早起き鳥 

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一流大学入試を拒んだ息子...!

2016年10月20日 04時10分22秒 | 読書







 私の友人に名門大学の

学部長を務めていた人物がいる。

彼の息子がその大学に入れるようにと、

長年貯金し、計画も立てていた。

ところが、いよいよ入試というとき、

息子は受験を拒んだ

父親はひどく落胆した。


その大学を卒業すれば息子にとっては

大きなキャリアになるはずだった。

そもそも、その友人の家は

三代にわたってその大学を卒業していた。

いわば彼の家の伝統だったのである。


彼は、なんとか息子を

受験させようと説得を重ねた。

考えを変えることを内心期待しながら、

息子の話に耳を傾け、理解しようともした。


しかし、彼の対応の裏側に潜んでいたのは

「条件つきの愛」だった。

一人の人間として息子を思う気持ちよりも、

その大学に入ってほしいという欲求の方が大きかった。



  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 一流大学に入って欲しい

親心は痛いほどわかる

学歴社会においてどこの大学を卒業したかは

大きなキャリアになるのは当然

でも近年、その風潮が少しずつ

変化してきているような気もする

東京大学などの名門卒業生は

学力偏差値はすごいけれど、

未知なるものへの取り組む熱意・情熱は

イマイチ劣るとの見方もある

やはりしっかりとした見極め評価をして

採用内定判断としているようである


しかしながら公務員採用においては、

まだまだ大学入試の延長線上にあるようにも思う


とはいえ、このエピソードの息子さん、

親がなんと言おうと我を通すところなど

骨のある学生のように思う

お父さんの本音を見極めた上での

想いなのだろうか、そうでないかもしれないけど

そのお父さんが、息子に対する愛情から

キャリアのレールを提示したわけだが、


息子の自主性に任せるという愛情であったなら、

すんなりその一流大学への進路を

決断したのかもしれない

まあ、いずれにせよ、結果として

代々、4代にわたって、

名門一流大学のキャリアというのも夢のような話

それぞれどんな職業に就いているのだろう...?


     早起き鳥




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