早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

人の価値を人との比較で評価...!

2016年10月25日 04時21分22秒 | 読書







 人の価値を

人との比較で測っている。

学校という世界では

内面の価値は全く考慮されず、

外に表れる点数だけで

全員の価値の評価が判定されてしまうのだ。


「本日はPTA総会にお越しいただきまし

てありがとうございます。

今回の試験、お嬢さんはすごいですよ。

上位10%には入りました」


「ありがとうございます」


「ところが弟のジョニー君の方は

ちょっと問題ですね。

下から4分の1のところです」


「本当ですか?困ったわ。

どうしたらいいでしょう?」


しかし本当のところは

弟は下から4分の1とはいえ

全力で頑張ったのであり、

姉は好成績でも能力の半分しか

出していないのかもしれない。

相対評価では、このような事実は

少しもわからないのである。



  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 人の価値を

人との比較で測っている相対評価

それが今のこの社会の常識

だから人より優れていなければならない

標準偏差値で高い値を保有していなければ

その人の将来はない

なんと悲しいシャバではあるが、

それは仕方のないこと


だから俗に言われる頭の良くない人は

人より優れた能力や技術を

勉強以外に求めて努力するのである

頭が良くなければいい大学にも行けないし

いい会社にも就職できないのである

全ては勉強、競争試験、

100点満点で100点目指して

頑張らねばならないのである。


ここでの姉と弟の評価基準

努力があろうとなかろうと、

順位が問題なわけで

努力せずとも10位以内に入った姉は優れ、

たとえ努力があっても

下位の弟はダメなのである


ここでもし、この内面的な努力、

頑張ったことを評価してくれる

潜在評価なるものを採用して判断してくれたとすれば

その組織はどんな成果を出すだろうかと考えてみれば

それは競争のないシャバ、人はともに共存共栄

素晴らしいユートピが形成できるような気がする


ストレスも何もない

「あなたがいるから私がある」

そんな夢のような社会を形成することは

可能なのだろうか...?



     早起き鳥




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