遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

脳梗塞になった原因(血液による推理)

2006-06-26 00:37:51 | Weblog
2004年11月17日 私は健康診断を受診した。
2004年11月25日 脳梗塞になった。
11月24日の時点では健康診断の結果は、手元には届いていなかった。
健康診断後の所見は、血圧が高いので循環器科で一度精密検査を受診してください、というものでした。血液検査の結果が届いたら受診しようと思っていました。


ーーーー 総蛋白   アルブミン   A/G比   γーGTP   血糖
基準値  6.7~8.3   4.0~5.0   1.2~2.0    70以下  70~109
H16.11   6.8      4.6      2.09      42       109
H16.12   6.7      4.3      2.00      81       105
H17. 3    6.8      4.5      2.00      41       86 
H17. 7   6.6      4.4      2.00      69      79
H17.11   7.2      4.8      2.00      72     146
H18. 3   6.8      4.7               48     101
H18. 5   6.7      4.5      2.00      38      92

  
γーGTP
 入院後高くなっているが、薬物の投与が原因か。その後H11.7からは皮膚病の薬物による影響か。
血糖値
 入院前高い、多少脳梗塞の原因因子の一つか。その後病院食と食事療法で下降。
 入院前は、好きなだけ食べていたが、退院後は1600Kカロリーに制限。肉類は月に一、二度程度で1回50g、以前は200gが定番だった。魚類も1回の量は半分になった。

ーーーー 総コレステロール   HDL   LDL   中性脂肪    血小板
基準値  150~219   40~86   70~139    50~149   12.0~34.0
H16.11   221      70      141       49       ---
H16.12   176      ---      ---     ----       22.6
H17. 3    192      47      113      159       19.9 
H17. 7   208      58      130      100      17.9
H17.11   202      63      122       87      18.8
H18. 3   195      73      104       91     17.9
H18. 5   189      61      112      92      ---

 血管に関する重要な因子がコレステロールだと思います。が皆さんの血液検査の数値の中にLDL(悪玉コレステロール)の表示がない場合が多いと思います。自分で計算しなさいということでしょうか。
 LDL(悪玉コレステロール)=総コレステロールーHDL-中性脂肪/5
LDLの役目は、大変重要なことを担っています。血管の細胞にエネルギー(脂肪)や酸素を運ぶのが役目です。HDLは、カスとなった脂肪を回収するのが役目。
H16.11の時点。総コレステロールが高く、中性脂肪が低い、そして悪玉コレステロール高くなっている。最悪!1週間後、発症しました。この1週間前半は仕事で忙しく定例の運動も出来なかった。後半は旅行で美味しいものを腹一杯食べて飲みました。改善するどころか助長するばかりだった。この数値はまだ受け取っていなかった。
 不思議に思うのは中性脂肪が低いのに何故?血管壁に取り込まれた中性脂肪が活性酸素により酸化し大きくなって善玉コレステロールによって回収不能になっていたためでしょう。たしか「ためしてガッテン」で放送されていたと思います。それで血管が細くなったり、硬くなったり、血栓ができたりしたでしょう。
 その後、10日間の点滴と食事で標準値になったようです。入院1ヶ月で体重65Kgが61Kgになっていました。標準体重は57Kです。
コレステロールも中性脂肪も必要なもの。要はバランスでしょう。
 予防策は食事と運動ですね。日頃測定可能なものは、体重。肥満にならないように気をつけること。肥満→血圧があがる→血管を傷つける→血栓ができやすい。
どうして肥満になるのか?①カロリー過多の食事②運動不足
 いろいろ考えてみると私の場合は食事ですね。カロリー計算なんかしたこともありません。飲みたいものを飲んで、食べたいものを食べていました。肉や魚は1/3の量で十分なんです。アルコールは飲むなとは言われていません。以前はビール党で家で毎日500~1000ml飲んでましたし、会社の飲み会ではビールで押し通していたので2ℓ以上飲んでいたでしょう。今では、赤ワイン1杯くらいで週1回お休みです。今の体重は60Kgになりました。
 血小板も多ければ良いというものではないようです。抗血小板の薬を毎日飲んでいます。もちろん主治医の処方です。
数値をみると、低めなっていますね。高いと凝固作用が強くなって、血管内の場合急激に血栓ができるみたいですね。血管が傷ついた場合ですよ。低く抑えて、血の流れを良くする薬です。



ーーーー ナトリウム    クロール   カリウム   カルシウム    無機リン
基準値  136~147   98~109   3.6~5.0    8.7~10.1   2.4~4.3
H16.11   ---      ---       ---       ---       ---
H16.12   ---      ---      ---     ----       ---
H17. 3    141      105      3.6      9.4       2.9 
H17. 7   143      106      4.0      9.6      2.9
H17.11   141      103      3.6       9.3      3.0
H18. 3   144      103      3.9      ---      ---
H18. 5   142      104      3.9      9.5      3.5

ここは高血圧の因子の一つといわれている塩分の数値です。ナトリウムが塩ですね。塩も身体には必要ですね。ある本によると、食塩を摂り過ぎると血液中にナトリウムがふえます。すると、それに伴って血液中の液体成分である血漿の量もふえ、血液を循環させるための負担が増大して血圧が上がるのです。また、食塩の過剰摂取は、身体に備わっている血管を収縮させる反応性を高めてしまい、やはり高血圧につながるのです。
 ところが、カリウムは、血圧を下げる方向に働きます。というのも、カリウムには、血圧を上昇させる余分なナトリウムを体外に排泄する作用があるからです。
 ですから、高血圧対策を考える際には、食塩を控えることはもちろん、カリウムを多く含む果物や緑黄色野菜を積極的に食べることも大切です。





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血液検査の推移表

2006-06-15 23:38:30 | Weblog
只今、一年六ヶ月の間で行った血液検査の数値を表に作成中です。
表の貼り付けで苦闘しております。しばらくのあいだ猶予をいただきたい。
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今の状況

2006-06-13 22:25:04 | Weblog
平成18年6月13日
 最近体重が60Kg付近で安定している。穏やかな下降線で徐々に59K台へと移行しつつある。これは良い事だ。入院した時は、65K位あった。退院した時は、61Kだった。それから一年半は61Kと62Kの間をうろうろしていたが、最近になって60K台へ推移してきた。暖かくなって動きが良くなってカロリーの消費量が増加したのが一因か。
 血圧はここ二週間は乱高下の状況だった。一年六ヶ月目の大変化だったのかも。
手足の動きが以前に比べ素早くなったような気がする。見た目は変わらないかもしれないけど、当事者は感じます。何をしたのか?
 筋拘縮じゃないのか、というような感じを持っていた。病院で筋拘縮になった患者さんを見たことはある、が筋拘縮になりつつある状態が、どのような状態なのかの説明をしてもらったことはない。何もしなければ、あんな状態になるのは潜在的な恐怖感としてもっていた。リハビリで可動域の確認でストレッチのようなことをすると痛みはある。左手で右肩を触る時、左手を伸ばしたまま背中側へまわした時。首の左側付け根付近。左膝内側上部、ここは痛みじゃなく動きにブレーキをかけている感じ。左足小指のツッパリ感、これは最初からあった。左手親指と人差し指を動かした時の違和感。特に拡げた時の筋肉のバリバリッという感じ。最近動きが良くなったので特に感じるし、親指をまっすぐ伸ばそうとすると、内側の筋肉が邪魔をしている感じが強い。指を本格的に動かし始めたのつい最近からなので仕方がないのかもしれない。リハビリは毎日きちんと続けていかないといけないのに、病院はある程度よくなると日常に放り出してしまう。完全によくなっていないのに。私自身においても、週一回では足りないと思っています。
 以前、脳梗塞による麻痺からの回復記をホームページで読んだことがある。その時は判らなかったが、今なら良く判る。それは、歩くのは問題ないのだが、腕が痛いという。そして痛さに負けないで腕をグルグルまわすぞぉー!というものだった。当時の私は腕に痛みもなくまた、歩くことも出来ていた。だが、今では解る。
きっと、筋拘縮のある過程なのではと思う。それに打ち勝つには、ただ動かすしかないのか。
 今、前屈をしてみた、両手指先が両足指先に触れることが出来た。入院以来初めて出来ました。練習はしていました。何事も休むことなく継続していきます。
 それしかないようです。
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転院の理由(脳梗塞による麻痺のリハビリ)と走れた。

2006-06-10 18:26:25 | Weblog
私は、退院して3ヵ月後に今通院している病院に転院をした。
退院する時に主治医に週5日のリハビリをお願いした。退院後1カ月は、週5日のリハビリ通院を行った。しかし、2ヶ月目になると週3日にとなった。またPT(理学療法:足)は終了となった。私は走りたいと言ったが、ここでは出来ないのでべつの所を探したら、って言われた。まあここは救急病院だから仕方がないかと変な納得をした。このとき既に杖なしで歩いていた。病院は隣の敷地に建てた新装病院へ引っ越す予定があった。1ヶ月後に控えていた。新病院になると外来スタッフ(リハビリ科の)が削減されるので週1日にしてくれという要望と私の担当者が異動で別の関連病院へ行くので、新しい担当者を紹介すると言う。足は歩けたけど、手は全く使えなかった。
 転院先をどこにするか妻と相談し、家の近くリハビリ科のある病院にめぼしを付け、受け入れてもらえるかどうか聞きに行った。OKをもらい、転院することに決めた。発症して3ヶ月以上経過した患者を受け入れない病院もあるのでホッとした。休診日以外毎日通院することでお願いした。
それ以前に障害者手帳の申請をすることを決め、申請書の作成をお願いしていた。
転院前に申請することが出来た。普通は、症状が固定しないとなかなか作成してくれないのだけど。申請書をみると歩行は長時間は無理だが、15分くらいなら可能。左手は全廃。動かない、使い物にならない。と書いてあった。一ヵ月後障害者手帳が届いた。1年後に再審査が条件だ。今年再審査のため、申請書を提出した。
等級が2級から3級になりました。また一年度審査になりますが、なるべく申請しないようになりたい。
 無事転院。PTとOTの担当者が付き、既に1年と2ヶ月が過ぎました。転院して一ヶ月経過した頃、PTの担当者に走りたいと伝えた。一つ返事で走ることになった。最初はゆっくり走るのかと思ったら、全力で走れと言う。怖かった、けど走りました。ぎこちなかったけど、走れた。嬉しかった。
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脳梗塞者の体調

2006-06-06 23:02:24 | Weblog
6月6日(火)
 21時30分 血圧を測った。
 家で計る場合は左手を計る。153-93だ 
夜にしては、ちょっと高めか。そこで左手の指を動かしてみた。例えば、グー・パーを二、三回。そして測定してみた。148-86 下がってる。これくらいなら安心。そこで右手で測ってみる。141-77 これならグッド。病院で計る時はいつも右手。病院ではいつも低いので疑問に思っていた。どちらが正しいのか?
きっとどちらも正しい。今からは、右手を測ろうっと。指は休まず動かさなくては、と思っている。
 私の身体の左側は、きっと右側より体温は低いはずだ。左手はいつも冷たい。だから左足も右足より低いはずだ。麻痺は動きだけじゃないのだ。内部の機能も麻痺の影響を受けている。血圧もそうなのだ。私が指を動かす時、私の顔は苦痛でゆがむ。痛い、いや違う、痛いのではない。1回目は軽い、2回目からブレーキが掛かったように重くなる。その重さに負けないで動かそうとして、私の顔はゆがむ。筋肉に力の入れ具合を指示するのは脳。その脳がデータベースを失くしたので最初から入れなおしているのです。意思で脳を鍛えているのです。
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恐怖心 その2(血圧)

2006-06-01 11:29:24 | Weblog
6月1日(木)
 今日眼が覚めたとき、いやな気分がした。時計を見ると5時30分だ。
ごそごそしながら6時まで寝ていた。それから起きて血圧を測った。案の定
高い。183-104 2,3回深呼吸して再度測った。177-101
普通だと深呼吸すれば20から30下がるのだが、今日は下がらない。定例的な血圧が上がる日と思いつつ、緊急時用の降圧剤を飲んで再び布団に入って休息する。
 30分程してから血圧を測る。 137-76 まあ普通値に戻っている。だが、身体はなんとなく不自然だ。会社へは午後から行くことにし、朝食をとった。
 こんなことが退院いてから今までに十回くらいあった。最初は、退院してから一月経ったくらいのとき、夕食を終えてからゆっくりしていたとき、なんとなく普通じゃないなと感じ、血圧を測ると今日みたいな状況だった。まだ緊急用の降圧剤を持っていなかったので、あわてて病院に駆け込んだ。たまたま主治医が残っていたので説明をし、CTとMRIの検査を行った、結果は異常なし。何故血圧が上がったかも分からず、降圧剤を処方してもらって帰宅。降圧剤の効果で血圧も普通値に戻り、その後なにもなく過ごした。
 何故恐怖を抱くのか?
① 脳梗塞で救急車で運ばれる時測定した血圧が 230あったこと。
② 身体に血管障害があると、脳は血圧を上げて何とか修復しようとすること。
③ 身体の異常を他人に説明しようとする時、分かってもらえる手段として血圧測 定しかないこと
私自身、身体の異常を感じた時、血圧を測るしかない。血圧が上がっているのは、脳が何かをしている、という不安感を持っているのです。
 そして、この前触れなしの血圧の上昇は2,3ヶ月の周期で発生しました。早朝、深夜、日中と時も場所も選びません。そのたび病院へ駆け込みました。その都度、CT,MRIで検査しましたが、異常ありません。担当した医者も脳外科じゃなくて心療内科じゃないの、というのです。私としては、血圧が上がる原因がわからないので困惑していました。ほんの寸前まで調子よくしていたのに急に調子が悪くなるなんて、どうして?と不安になります。リハビリに行っている病院で血圧が上がると言うと、主治医が休みだったので居合わせた内科医が私のカルテの血液検査の結果を見ながら、血液には何も問題ない、不安神経症じゃないかな。血圧が高くなったて死ぬわけじゃない。重量上げの選手は300ぐらいになる。それでも競技をしている。君の血液は健康そのものだよ。私のほうが悪くて今にもしにそうなんだ、寝付かれなくて毎日睡眠薬を飲んで寝ているよ。寝られないのなら睡眠薬を処方しようか、といわれた。精神安定剤みたいなものを処方してもらった。(平成17年9月)
 これ以後、血圧が上がっても一人で対処している。
 それと、血圧が上がった後、手足のどこかが大きく回復していることがわかりました。脳細胞の再生や機能回復の方法が脳自身で行っていること思うと、脳自身が脳の手入れをするのに、栄養や酸素を大量に要求し、それを供給するため血圧を上げて血流を増やしているのだと、私は思いました。そう思うと今までの回復状況が理解できました。「リハビリ医の妻が脳卒中になった時」という本の中に、脳卒中になって3,6,9ヶ月後に身体が大きく変化すると書いてありました。その後も1年後、1年半後、2年と言う風に変化があると。どんな風に変化するかはわかりませんが、変化するというのです。リハビリを行うと回復方向にでしょうか。何もしないと拘縮方向にでしょうか?
 私の場合、その期間にそって回復しているような感じです。
 今回の血圧上昇は、左手首の動きがスムーズになりました。次はどこでしょう。また、次は何時でしょう?
  
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