

国際シンポ「瀬戸内海 未来から見た風景」は内容豊かで学びが多かった
午後からは、ルネスホールで開催された「みんなが参加して考える国際シンポジウム『瀬戸内海 未来から見た風景』」に参加した。
奈良県立万葉文化館長の中西進氏、前アマルフィ歴史文化センター所長のジュセッペ・ガルガーノ氏、法政大学教授の陣内秀信氏、そして直島福武美術館財団理事長の福武總一郎氏の四氏が出席された。第一部では四人が各々「瀬戸内海と地中海をテーマにした基調講演」をされた。そして第二部では、四氏によるパネルディスカッションで、セッション1[瀬戸内海の魅力と文化]、セッション2[瀬戸内海の活かし方、地中海の活かした方]、セッション3[考え方の基本は、あるものを活かして、ないものを創る]、セッション4[未来から見た風景]を語り合われた。
とても内容豊かで、テーマに掲げられているように、様々なことを考えさせられ、様々な気づきがあった。改めて瀬戸内海の魅力を見つめ、かつ来年7月19日にオープンする瀬戸内の島々を舞台とした「瀬戸内国際芸術祭」への期待が膨らんだ。
それにしても、こうした催しへの女性の参加の少なさが気になる。会場は、背広姿の男性がズラリで、男性トイレに長蛇の列が出来ている。日頃、舞台公演などでは、市民会館の一階の男性用のトイレが女性用に変えるくらいに女性が多いのを見慣れている身にはいささか奇異に感じた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます