遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

今の私(2013.5.1)

2013-05-01 21:15:40 | Weblog
平成25年5月1日(水)
 久しぶりの投稿になる。何かあったわけではない。
変わりのない日常だった。先月から早起きを目指して、NHKのテレビ体操を
見ながら体操することにした。やり始めて身体の左右のバランスが悪いことを
思い知らされた。見た目は普通の人と変わらないのだけど、障害者そのものだ。
だけど、病院に(リハビリ)に行くと、普通の人のレベルだといわれる。
 体操をすると、左側がとても弱いことが、よくわかる。
 克服するには、体操をするしかない。だから、早く起きて体操をしている。
本当は、体操以上のことをやらないといけない。それに、続けないといけない。
 特に弱いのは、左足の跳躍力。
 手は、毎日楽器の練習をしている、一時間半ほど。
 日によって調子が違うので、一時間もしない時もあるし、二時間近くする時もある。
やってみないと判らない。もう、限界ですよ」と身体が教えてくれる。それをちょっと
超えるところまでやって止める。やりすぎると、後が辛い、どう辛いかは、言い現しにくい。
練習は、主に指の練習になる。当初は、薬指、小指が動きづらくてこれらの指を重点的に
動かしていたけど、多少動けるようになると、他の指の動きも悪いことに気付かされた。
他の指の動きに惑わされて、動いちゃいけないのに、動いてしまい音楽にならない。
要は、指が独立していないのだ。
 そして毎日、腕と肩繋がっている付近が痛くなる。今も痛い。けれど、指や手は動く。
神経的な痛みです。逃げられない。痛みと共に過ごすだけです。そして脊柱起立筋、つまり
背骨付近と腰辺りの筋肉が凝ってくるのです。これを解消するためにリハビリにいくのですが・・・
 先日、NHKのTVでピアニストの館野 泉さんが出ておられました。館野さんは十数年前に
脳梗塞で右半身麻痺になり、今では、左手だけでピアノを弾いています。リハビリをされてますので
右手は動きます、TVでも演奏が終わって演奏者と握手を右手でしていましたから。それに、
七、八年前にもテレビでインタビューの放映があったときは、右手でコーヒーか紅茶を
右手でスプーンを使っていましたから、右手は動くはずです。
 それでも、聴衆の前で弾くときは、左手一本です。
 なぜでしょう?
 自宅では、多分弾いておられるでしょう。リハビリのためにも。
 私が思うに、ピアノを弾く時、指は鍵盤の上にあります。肘は中空にあることになります。
 つまり、腕を中空で支えなければならないのです。これが大変なのです。健康な人には判らない
でしょう。手や足はそれなりに重いのです。人はそれを支え続けているのです。
ピアノを弾いている間、ずっと支えなければなりません。それをするのは筋肉ですが、
脳からの指令がないと筋肉は働きません。働く強さも持続時間も脳からの指令です。
筋肉が勝手に働くのではありません。その脳の、今まで蓄積していたデータが突然消えたわけですから
、筋肉は動けないでいるのです。筋肉はありますが、筋肉自身が勝手に動いているのでは
ないのです。脳のデータは、その脳を持っている人でないとデータを記録できないのです。
 一時間ピアノを弾こうと思ったら、練習で一時間は弾かないといけません、只、最初から
一時間は弾けません。最初は一分、出来るようになったら二分、そして三分と。延々と続けた
結果、一時間は出来るようになるのです。実際に鍵盤を弾く指はこれとは別になりますが、
システム的に絡んできますので、複雑になります。
館野さんは、「身体障害者」手帳をお持ちなのでしょうか?
私は、以前持っていましたが、更新時に審査にはとうらないと思い申請しなかったので、
今は持っていません。見た目、普通の人とかわりませんからね。

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