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脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

脳梗塞により半身麻痺という後遺症を背負った人々を思うこと(終りの章)

2019-12-22 23:58:09 | Weblog
2019年12月22日(日)
令和元年もまもなく終りを告げようとしている。
世の中は慌しい年であったように思うし、私にとっても
悪戦苦闘の一年でした。皆さんは、いかがでしたか?
 脳梗塞によって半身麻痺になると、医療側は、なんとか
日常生活に戻そうとします。つまり歩けるようにしようと
力をいれています。歩ければ退院も可能になります。杖を
突きながら歩いている方を見かけますが、手は足ほどリハビリが
うまくいってないように思います。
手と足の違いは、共に身体にぶら下がっていますが、足は骨盤
にぶらさっがって大地に着きます。着けばリハビリの方法が
考えられるのです、が手は肩にぶら下がっていて、宙ぶらりん
です。宙ぶらりん故にリハビリの方法が考えつかないのでは。
 何とか動かしたい貴方だったら、どうしますか?
医療側が有効なリハビリの処方箋を持ってなかったらどうします?
一般的には動かないと考えられているようです。
 でもどうしても動かしたい、そうしないと楽しいことが出来ない。
と思っているのなら自分で動かしてみては、どうですか。
何故動かないのか、それは動かないからです。
医療側に半身麻痺のような人が少ないので、実験が出来ないのです。
外から患者を診て判断をしているのです。健常者は実験台には
なれないのです。何をすれば良いのかみえないのです。
だったら、患者自身が動かせばよいのです。やってみませんか?
私は、麻痺になって一週間以内にしました。仰向けに寝た状態で
手を真っ直ぐ上げるのです、そして下ろしたい方に下ろすのです。
因みに、私は胸の上におろしました。軟着陸とはなりませんが。
やってみると、出来るもんです。常識に囚われずやってみましょう。
 それから今日まで苦闘が続いています。それは、手を有効に
使うには、手を中空で保持する必要があるからです。手の指の動きも
重要です。ですが多少でも手が使えるようになると、生活も変化します。
手を動かすとあとは、万歳ができるまで、万歳を繰り返し練習することです。
重力に逆らう事は大変な挑戦です。
 肩甲骨を意識しながらリハビリを行うと効果もあると思います。
この一年、私は楽器の練習を毎日しましたが、ほとんど上達いてないように
思います。それは、ある程度練習をしていると指の動きが悪くなり、動くのを
拒否してくるのです。それでも続けると指がケイレンしたりします。音楽に
ならないのです。そんな状態で練習はおわります。そういう状況が今年の
一年でした。仲間との合奏では、音が十分に出なくなってもやめられない。
そういう状況の中で気づいたのです。上達するには、拒否された状況で
やりたい事を伝えない限り、変わってくれないという事に気づいたのです。
今までは、20~30分で終わっていた練習時間を90~120分に伸ばし
ました。効果があると良いのですが。
コメント
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