遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

顔と口

2006-09-20 21:44:46 | Weblog
9月20日
 今日も体調はよかった。
 朝の血圧は132-84 心拍数 53
 この数値は測定した瞬間の値です。変化が激しいので目安にしかなりません。
 高いときは、下げる努力をします。大きな深呼吸を数回すれば下がりますが、低い時に上げるにはどうすればよいのでしょう。
 今日、無意識に口から唾液がスッと漏れ落ちた。時々起きる。唇の左側から。
 動かない筋肉があるのは感じているし、痺れもある。最初のころよりはよくなっているのだが、右側が開けば左側も開く。左側単独では開くことをしない。
一人で口を横に広げたり、小さくつぼめたりしてリハビリをしているのだが
きちんとリハビリにはなっていないようだ。なにせ自主トレだから。いつも動いてるけど左側だけでしゃべってみようなんて思わないから右側が動くからつられて左側もうごく、意思なしで。どうすりゃいいのよ。鏡を見ながら、怪人二十面相の練習でもするしかないか。
 写真に写った自分の顔を見るといつもがっかりする。こんなはずじゃないと。
右側しわくちゃ、左側のっぺらぼうって感じ。左頬のところが動いていないので表情が作れない。口を引っ張っていないので口の左側が下がってしまう。自分としては下げまいとして、がんばっているのだけど、上から引っ張ってくれないと難しいでしょう。リハビリというと動くところを重点的に行うけど、動いていないようなところのリハビリも重要です。同じ筋肉なのに
 目
 左目でウィンクが出来るようになりました。けれど表情のことを考えると不安です。以前は目の中に小さな棒が入っていると書きました、が今では目の外へ移りました。なんだかんだと言っても、少しずつ回復しているようです。ゴールはいつだ!!
 回復が実感できていると、いろんな不満を撒き散らす。
 回復を感じられないと、絶望の淵でしょうね。
自分で自分を叱咤激励するしか手がないなんて。つらいでしょうね。
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調子

2006-09-19 23:28:47 | Weblog
9月19日
 何だか今日は調子がよかった。
 朝の血圧は130-80だった。心拍数は53.
 ずっと続くわけではないが、今日は平穏だった。
 何故だか今日は弁当ではなかった。昼は釜揚げうどんの卵ぶっかけを食べた。
 左手をぐっと握ると中指に痛みが走る。動きはスムーズだ。
 一年ほど動かない筋肉が自分で力を入れるとどういう反応をするのだろう。
 注意事項はないのだろうか。どうして誰も注意しないのだろう。
 ここまで回復する患者がいないので、前例がないため医療側に適正な処置法がないのだろうか。誰も経験したOT(作業療法士)がいないのか。
 私は、絶えず未知との遭遇に対面しなければいけないのか。
いろんな思いはあるが、一人で進んでいくしかない。
 
 
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リハビリの状況と身体の状態

2006-09-19 00:09:34 | Weblog
9月18日
 9月も中旬を終わろうとしている。日没も早くなった。
 気温が下がると血圧が上がる。主治医が目を吊り上げて注意をしてくれた。
 最近、血圧が高めだ。なに、150-90位にはりついている。でも心配です。
運動不足気味だった。汗をかくので止めていたから、上がったのかな。
明日からやります。
 私の身体は時々刻々変化する。心が付いていけないから、不安になる。
 ある日のこと。午後2時過ぎ、何かおかしい。いつもと違う。(何が違うか明確に言うのが難しい。脳の前頭葉がぼんやりしているとか)そこで、こそこそと血圧を測りに行く。60-40.どうなってんの!めまいはしないし、ふらつきもしない。前回は、もう少し高かった。上司に言うと帰りにラッシュに遭うといけないから、帰ってよいと言われた。が、帰るのが怖かった。帰る途中に、どうなるかわからないから。けど、何時かは帰らなくてはいけないから、帰ることにしました。けど、不安でした。低血圧の時の対処法を知らないからです。どうすればよいのでしょう。帰る前に血圧を測りました。165-90でした。どうなってんでしょう。
テストされてるみたいでした。今回は前回よりも低い血圧でしたが、誰にも黙っていました。けれど上司は知っていたでしょう。だって、ごそごそと血圧計を出して机を離れるのですから。でも、何も言いません、机に戻っても何も聞きません。
私も黙っています。机に戻って、どうするか考えました。1時間くらい様子をみようと。主治医が言うには、とにかく病院へ飛び込め」です。私、自分の身体を観察することにしました。こんなことをするのは、きっと脳の仕業だとおもったからです。自分の脳であれこれと誰かの脳をチェックしました。1時間ほどして血圧を測りました。すると170を超えていました。何やってんだと、心の中で怒鳴りました。
 次の週のことです。仕事をしていて、何か変です。いつもと違う感じです。血圧を測りました。190を超えていました。脳の仕業です。何かしたかなあと、考えました。脳は、必要があったから、血圧を上げたのです(と、私は思っています)
口笛を吹きます良好(麻痺の兆候チェックです)手足を動かしてみます。違和感無し。梗塞の心配なし。何かやったかな。そう言えば左手指の運動を重点的にやったことを思い出しました。何とても簡単な動作です。グーとパーを連続してやっただけですよ、ただ、きっちりとね。グーはしっかり指を曲げてぐっと握り、パーは大きく指を開く。これを10回しただけなんだけど。脳には負担が大きかったみたい。そういえば、3回目あたりから握る時、ブレーキの掛かり具合がつよくなったからね。その強さに負けないで握ったから、とてつもないデータが伝わったのでしょう。それで、神経回路の修復に酸素と栄養が必要になり、血流を増やすため血圧を上げた、これが私の推理です。
 今では、指の動きが以前より軽くなりました。それに伴い今までになかった痛みや違和感が現れました。一つが良くなると、別のところに何かがあらわれます。以前消えたと思ったところにも現れます。
 以前歩きが変わったと言ったことがあります。そして膝の状態も変わり良くなったと思っていたところも、めぐり巡って再び同じような感覚になる。だけど、歩きは以前と変わっています。筋肉一つ一つに対して調節しているようです。最適を求めていくには、一つ一つを微妙に変化させながら調節していくようですね。いま、足は膝と足首の連動した調節をしているみたいだし、手は、指の関節を素早く動かせることをやっています。リハビリでは、手のひらを上に向けることを主にやっています。簡単なことですが、この簡単な動作が出来ないのが、脳梗塞による麻痺の最大の後遺症でしょう。漫才でたまねぎの芯を食べようと皮をむいていく話がありましたが、どこまで川をむいていけばよいのでしょう。
 65歳を過ぎて脳梗塞で片麻痺になりましたが、どうしても車を自分運転したいと、リハビリに励み5年後に自分で車を運転したという人もいます。私は間もなく2年、急がず続けましょう。










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職場復帰一年

2006-09-12 23:14:11 | Weblog
9月12日
9月になった。職場に復帰して一年が経過した。
一人で外に出て行かないと、社会復帰ができないし、一人で好きなところに行くことも出来ないと思い、多少の反対があったが職場復帰をしたのだった。
 この一年いろんなことに遭遇した。大切なリハビリの一年だった。
 いろんなことを経験することで、脳も揺れた、身体も揺れたそして心も揺れた。
発端が何かは分からないが三者三様に揺れた一年だった。一年経って手がなんとか
使えるようになった、一年前に比べて。家に閉じこもっていては、人生に意味がない。せっかく生かしてくれたのだから。
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