早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

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全員が合意できなければ...?

2016年10月28日 04時10分08秒 | 読書







 私のある友人は何年も前から

家族でコーラスグループを組んでいる。

子供達がまだ小さい頃は、

母親が曲を決め、衣装を作り、

ピアノの伴奏をやり、歌い方の指導もしていた。


ところが子供達が成長するにつれて

音楽の趣味が変わっていくと、

曲目はもちろん衣装にも口を挟み、

母親の指導に従わなくなった。


母親自身、舞台に立つ経験は積んでいたから

子供達のアイデアには賛成しかねた。

しかし一方で子供達が

意見を言いたい気持ちも理解できたから、

曲目を決めるプロセスに

子供達も参加させたいとも思っていた


そこで彼女は全員が満足する案を相談し、

もし全員が合意できなければ、

別のみんなの才能を楽しむ方法を

探してはどうかと持ちかけた。


  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 全員が合意できなければどうする

それはもう、多数決で決めるのが民主主義と

信じて疑わないし、いつもそうしてきた

たとえ、自分が納得せずとも

多数決で決してしまえばもう後は従うしかない


でも合意できなければ合意しない

もしくは契約しないという崇高な

相互依存の形があることをここで知った


ここでのエピソードでは

家族でのコーラスグループ、

みんなが大きくなって自立してくると

それぞれが違った考えを持つようになる


全員が納得できなければコーラスをやめて

それ以外の何かを探すとのこと

子供達も全員合意ができてもできなくても

わだかまりが残る心配がないことがわかると

自由にアイデアを出し合い

お互いのいアイデアに意見を述べることができる


時間はかかるかもしれないが、

最終的には全員が納得できる

結論に達することができるのかもしれない

いや多数決の原則を超えるすごい選択肢があったようだ

これは目からウロコ...!


     早起き鳥




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