徳永進先生のご講演を聞いた後に読んだ『いのちの砂時計』に感銘を受けた
共同通信社社会部『いのちの砂時計』(2008年6月、日本評論社刊)を読んだ。つい先日、済生会総合病院での「緩和ケア」のお話しや、ホスピス・ケアの有床診療所である「野の花診療所」の徳永進先生のご講演を聞いており、「終末期医療」について考えていたので、この本を読んでみたいと思った次第だ。
私は「苦しんで死ぬ」ことへの恐怖があり、生かすだけの治療は絶対にして欲しくない。
そんな「延命治療」について、『いのちの砂時計』の本の中で、「延命治療の中止」について、1995年の横浜地裁の判決が紹介されている。それによると、①治る見込みがなく、死が避けられない末期状態であること、②家族による推定も含めた患者本人の意志、③死期の切迫の程度などを考慮した医学的適正さ -の三要件があれば許容されるそうだ。「延命治療をしないこと」を、紙に書いておこうと考えている。
ともあれ、「穢れて(けがれて)汚れて(よごれて)間違った人生」だが、「死ぬ」までは、「頑張って生きたい」と考えている。
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