早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

しょっちゅう嫌味を言っては後悔...!

2016年10月14日 04時34分51秒 | 読書







 大学教授をしている友人は、

十代の息子との関係がうまくいっていなかった。

彼は研究に明け暮れる日々を送っていたが、

息子は頭を使うよりも

手仕事の方が好きなタイプだった。


父親にしてみれば、

息子は人生を無駄にしているとしか

見えなかったのだ。

そのために、しょっちゅう嫌味をいっては

後悔することの繰り返しで

なんとか信頼を取り戻そうとするものの、

空回りするばかりだった。


私はある日、

「相手を大切に思うのなら、

相手が大切に思っていることを

自分も同じように大切にしなければならない」

という原則を彼に教えた。


この言葉を真剣に受け止めた彼は、

息子と一緒に、

家の周りに万里の長城に似た塀を作ることにした。

時間も労力もかかる一大プロジェクトである。

彼は息子と肩を並べ、

一年半以上かけて塀を完成させた。


  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 しょっちゅう嫌味を言っては

後悔しているこのお父さん

後悔しているのだから

とても子供さん思いのいい父親である


僕など、嫌味を言うは

こんな子供を持って嘆き悲しむのがオチ!

全ての問題を相手のせいにして、

自分サイドの問題など思いもしないこと...!


もし知人から

「相手が大切に思っていることを

自分も同じように大切にしなければいけない」

などとアドバイスを受けたとしても

受け止めることなどできないと思う

なんで自分が

相手の波長に合わせないといけないのか...!

さしずめこんな気持ちになるのがオチである


でもこのお父さん、息子さんと一緒に

万里の長城に似た塀を作ったとある

なんと見上げた心の持ち主だろう

僕には到底、考えもつかない

これがまさしく人格ある人の

行うべき行動なのだろう


自分自身の価値観というパラダイムを

変えることができるかがキーワードのようである


     早起き鳥




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