遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

2011年の終わりに

2011-12-27 22:00:43 | Weblog
12月27日
 既に8年目に入っている。リハビリによって年々回復しつつあるが、
完全には戻っていない。外からみれば、どこに麻痺があるのだろう?と思うかもしれない。
それは、日常生活が出来れば良い」とするか、以前と同じような生活をしたい」とするのかで
大きく違ってくる。
 日常生活とはでも、100人100色になるでしょう。とりあえず杖を突いて一人で歩ける
のが日常生活と言う人もいるでしょう。(医療機関では、これを目標にしているように思えます)
 私は、以前のように動き回りたいを、目標にしている。そのためリハビリに励んでいる。
また、絶えず挑戦するリハビリをやらないと、麻痺の状態に戻ってしまう恐怖感があるのです。
これは、只単に恐怖感でなく、健常な人に比べ戻る早さが速いようです。
10月頃から、身体の変調が大きくなったようだ。
ある日のバドミントンの調子が非常に良かった。それを期に右足の大腿部に痛みが発生した。
左足の歩幅が大きくなったのが原因のようだ。それまで約七年間使われなかった筋肉は当然
動かなかったはずだ。細く固くなっていたであろう。それが急に動く必要に迫られたのだから
びっくりしたであろう。左足ならばより動けるようにリハビリをしたし、可動範囲を確保
するためにもストレッチやマッサージを行っていた。ところが右足は、特別なことは、
なにもしていなかった。右足は、麻痺した左足を支えるため以前より動いていたはずだ。
それなのに何のマッサージもしなかった。死角だった。
 痛みがあったが、左足を動かし続ける必要があるので、それまでのようにバドミントン
を続けている。左足が以前より質の良い動きが出来るようになって、左足の筋肉と神経に
変化が出てきた。はじめは、ヒラメ筋に慢性的な痛みが出てきた。数ヶ月続いていた。
ある日、ふくろはぎがケイレンを起こした。次に土ふまずがケイレンを起こした。
その間、膝から下のほうは、動きたくないというような抵抗勢力が、なんだか重苦しい感じ
で、右足とは全く違った感覚だった。それでもバドミントンは普通にやった。休むことなく。
膝にも神経的な痛みが慢性的にあった。ただ痛みの箇所が移動するのだ。膝の上の内側とか、
膝の下の外側とか。今では、痛みは以前より軽くはなっている。
 筋力の回復には、とてつもない時間が必要というのが、実感した次第だ。
今一番困っているのは、左足の指の力がない」ということです。
 左手
手の回復はなかなか難しいものです。
リハビリで一応笛は吹けるようになった。左手の指は五本とも十分に動かさなければ
音楽が楽しめない。麻痺を経験した身体は繰り返し動かすのにとても弱い。
それは、あちらこちらの筋肉の支援を受けて動かしているからでしょう。
どこの筋肉が支援しているのか、誰も知らない。どのくらいの数の筋肉が支援している
のかも、誰も知らない。最初の一回目は普通に動く。二回目からは動きに統一性が
弱く、抵抗性が強くなって、スピードが遅くなり、力を入れようとして、身体が
硬くなって、ますます抵抗勢力が強くなってしまい、音楽についていけなくなる。
音楽は、崩壊の憂き目になるのです。支援のいらない指にする必要が
あるのです。そのためには何をするのか、只同じ動作をするだけなのです。
することは簡単な動きです、それを只管繰り返すのです。ただそれだけを!!
次にくるのが速さです。音楽はいろんな速さがありますが、遅い曲でも音符によっては
速い音もあります。ある程度以上の速さが出来なければ、音楽ができない事に
なります。音楽を楽しみたいのなら、簡単な練習を繰り返し、繰り返し、毎日
毎日練習するしかないのです。近頃では、二時間くらいなら練習を続けることが
出来るようになりました。以前は10分とか5分でした。
仲間と合わせる場合は、もって15分でしょう。その後は身体と格闘です。
今までに数回左手の指がケイレンを起こしました。親指と人さし指がケイレンし。
次に小指と薬指が。何故か指一本が、と言うのはありません。どうしてでしょう?
 以前は、指を使うと肩や前腕に痛み(神経的な)が発生し、寝るまで続き朝目が
覚めると痛みが消えているという状態だったのが、ある日を境に目が覚めても
痛みが持続するようになったのです。前腕は筋肉の痛みと神経的な痛みが
慢性的に発生しています。今では、痛みは軽かったり、重かったりと変動している。
これも足と同じで練習を止めるわけにはいかないのです。只管、毎日、毎日
繰り返し繰り返し練習するだけなのです。
 おかげでなんとか音楽に近づけました。まだ、本物ではありません、薄い影でしょう。
そうだとよいのですが。
コメント
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