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脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

4月24日  脳梗塞の治療

2006-04-24 22:59:43 | Weblog
脳梗塞の治療について私の場合
入院治療は30日間です。実質10日間です。
脳梗塞の治療は手術はありません。梗塞領域が広い場合
麻痺の範囲が広くなるため呼吸や食事が困難な場合
のどを切開し呼吸や食事を確保するために手術しますが、脳梗塞
自体の治療ではありません。
血管が血栓で詰まって血流がなくなるのが原因ですから
血栓を溶かす治療法があるわけですが、最近まで治療薬はありませんでした。
治療薬も発生してから3時間以内に投薬する必要があります。
梗塞が発生すれば、血流が止まります。その血流領域には栄養や酸素が
細胞に供給されなくなります。3分で細胞は死んでしまいます。
検査のためCTやMRIで写真をとりますが、CTでは5分くらい、
MRIでは20分程度かかります。その間治療は行われません。
梗塞部位が確認されます。点滴で何か投薬されますが、血液が
固まるのを弱めるのと梗塞が広がらないようする薬です。
あとは高圧酸素機密カプセルに1日1回1時間入る治療です。
強制的に酸素を供給し血管を広げたり、新たに血管を伸ばしたり
するのを助ける機能があります。このような治療を10日間行います。
以上が治療です。あとは麻痺という後遺症が残るだけです。
私の場合、発症した日からカプセルに入り、リハビリの療法士が付きました。
脳梗塞は痛みはありません。梗塞した部位により該当するところが
動かないだけです。
私の場合、右脳の被殻というところが死にました。
左半身が麻痺しました。痛みはありません。
見た目は、手と足が目立ちますが、本当は身体の真ん中に線を引いて
左側の全ての筋肉が麻痺しています。ただ血管がどのように
通っているかは個人で違うでしょうから、麻痺の度合いが千差万別なのです。
脳梗塞になった時、どのように麻痺が進んでいくかは「栗本 慎一郎」さんの
webか本を読んでいただけば、克明に説明されています。彼は私より
重症です。
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1 コメント

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賛成 (海馬)
2010-07-31 10:08:56
始めまして、自分も4年前に脳梗塞にやらえちゃいました、栗本慎一郎にはちょとがかりしました。これで参考にはなりませんね、完ぺきに治った人いませんか。
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