地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

大鹿歌舞伎

2010年11月18日 | 松たか子
 


松たか子が「大鹿歌舞伎」を題材とした映画「あした晴れるか」に出演

 朝夕はめっきり寒くなり、朝5時頃に起床して、玄関を開けて新聞を取りに行く際には辺りは黒い闇の中だ。夏場だと外が明るくなることで目が覚めるのだが。

 こんな季節になると、まちにはクリスマスの飾り付けがされている。松たか子が出演する「ヤマザキクリスマスケーキ」のCMもテレビで流れている。松たか子の笑顔に癒される。

 さてその松たか子であるが、阪本順治監督の「大鹿歌舞伎」を題材とした映画「あした晴れるか」に、どうも出演(友情もしくは特別出演かな)するようである。松たか子のファンクラブ「ciub M」には、今日までそうした記載はないが、映画「あした晴れるか」をネットなどで調べてみると松たか子出演が書かれている。

 ところで、この大鹿歌舞伎についてはそのHPには次のように記載されている。「大鹿歌舞伎は300余年前から、大鹿村の各集落の神社の前宮として舞台で演じられ、今日まで伝承されてきました。歴史の変遷の中で、江戸時代から明治時代には、歌舞伎上演の禁令は厳しく、その弾圧をかいくぐりながら、村人の暮らしの大事な核として脈々と受け継がれてきました。大鹿歌舞伎の上演が無かったのは、終戦の年などわずかであったことを考えると、大鹿村の地芝居は隔絶された立地条件とめまぐるしい社会変化の中で生きてきた村の人々の心の拠り所であり、祈りに似たものであったといえます」とある(写真も借用させていただいた。感謝)。

 この大鹿歌舞伎を題材とする映画は、既に片岡孝太郎と片岡愛之助が出演した後藤俊夫監督の「Beautyうつくしいもの」がある。この映画は私も観た。まさに美しい映画だった。

 さてこの映画「あした晴れるか」に戻る。この映画は主演を務める俳優の原田芳雄さんが2008年に同村を訪れた際、同歌舞伎を受け継ぐ村人の思いに触れ、阪本順治監督に撮影を持ち掛けたのがきっかけとのことだ。ロケはすべて大鹿村内で行われ、同歌舞伎の役者や裏方らでつくる「大鹿歌舞伎愛好会」の会員が出演俳優に歌舞伎の演技を教えるほか、歌舞伎を演じる村人役として出演とのことだ。

 例えワンシーンでも、松たか子が出演するのならば、その映画を観てみたいと思うし、松たか子がロケで訪れたという長野県大鹿村を私も訪れてみたいと思う。

 何しろ、松たか子の初の座長公演となった1999年1月の新橋演舞場の「天涯の花」を観劇した際には、感激して作品の舞台となった石鎚山にも登って、美しく咲くキレンゲショウマ(=天涯の花)を楽しんだ位なのだから。松たか子に関しては、どうにもほとんど病気だと我ながら呆れてしまう。

 
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2 コメント

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日本で最も美しい村 (タカチャン)
2010-11-18 23:26:23
日本に何か所かありますが、大鹿村もこう呼ばれています。

6~7年前、春の公演に出かけましたが生憎の雨で体育館の公演でした。

数年後、春の公演と秋の公演に出かけました。
その時、映画の撮影があると言っていました。

最初に村長が裃で登場し、口上を述べます。
ローカル色豊かな公演で、皆さん、弁当(ろくべん)を食べながらの観劇です。
勿論、内容が良ければおひねりが飛び交います。
春は花桃が満開に咲いており、秋は紅葉が始まっており大変綺麗です。
是非、お出かけを。
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スゴイです (地底人)
2010-11-19 06:31:23
車では無理な私であり、ずいぶんと交通の便が悪そうなので、少し悩んでいるのです。

そんな中で、三度も行かれているのですね。スゴイの一語です。ホント、タカチャンは全国ほとんど行かれていますね。

また今度、ご一緒させてくださいね。楽しみにしています。
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