最後の最後に自分の道を切り開く力は、知識でも経験でも、ましてや能力でもない。
情報が蔓延するような時代になると、
知識や能力のある人間が勝つように思われがちだが、
本当の勝負のときは、その人本来の人間力、
つまり生き様が決めるんじゃないか。
いいときにいい顔は誰でもできる。
きついとき、辛いとき、
それを誰のせいにもせず、じっと耐える力
誰だって弱虫だ。
「営業という生き方」 中村 信仁
本当に自分自身弱虫、嫌になることがある。
だから精一杯強くなろうともがいている。
大関の魁皇が幕内最多勝利のトップに躍り出た。
この瞬間のよろこびはご本人は言うまでもなく、
テレビ観戦した自分自身、
我がことのようにうれしく
熱いものが込み上げてきた。
若い力のあるときはそれはそれは
大横綱の風格と実力を感じさせたが、
とうとう横綱には届かなかった。
そのうち外国人力士の影に常に下積みの土俵生活、
でも怪我と病と格闘しながら、
コツコツと勝ち星を積み重ね
全く強くなかった、ロートル力士の
底力の快挙である。
豪快に右上手投げで圧倒する強さ、
観客を唸らせる優勝！
そんな時代を生き抜き、
ただひたすら好きな相撲をとりづづけたお相撲さん
魁皇の人間力というお人柄にほれた。
魁皇がんばれ！
早起き鳥
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