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地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

「老いの風景」

2013年03月16日 | 読書

 

写真家・山本宗補が捉えた「日本列島 老いの風景」に、ひととき心を寄せた

 今日の日中はとても暖かかった。東京では桜の開花宣言、ナント昭和28年に桜の観測を始めて最速(二度目)だそうだ。今からこんなに暖かくなったら、今年の夏はまたまた厳しい酷暑となるのではと、もう心配となる。

 さて、過日読んだ『山本宗補フォトルポルタージュ 鎮魂と抗い』(彩流社刊)流れで、山本宗補写真集『また、あした 日本列島 老いの風景』(2006年、株式会社アートン刊)を、図書館で借りて魅せてもらった。この本の写真の中にも、沢山の抗う生き様の方々も登場していて、写真家・山本宗補の変わらぬ姿勢が見えた。私の今年の一つの目標としている「抗って生きる」は貫けているだろうかと、自問自答もしてみた。

 ところで、この本の後書きに、写真でも登場する50歳代で全盲となった宮嶋眞一郎さんの「老いるとは、余計なゴミやホコリを捨て、邪気をなくすこと」と言う言葉を紹介されている。なるほどと頷いた。

 「老いゆくプロセスは死への助走(序奏といってもよい)である。そのとき、人の誕生のときに助産師が必要なように、老いから死へ向かう陣痛とも言える時間に寄り添う人の力が必要となる。『助死師』と呼ぶ人もいた。それらの物語は、一時流行った『老人力』なるレトリックに粉飾されるものではなく、家族力、地域力ともいうべきものが回復されるべき時代であることを私に予感させた」との須田治『こんな死に方してみたい』からの文章を、写真集に引用して紹介もしている。早速私は、この須田治さんの著書を、図書館の予約カードに書き込んだ。いつもの「本の連鎖」だ。

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確認し合った

2013年03月16日 | 身辺雑記

 

お互いに老いを感じつつ、それでも元気に動き回れる喜びを友人と確認し合った

 昨日は若い頃から親交をいただいている友人と、ニニキネアワーでひととき語り合った。各々が用意して、会う所用もあった。私は出がけにそのことを思い出し、迷惑をかけることはなかった。一方友人は二つのお願いの内、一つ失念していたようだ。途中までそのことを気にしていたが、肝心の所で忘れてしまったとのことだ。お互い、「あるある」と言いながら次回とした。

 それにしても、友人はガンの手術などしたものの、今も元気に動き回っている。私が歯が健康で、歯医者さんからお褒めの言葉をいただいた話をすると、友人はまだ現役の頃に、ある歯医者さんで定期に診察を受けていたが相当に悪化し、他の歯科医院で約250万もの治療費を必要としたことなどを聞かせてもらった。

 そんなことを話ながらも、お互いにまだ元気で動き回れている喜びを確認し合った。そして同時に、もう少しだけ現役気分で頑張って行こうと励まし合った。そんな語らいの中では食べるニニキネのケーキはとても美味しかった。(ケーキのプレートの向きを変えてしまった。乞う、お許しを)

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