く。この違いはナンなんだろう?
と、疑問を持つ医療者はいないのか?どうしてアチラは歩けるのに、こちらはかろうじてしか
歩けないのか?と、疑問に思わないのか。と、私は疑問に思います。はい、今も思っています。
聞いたこともあります。答えは、歩けるようになった人は特別なひとです」が回答です。
何故、特別な人の話を聴かないのか。歩けるようになった、特別な人100人(世の中に100人くらいは
いるでしょう(医療側はデータも持っていないけど))の話を聴けば何か共通事項があるでしょうに。
頭から、脳梗塞で麻痺になると回復しないと、固く思い込んでいる。それなのにリハビリを施している。
大きな矛盾を抱えている。患者はリハビリを施してくれるから、回復すると期待を持たされる。
そして月日が経っても回復しない事を思い知らされる。この絶望感を知っているのだろうか?
 私は今でもリハビリのため、毎週病院に通っている。
私は、普通の人のようにバドミントンをする(週三回)。クラリネットもそれなりに吹き、仲間と
アンサンブルを楽しんでいる。発症して8年になる。だから、「この違いはナンなのだ」と強く思ってしまい、
医療側に強く罵ってしまう。こうやってブログを書いていると、出てきてしまう、やりきれない。
 7月頃から、バドミントンの動きが良くなった。今日も調子が良かった。原因は、麻痺の左足が
以前より動けるようになったから。右足の動きに合わせられるようになった。代償は、ある。
左足のヒラメ筋の真ん中付近の奥に痛みが出るのです。ヒラメ筋全体ではないのです。
真ん中付近2cm位です。それも奥のほうです。次の日の朝には消えます。バドミントンを始めると
10分くらいで痛みが顔を出します。痛みがあっても動けるのでバドミントンを続行します。
二時間位やると左足が動くのが億劫になると止めます。痛みは夜寝てしまうまで痛みは続きます。
朝眼が覚めた時には、痛みは消えています。今日もバドミントンをしました。今日も痛みが出ました、だから
速めに切り上げました。以前よりも違ったことがあります。痛む箇所がだんだん上のほうへ移動しているのです。
そして、以前よりも動きが良くなっているのです。
 つまり、限界のところで、動かしていると徐々に筋肉が動くようになっていくようです。
筋肉は一度で全てが回復するのでなく、必要最小限しか回復しないということでしょう。
ゆっくりしか歩かない人には、それだけしか回復しないということ。歩けるようになったから、
走れるということはない、ということなのです。だから、絶えず次へと挑戦していかないと、
普通の人にはなれないということでしょう。歩けるようになったら、次は何をすればよいか。
「小走りでしょう」 健康な人には、この難しさは絶対に判らないでしょう。
 先日、町内会のゴルフ同好会のコンペがありました。私は、会員なので参加しました。
多少ですが練習したのですが、左手は18ホール持ちませんでした。14ホールまででした。その後は
、もう左手をコントロール外になりましたが、18ホール廻りました。
ホールアウト後からが大変でした。コンペの表彰式が終わる頃から、左肩が猛烈に痛みだした
のです。神経的な痛みです。左手が抜けそうな痛みなのです。「イテテッ」と言いながら、寝るまで
続きました。次の日病院に行き、主治療法士に神経の流れを良くしてもらいました。
 今、ブログを書いていますが、少しですが左指も使ってキーボードを叩いています。
それだけでも、左肩に痛みが出てくるのです。
リハビリの当初は、痛みは感じなかったのですが、3年位経ってから痛みを感じるようになった。
神経的な痛みなので、一旦出ると寝てしまうまで消えない。リハビリを止めることは出来ない。
執り合えず限界までリハビリをやり、程よいところで止めるのが肝要か。
コメント
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