遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

20010年5月の現状

2010-05-24 21:49:54 | Weblog
5月24日 
 最近は腕の痛みが毎日ある。
 それは毎日、楽器の練習をしているからでしょう。
 私を見ると半身麻痺の後遺症があるようには見えないでしょう、見た目には。
 見るだけでは、きっと判らないでしょう。だけど、私から物を与えたり、あるいは逆に
私にものを与えたりした時に、「あれっ」何か変と思うかもしれません。その程度なんです。つまり円滑ではないのです、動作が。見た感じでは、たったそれだけなのですが、
それでも病院にリハビリのため通っています、週に一回。
 左腕が完全に回復していないのです。リハビリを続けることで、少しづつ回復している
ことが判るのです。ただ、リハビリのプログラムには処方がないかもしれません。
 ここまで回復した人たちの話がどこにもないのです。リハビリを続ければ、それなりの
成果が身体に現れますが、経験したことがない状況も度々あります。つまり、「未知との
遭遇」です。手足の動きだったら良いのですが、脳が絡んでくるのでとても不安に
なるのです。血圧も上がります。脳の後頭部とか中心部とかにジリジリあるいはモゾモゾ
するような感覚が現れます。前頭部とか側頭部だったらなんとかほっとけるのですが、
後頭部や中心部だとなんだろう?どうしたのだろう?不安になるのです。
 結局は、そのままじっと過ぎ去るのを待つだけなのですが。以前は。病院に
駆け込みました。血圧は180くらいになっています、それでCTやMRIで検査
しましたが、結果は異常なしでした。3回駆け込み、3回異常なしでした。その後も
治まることはありません。その都度過ぎ去るのをじっとまつのです、脳が何をしている
のだろうと思いながら。過ぎ去ると、身体に微妙な変化が出てくるのです。これは
一瞬のときもあり、その日一日の時もありますが、翌日には、その感触は無くなっています。悪くなっていくことはないと思いますが、ついさっきまで円滑に出来ていたことが
円滑に出来ないことはありますが、レベルというか質が以前より微妙に上がっているので
す。そして身体は既に次の段階に挑戦しているのです。あるいは、次の出来ない事が
判るのです。だから次から次へと挑戦し続ける螺旋階段を強制的に歩くことになって
しまったようです。痛みなどが伴わなければ良いのですが、左手で細かい動きを
始めたころから痛みを感じるようになったようです。今は笛を吹くため左薬指を
多く使います。又、素早く指を動かすと神経がついてゆけずパニックになります。
それで、肩や前腕、手首付近に痛みが発生します。正座していて正座を止めると
痺れますね。血液が流れてジンジンしますね、そんな感じでしょうか。正座の痺れは
血流がいきわたると終わりますが、私の痛みはその日寝てしまうまで続きます。
午前中に発生すると一日の半分は痛みと付き合うことになります。
 肩ですと場所まで特定できます。今ですと、腕の付け根の肩側の前側です
肩は大体三箇所です。多分そこは神経の通路なのでしょう。
 完全回復への道標ないので、どのように回復していくのかわかりません。
 また何をどのようにすれば良いのかもないのです。
私がやりたいことを、やっていくしか方法はないようです。
赤ちゃんが成長していくのと同様に!!
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昨日の続き

2010-05-22 23:29:03 | Weblog
5月22日
 あの番組には真田医師も出演されていた。彼が監修した著書「脳梗塞からの復活」も
五年前に読みました。
 彼は番組の中で高血圧を何度も言いました。脳梗塞を予防法として高血圧云々と、確か
四か条とか
 このブログの中でも血圧について書いたこともあります。医者にかかり高血圧だと
医者は降圧剤を処方します。患者となった人はその薬を飲みます。多分下がっても飲みます。何故なら、飲むのを止めると血圧が上がるからです。つまり一旦飲み始めると
飲み続けることになるようです。
 何故、血圧が高くなった原因を追究しないのでしょう。患者の生活を聞いて、運動しろ
とか肉を少なくして魚を食えとか、野菜をもっとたくさん食べろとか進言しないのでしょう。血圧は現象でしかないのに、血管のこととか、血液について言わないのでしょう。
 血管が柔軟であれば多少血圧があがっても吸収してくれるでしょう。血液がサラサラ
ならば血管が詰まることも少ないでしょう。
 どうして血圧だけをいうのでしょうか?私は不思議に思いました。あの番組の
スポンサーを私は知りません、CMを見ていないから。
 ただ血圧は自分で測ることができます。私は家庭用と携帯用の二つもってます。以前は
毎日計っていました。今は一週間に一回計るだけです、それも病院で。
 脳梗塞は、血液が流れる血管内に固まった血液が詰まって血流を停めてしまうことによって発生する病気です。ならば血液が固まらないような予防法を進言すべきでしょう。
 私は、退院してから食べ物について調べました。血液をサラサラにするにはどんな
食べ物が良いのか。血圧の上昇を抑える食べ物はあるのか。血管を軟らかくするような
食物はあるのか。入院以前と以後では食生活が変わりました。第一はビールをほとんど
飲まなくなりました。以前は浴びるほど飲んでいました。宴会では始まりから終わりまで
ビールでした。ビールが好きでした、今でも好きです。だけど家にはビールを置いて
いません。イベントがある場合だけ飲みます。肉を食べる量が減りました。以前は200g
だったものが100gになったり、回数が減ったりしています。最終目標は
体重のコントロールです。
 血管は筋肉だそうです。筋肉は使わないと細くそして硬くなります。だから運動
が必要になります。歩く程度でもよいそうです。
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「栗本慎一郎氏出演」のTV番組を見て!

2010-05-21 21:20:22 | Weblog
5月20日
 先日、なにげなくテレビを観ていると、タモリが出演している
「脳梗塞」の番組にぶつかった。我が家ではTVの番組表はあまりみない。
妻がガチャガチャとリモコンを押しながら面白そうな番組を探す。
それに偶々ヒットしたのだ。例のごとく面白、おかしくやっている。
それに、「脳梗塞になり回復した人」として栗本慎一郎氏が登場したのだ。
彼は患って11年を経過している。私は6年目である。
 私は、彼の体験談の著書を読んで勇気付けられリハビリに励んだのだ。
 ただ、11年経過した彼の現在の姿を見て失望した。どうしてあんな歩き方
しか出来ないのか?あのゴルフのスウィングはなんなんだ。彼の著書を読んだ
(約5年前)頃とあまり変わってないのでは、と思った。
何故だろう?彼は言っていた。「走れない」と、いや、走る練習をしていないという
ニュアンスだったかも。多分、リハビリのメニューの中に「走る」という項目が
なかったに違いない。走るという行為は、半身麻痺の人には、とても大きなリスク
を伴う行為でしょう。私も最初の病院で断られました。
 「歩く」というリハビリは、どの段階で終わるのでしょうか?
① 杖を突きながら一人で歩ける。
② 杖なしで一人で歩ける。
③ 杖を突きながら1Km歩ける。
④ 杖なしで500m歩ける。
 何かルールはあるのでしょうか?
 私が退院しても良いと進言されたのは、杖を突いて一人で歩けるようになった
時でした。その後もリハビリは必要という言葉はありましたが。でも、退院してからは、
OT一人になりました。以前はPTとOTの二人でした。
つまり、曲がりなりにも一人で歩けるようになれば、歩くことに関しては、自主リハビリの
様相になってしまう。歩くリハビリでは、前に歩くことしか教わりません。後ろや横は
自分の才覚でやるしかなくなるかもしれません。
 私の場合、三ヶ月程度で病院を替わりました。そこではOTとPTの二人体制に
なりました。そこで一月経って「走りたい」と言うと「走りましょう」と言ってくれました。それから毎日「走り」がメニューに加わりました。自主トレの中にも散歩中に「走る」
が入りました。大きなリスクでしたが、私は「どうしても走りたい」のです。
それが8ヶ月経ってバドミントンを始めるきっかけになりました。
 栗本氏と私の大きな違いは、この「走る」をしたか否かによるものが大きいと思いました。また、「走る」ために外に出ることになります。外に出ると、いろんな出来ない事が
判ってきます。最初は「小走り」です。これは、なかなか難しい。次は、「真っ直ぐ歩く
或は走る」こと。麻痺した側の歩幅が短いからだと思います。それから、高さはなくて良い
のですが「平均台みたいな細いところを歩く」こと。これは麻痺した側の足が真っ直ぐ
前に出なくて、外側へ大きく廻ってしまうから。
 私は、「走る」ことをしたことによって、リハビリが大きく変わりました。バドミントンを始め、前だけでなく、前後左右に動くようになりました、が今でも完全では」ありません。バドミントンでは数回転びました。大事に至らなく、よかったと胸をなでおろしています。なんにしてもリスクは伴います。家の中にいても、家の外にいても。
 栗本氏の著書を読んで、私は回復することを知りました。
 著書の中で、鏡を使った回復法があります。理論は外国の学者が発表したようですが。
 私もしました。装置は買いませんでした。我が家の鏡を利用しました。
 いたって簡単です。テーブルに座って、身体のまんなかに身体と直角に鏡をおきます。
鏡の面は右から見えるようにおきます。(私は左半身麻痺なので)
鏡を真ん中にして両手を鏡と平行におきます。鏡を見ると右手が映っています。それは
あたかも左手のように。高さのある鏡ですと本物の左手は鏡があるのでみえない。
 それで、右手を動かします。鏡を見ると、左手が動いているように見えます。
この時、右手は見ないようにします。鏡に映っているものだけを見るようにします。
そして、鏡を見ながら左手が動いていると強く思うのです。
左手はどうするかと言うと、右手と同じ動作をするのです。一人ですると左手は
動きませんので、介添え者が必要です。私の場合、妻がやってくれました。
 約15分程度行います。これは効果があります。やる価値は絶対あります。
 健康な人が、効果があるか確認のためやってみてもなんの効果もありません。
脳の障害がある人だけに効果があるのです。これも毎日続けないと効果は小さくなります。
この単純な作業につきあわせられる介添え者は、ほんとに効果があるのだろうか?と
疑問に思うかもしれません。その時は、右手との同じ動作を左手にするのを一時停止
するのです。すると患者は「ギャー」と叫ぶと思いますよ。そして「早く動かしてくれ」
と懇願するでしょう。栗本氏は指を動かしましたが、私は肘を動かすのを勧めます。本当
は肩を薦めたいのですが。
足も出来ると思いますが、工夫が必要かも。後は鏡。
 どうでしょうか?やってみては!
なお、病院の担当者はご存知ないようで!
教わってないことは、しないようだし、回復するなんて思ってもいないようだし。
コメント (1)
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