今年も忘れられない日がやってきた。
自分の心の中では風化していると昨日まで思っていた。
でも今日という日に身をおくと、
なんともいえない気持ちになる。
テレビもラジオも新聞もシャットアウトしているが、
神仏に手を合わす自分がいる。
そんな今日、
過去にも話題にしたこの詩が浮かんできた。
早起き鳥
憂い
君看よ、双眼のいろ
語らざれば憂い無きに似たり
憂いが無いのではありません
悲しみが無いのでもありません
語らないだけなんです
語れないほど深い憂いだからです
語れないほど重い悲しみだからです
人にいくら説明したって
全くわかってもらえないから
語る事をやめて
じっとこらえているのです
文字にもことばにも
到底表せない
深い憂いを
思い悲しみを
こころの底深く
ずっしりしずめて
じっと黙っているから
まなこが澄んでくるのです
澄んだ眼の底にある
重いかんしみの見える眼をもとう
君看よ双眼のいろ
語らざれば憂い無きに似たり
語らざれば憂い無きに似たり
『憂い』 相田みつを
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