遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

手を動かすには

2018-04-20 20:51:36 | Weblog
2018年4月20日(金)
 手を動かすことは、簡単なことだ。
 仰向けに寝て、万歳をすればよい。
手は足よりも軽いから、その気になればすぐ出来る。
 さあ、やってみてください。「うそ」だと思う人は、
未来永劫、手は動かない。
 誰かが、動くようにしてくれると、思っている。医者も
療法士もどうすれば良いか、知らないのに。
医師や療法士から、動くようになるから、がんばりましょうと、
声をかけられましたか?私は医者から、手は動くようにはなりませんと、
言われました。だけど、自分で動かしました。今では楽器を奏でることが
できます、下手だけど。
 つまりは、やりたいのか、やりたくないのか。本当に動かしたいのか、
他人まかせなのか。脳梗塞になった多くの人は、手足が動かないと思い込んでいる
人が大多数だ。医者から言われ、自分で動かそうとしたけど、動かなったから、
諦めた。そして動かなくなった。何度も言う。医者や療法士は、動かないものを
動かす処方箋を持っていない。
 何を言っても、誰かが直してくれると、思っている人は、動かすことはできない。
自分でやらなければ、いつまでたっても、動くことは無い。
 動かすには、全身を使わねばならない。黙って全力を出して動かせば、脳が勝手に
全身を使う。脳も何とかしたいと活動しているし、しようとしている。
 本人が思わないので力を出せないでいるのだ。
 要は、本人が何をしたいかなのだ!!他人がやったって、自分の脳が動くわけではない。
動かせたら、療法士に見せればよい。そして、肩甲骨を動かしたいと、言えばよい。
そしたら、療法士は、いろいろとやってくれます。それに従えば、徐々に動くようになるでしょう。
・筋力はゼロ。
・壊れているのは脳。筋肉ではない。
・一度に全部がよくならない。ちょっとづつ、ちょっとづつ動くようになります。
止めると、元の動かない状態に戻ります。同じことやっていても、時間がたてば、元に
戻るようになり発展はしません。だから変わったと思ったら、次への課題に挑戦を
続けることになるのです。ただひたすら続けることに、なるのです。
つまりは、貴方の意志しだいなのです。動かす意志の無い人は、動くことはありません。
貴方は、何をやりたいのですか?
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立てた方へ

2018-04-06 10:20:44 | Weblog
2018年4月6日(金)
 桜も満開を過ぎ(こちらでは)、葉桜へと移っています。
 いつも「早春賦」の歌を口ずさんでいました。春は名のみの
風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 超えも立てず
 動いた!もう歩けるぞ!と何度思ったことか、なにかしらの
課題が突きつけられ、新たなリハビリを余儀なくさせられる。
それはまるで、一本道の螺旋階段を上ったり、下がったりでした。
しかし、リハビリを続けないと階段は上れない。止めると
滑るように階段を下っていく。このことは、今の私にも
あてはまることなのです。
 麻痺した身体は、繰り返し動作が苦手。歩く動作を見ても
最初の一歩は、割とスムーズに出来る。二歩目はどうでしょう?
一旦考えるような間が出てきます。歩数が進んでくると
何か阻止されるような感覚を覚えるようになる。どうしてでしょう?
最初のころは、麻痺した足の筋肉だけでは力が足りないので
他の力を総動員してなんとか動かしています。出だしは一致団結
しやすいのですが、連続して行うには入れた力をリセットする
必要があるのです。このリセットする行為が難しいのです。
どこをリセットすればよいのか、分からないからです。
全身の力を抜くことは可能でしょうが、全てというのは難しいかも。
上手くできなかった箇所が、抵抗感になったりするでしょう。
でも、歩きたいなら、それらに負けない意志で歩を進めるしかないのです。
何度も言っていますが、誰も手を貸せないのです。己の意志と力でしか
出来ないのです。
 ・繰り返し動作が苦手
次は、素早く動く動作が苦手です。
 歩けるようになると、ちょっと急ぎたいという場合が出てきます。
横断歩道を渡っているとき、信号が赤になったとか。
 繰り返し動作を早くしなければなりません。身体は早くと
要求しますが、足が付いてきません。
 私は、バドミントンをしていますが、離れた場所のシャトルを
打つため素早い移動が必要なのですが、麻痺した側の足が(左足)
右足の動きについてこれず、右足ケンケンの状態によくなります。
 これらの状況を改善するには、リハビリを続けるしか方法は
ないのです。続けていれば、ステージが変わっていきます。脳は、
データが入ってくれば、それに従って。神経回路を整えていきます。
ステージが変わったら、次の課題が見えてきます。その課題に従って
リハビリを続けていけば、麻痺は回復していきます。その時
昨日出来ていたことが、今日は出来ない状況になることもあります。
それは、今までサポートしていた部位が、サポートしなくても
出来るようになったからです、が出来るようになった部位は、
動くけれども、力が付いていないとか、新たなシステム構築が
必要になったというような、状況なのです。新たなステージには
新たなリハビリが必要となるのです。だから、リハビリは、
変化していくのです。リハビリを変化させないで、いつまでも
同じないようだと、リハビリではなくて、日常になり、進歩でなく
退化になってしまいます。ステージの変化が判るのは、リハビリを
行っている己自身です。貴方の方から、こういうのをしたいと
提案していきましょう。
 もう、リハビリは止められないのです。
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